2016-04-10 (Sun)

1874年のヴィルヘルム
ヴィルヘルム2世(Wilhelm II., 1859年1月27日 - 1941年6月4日)は、第9代プロイセン王国国王・第3代ドイツ帝国皇帝(在位:1888年6月15日 - 1918年11月28日)。全名はフリードリヒ・ヴィルヘルム・ヴィクトル・アルベルト・フォン・プロイセン(Friedrich Wilhelm Viktor Albert von Preußen)。
プロイセン王子フリードリヒ(フリードリヒ3世)とイギリス王女ヴィクトリアの長男としてベルリンに生まれる。1888年に祖父ヴィルヘルム1世、父フリードリヒ3世が相次いで死去したことにより29歳でドイツ皇帝・プロイセン王に即位した。祖父の治世において長きにわたり宰相を務めたオットー・フォン・ビスマルク侯爵を辞職させて親政を開始し、治世前期には労働者保護など社会政策に力を入れ、社会主義者鎮圧法も延長させずに廃止した。
外交では一貫して帝国主義政策を推進し、海軍力を増強して新たな植民地の獲得を狙ったが、イギリスやフランス、ロシアなど他の帝国主義国と対立を深め、最終的に第一次世界大戦を招いた。



戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 シンガポールは東南アジアの要衝の地である。

南シナ海からマラッカ海峡を経てインド洋に至る航路がここを通る。イギリス帝国がアジア侵略の拠点として守りを固めていたが、…日本軍があっという間に占領して世界を驚かせた。

こちらもご参照♥
↓
☆アラビア人→ポルトガル人→オランダ人→イギリス人→アメリカ人 これって、な~んだ
いまこのシンガポールのチャンギには【アメリカ海軍の基地】ができて、【第七艦隊】が【横須賀と並ぶ重要な拠点】として使っている。…

Singapore and United States warships at Changi Naval Base in 2015
最新の国防総省の情報によると、【アメリカ海軍は中国沿岸に、数多くの最新鋭の機雷とソナーブイを密かに配備】し、有事の際に【中国の軍艦や沿岸の基地を攻撃する態勢】をとっている。

アメリカ海軍最高司令官のグリナート大将は対潜水艦作戦の専門家で、私にこう言ったことがあった。
「優秀なプラットフォームを進出させ、長いリーチの対潜水艦ネットワークをつくりあげて【中国海軍を監視】し、有事の際の【攻撃に備え】ておく必要がある」


グリナート最高司令官が指摘している優秀なプラットフォームとは、アメリカ海軍の【最新鋭のロサンゼルス型原子力攻撃潜水艦】や、【長距離の対潜水艦警戒機P8】、そして海底深くに設置されている【特殊機雷】などである。…


「アメリカ海軍は優秀な対潜水艦作戦をとり、長距離警戒ネットワークを設置して、【中国海軍を抑え込むことに成功】した」
アナポリスにあるアメリカ海軍研究所の文書がこう指摘しているが、最新鋭技術を駆使したアメリカの作戦によって、【西太平洋における中国の軍事行動は完全に封じ込められてしまった】。

【中国海軍】は21世紀に入って多数の艦艇を建造し、ベトナム、マレーシア、ブルネイ、フィリピンなどが南シナ海に領有する島々の石油をはじめ地下資源を奪うために【侵略行動を開始】した。

☆南シナ海の軍事拠点化に反対=G7外相、声明で中国けん制へ
中国は南シナ海だけでなく東シナ海でも石油資源を求めて【侵略行動を始めた】。日本の【尖閣諸島に対する各種の不法行為はその一例】である。

こうした中国に対抗して日本は、安倍首相のもと、集団的自衛権の限定行使やアメリカとの新しい防衛ガイダンスの作成などに乗り出したが、東南アジアの国々もこれまでにない軍事力の増強を開始した。

