2016-03-22 (Tue)

ユダヤ暦(ユダヤれき、ヘブライ語: הלוח העברי、英語: Hebrew calendar)は、ユダヤ人の間で使われている暦法である。
ユダヤ紀元
創世紀元(そうせいきげん)、宇宙創世紀元(うちゅうそうせいきげん)、あるいはユダヤ紀元(ユダヤきげん)は、ユダヤ教において神が世界を創世した日とされる西暦換算で紀元前3761年10月7日を紀元とする紀年法である。
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 「自然道」とでも呼ぶしかないような思想を日本人が身に付けてきた背景としては、日本の自然のあり方の影響が大きいと思います。

世界の四大文明というのは、豊かな自然があろうとなかろうと、場合によっては荒野にでさえともかく城壁を廻らせ、上下水道の設備を作って水が通うようにした都市での人間の営み、文化をいうのです。ですから、【自然が作ったのではなく、わざと人工的に作ったものを西欧では「文明」と呼ぶ】のです。

ところが、【日本人には長い間、人工的な都市を作る必要がありませんでした】。自然を探求しながら自然に従って暮らしていれば、【一人でも生きることができた】からです。

国土は海に囲まれ、70%を山や木が占めているため、水も、魚など海の幸も、木の実など山の恵みも豊富、外敵の脅威もなく、「万里の長城」を築かなくてもよかった日本では、せいぜい、イノシシやシカなどと棲み分けるための柵が作られていた程度。平和で、最低限の労働だけで自然とともに生きることができた【縄文時代】が15000年も続いたのです。


弥生時代になって稲作をするようになっても、やはり、自然にどうやって従うか、ということから日本人が生きる規律を学んでいたのは同じだったでしょう。加えて、農業をすることによって、自然に従いながらも自然を変えていく、という視点が新たに生まれたのです。
農地を皆で耕す作業が必要になって、人との関係ができるのです。【お互いに助け合わなければ生きられなくなった】わけです。そこで共同体の営みを円滑にするための感情が生まれるのです。

その最も象徴的なものが「他人(ひと)に迷惑をかけない」だと思います。本来は一人で生きられるという前提がないと、このような感情は出てこないというのが私の考えです。
一人でも生きることができていた時代が長く続いたことの証(あかし)としてDNAに刻まれている感情なのだと思います。大昔に、日本が採集狩猟経済から稲作農耕経済に変わったことの名残なのです。
採集狩猟経済では、身の周りにあるものを採ってくるだけでよいのですから一人でも生きられます。家族とさえ生きればよかった。そこに農耕経済がやってくると、土地を皆で耕すことが必要になって人との関係ができる。共同作業の単位として家族関係が重要になり、住む土地も定着するので、相互関係が安定して出てくるのです。
家族で生きていられたのに、他人に助けてもらわなければ生きられなくなってしまったために、「他人様に迷惑をかけている」という感情が「他人(ひと)に迷惑をかけない」という態度に反映しているのだと私は見ています。薄れたとはいえ、私たち現代日本人にもこの「縄文の記憶」は染み付いているのです。』

いかがでしょうか?
日本人が築き上げた現存する世界最古の文明は、自然とともに、自然に囲まれた文明です♥
ところが、世界の多くの人々が「文明」だとしているモノは、人工的に作り出されたモノなんです♥
「 紀元前3000年前後に、ユーラシア大陸に生まれた古代文明は、「世界の四大文明」とよばれます。メソポタミア文明、エジプト文明、インダス文明、中国(黄河)文明です。この「四大文明」というのは、実は世界でも必ずしも有名な学説ではないのですが、なぜか日本ではよく知られています。それぞれ、大河の流