ベトナムはロシアから最新鋭のキロ級潜水艦6隻を購入したが、これは、中国海軍が石油資源の豊かなトンキン湾へ侵入するのを防止するためのものである。シンガポールはフランスなどから100機の新鋭航空機を購入し、中国の不法行為に対抗している。


☆トンキン湾で中国船を拿捕、領海侵入の疑い
アメリカをはじめ日本、それに東南アジアの国々が反撃の態勢をとるようになった結果、【中国の潜水艦は中国沿岸に戻り、小型艦艇も中国の基地にへばりつくほかなくなってしまった】。

☆海自潜水艦など3隻、フィリピンに寄港 南シナ海の係争海域近く

☆海自大型護衛艦、南シナ海航行へ
中国海軍は旧ソビエトが25年以上前に建造した古い空母を購入して改造し「遼寧」と命名して、試験航海に送り出したが、【南シナ海を一回りしただけでエンジンの主軸が折れてしまった】。


空母風・海上建造物「遼寧」
中国の技術では補修することができず、鳴り物入りで宣伝したこの空母は、使いものにならなくなってしまった。』

いかがでしょうか?
御覧のとおり、実は、中国海軍は完全に封じ込められてしまっていて、通常戦力による拡張路線は、事実上すでに頓挫しています♥つまり、中国の負けです♥

こちらもご参照♥
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☆ダイヤモンドだね~♪
このことは、中国海軍も当然理解していますが、引くに引けなくて(メンツの問題)、チョッカイを出しているのが現状の中国海軍です♥
問題は、通常戦力で勝てなくなったことで、本気で「核兵器」を使おうと考え始めている点です。これは、北朝鮮もまったく同じです♥
すでに、2月14日付の当ブログで申し上げておりますとおり、今年に入ってから、世界では「ルールが変わった」というコンセンサスが出来ています♥
詳しくはこちらをご参照♥
↓
☆イスラエルにある「キブツ」ってなに? ~ 日本人とは正反対な、あの民族
いよいよ、キリスト教勢力も動き出しました♥ そして、狙われているのが、中国と朝鮮なんです♥
詳しくはこちらをご参照♥
↓
☆世界ですすむ「脱キリスト教」 ~ 日本人にはフィクションにしか見えない「キリスト教」
私たち日本は、如何にして中国や北朝鮮に「核兵器」を使わせないようにするか、諸外国と協調しながら追い込んでいかないといけませんね♥
こんなことをやっている暇は、私たち日本人にはありません♥
↓

ここで、連日に渡り、長々とご説明させて頂いておりますが、その理由は、実は現在の東アジアの状況が、大東亜戦争前の状況に似ていると思われるからです♥
ということで、昨日の続きに入ります♥
私たち日本が戦った中華民国の蒋介石のスポンサーだった孔子の子孫・孔祥煕と並ぶヒトラー。

この組み合わせは、どういうことなんでしょうか?

私たち日本人は、戦後の教育で、「第二次世界大戦」あるいは「太平洋戦争」という意味不明な言葉で表現された戦争において、ファシズム国家だった、「ヒトラーのドイツ」や「ムッソリーニのイタリア」と手を組み、アジアの国々を侵略し、「民主主義」の連合軍と戦い、そして敗戦、ようやく戦前の体制が崩壊し、「民主主義国家」としての道を歩み始めた、と教え込まれています♥
さて、本当でしょうか?

それでは、ご一緒に見て参りましょう♥
1889年(明治22年)、大日本帝国憲法が発布され、大日本帝国が誕生しました♥
19世紀末、今から約130年前、この頃の世界の大国は、イギリス、ロシア、ドイツ帝国、オーストリア、フランスです♥
そして、私たち日本を中心に考えて、この時代の関係を現しますと、このようになります。
大日本帝国 VS ロシア、清(眠れる獅子)
ここで、ご注意頂きたいのは、当時の支那に存在した「清」という国は、決して大国ではありませんでした♥ ヨーロッパのキリスト教・侵略国家から、「眠れる獅子」と勘違いされていただけです♥ 私たちの日本との関係上、見逃せないため、ここに記載したまでですので、呉呉もご注意ください♥
昨日も申しあげましたとおり、一向に国家をまとめられなかったぐだぐだな朝鮮が、後の日清戦争、日露戦争を引き起こす原因となりました♥ 朝鮮のせいで、私たち日本は「戦争」をしなければならなくなったんです♥
1894年、朝鮮で、農民が反乱を起こします。つまり、百姓一揆です♥ ただの百姓一揆です♥
しかし、韓国の教科書では現在、この百姓一揆が、「外国の侵略に立ち上がった」朝鮮民族の栄光として語られています♥
詳しくはこちらをご参照♥
↓
☆儒教圏における歴史記述の得意技 ~ 通州事件
この百姓一揆のことを、「東学党の乱」または「甲午農民戦争」といいます♥ この百姓一揆を、李氏朝鮮という国は、自国のみで鎮圧できませんでした♥
で、私たちの日本と清が鎮圧へと動きます。当時、半島にいた日本人の生命を保護するために当然のことでした♥
このときの朝鮮の対応のまずさで、私たち日本と清が戦争へと突入し、たったの9ヶ月で、私たちの日本が清に勝利します♥ ヨーロッパキリスト教・侵略国家から「眠れる獅子」と勘違いされていた清が、「眠れる豚」になりました♥

朝鮮人兵士と中国人捕虜
この日清戦争(1894-1895)の勝利により、私たちの日本は多額の賠償金とともに、台湾そして遼東半島を領有することになりました♥ 19世紀末、今から約120年前のお話です。
この頃の世界の大国は、イギリス、ロシア、ドイツ帝国、オーストリア、フランスです♥
そして、私たち日本を中心に考えて、この時代の関係を現しますと、このようになります。
大日本帝国(明治時代) VS ロシア、ドイツ帝国、フランス
ここで、私たち日本に敵対する国として、「ドイツ帝国」が初めて出てきました。
いわゆる「三国干渉」をドイツ帝国が主導し、ドイツ帝国、ロシア、フランスの圧力により、私たち日本は、正式に割譲を受けた遼東半島を清に返還させられます。

詳しくはこちらもご参照♥
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☆ロシアとドイツとフランスが。。。♥
ここで、当時のヨーロッパへと再び目を転じてみます♥
この時代を通じて、イギリスに君臨したのがヴィクトリア女王(在位:1837年-1901年)でした♥

ヴィクトリア女王
初代インド女帝でもあったヴィクトリア女王は、まさに世界各地を植民地化・半植民地化して繁栄を極めたイギリス帝国を象徴する女王で、歴代イギリス国王の中では、現女王のエリザベス2世に次ぐ長さです。
ちなみに、このヴィクトリア女王は、ほぼドイツ人で、夫もドイツ人のアルブレヒト(英:アルバート)です♥

アルバート(1860年撮影)
以下は、Wikipediaからの抜粋です。
「 ハノーヴァー朝の国王は全て、王族もほとんどがドイツ人の妃を娶っており、ヴィクトリアの母ヴィクトリアも、父方の祖母シャーロットもドイツ人であった。これは、当時のイギリス王家であったハノーヴァー家では(後にサクス=コバーグ=ゴータ家でも)、貴賎結婚が許されていなかったからである。また、イギリス王族は現在でも王位継承法により、カトリック教徒と結婚すれば王位継承権を喪失する。そのため王族の結婚相手は、王位継承法の制約によりプロテスタントであることが求められた。また、ハノーヴァー家の家法により、結婚相手は、王家または公家の殿下の称を有する人物に限られていた。」
余談ですが、このほぼドイツ人のイギリス帝国女王は、ユダヤ人に対する爵位・ナイト爵の授与も始めたりなんかもています♥

ユダヤ人の首相ディズレーリをビーコンズフィールド伯爵に叙するヴィクトリア女王
で、その第一子であるヴィクトリア・アデレイド・メアリ・ルイーズが、ドイツ帝国ヴィルヘルム1世の子、フリードリヒ3世のもとに嫁ぎます♥

ヴィクトリア・アデレイド・メアリ・ルイーズ

ヴィルヘルム1世

フリードリヒ3世
ヴィルヘルム1世は、ビスマルクを首相にして、ドイツ帝国を成立させ、その初代ドイツ皇帝になった人物です♥

オットー・フォン・ビスマルク
ところが、その子であるフリードリヒ3世(ヴィクトリア・アデレイド・メアリ・ルイーズの夫)は、ヴィルヘルム1世とビスマルクには疎んじられていました♥
やがて、ヴィルヘルム1世が死去し、その子・フリードリヒ3世がドイツ皇帝になります(1888年)が、すでに癌を患っていて、わずか99日で死去してしまいます。
このとき、イギリス帝国女王は、娘婿の見舞いに訪れます♥
以下は、Wikipediaからの抜粋です。
「 ヴィクトリアはフリードリヒ3世のお見舞いも兼ねてイタリア、オーストリア、ドイツ歴訪の外遊に出た。
ドイツに到着すると宰相オットー・フォン・ビスマルクを引見した。ヴィクトリアはビスマルクが噂に聞くより紳士的であったことに驚いたという。ビスマルクはオーストリアがロシアに攻撃されたらドイツはオーストリアを助けねばならない。ロシアはフランスと組むであろうから、そうなるとイギリスが重要になってくると述べた。これに対してヴィクトリアはフランスは政権が不安定なので早々戦争には乗り出さないだろうと無難に返事をした。またヴィクトリアはヴィッキー(ヴィクトリア・アデレイド・メアリ・ルイーズ)とフリッツ(フリードリヒ3世)を支えてほしいと依頼した。ビスマルクは自由主義者のこの二人を全く信用していなかったが、その場の口先ではもちろんですと返答した。フリッツとヴィッキーの長男である皇太子ヴィルヘルム(愛称ウィリー)についても話が及び、ヴィクトリアは「ウィリーは未熟であり、イングランド以外にも外遊させて見聞を広げさせるべきではないか」と述べたが、ビスマルクは「殿下はまだ文政をご存じでないですが、もともと頭の良い方なので水の中で放っておいて差し上げればすぐにも泳げるようになりましょう」と回答した。
ついでフリードリヒ3世に面会したが、彼はすでに死にかけの状態でしゃべることはできなかった。ヴィクトリアは彼に接吻し、回復したら是非イングランドへ訪問をと要請した。また駅まで出迎えに出たヴィッキーを慰めた。ヴィクトリアは日記に「ゆっくりと駅を離れる汽車の窓越しに顔をくしゃくしゃにしたヴィッキーを見ながら、私はあの子を待ち受ける恐ろしい運命を思ってぞっとした。哀れな我が子よ。貴女の苦難を少しでも軽くするためなら私はどんなことを厭いません。」と書いている」
さて、このあとドイツ皇帝に就いたのが、弱冠29歳だったヴィルヘルム2世(在位:1888年-1918年)です♥ ヴィクトリア・アデレイド・メアリ・ルイーズの子、イギリス帝国女王の孫になります。

ヴィルヘルム2世
この狂人、ヴィルヘルム2世こそ、20世紀の最初の大戦争を引き起こす人物となります♥ ちなみに、現代の狂人の一人、金正恩も29歳で最高指導者になっていますが、恐ろしい偶然ですね♥

金正恩
イギリス帝国女王の孫にして、ドイツ帝国の皇帝となったヴィルヘルム2世は、まさに当時の金正恩でした♥
続きは次回に♥
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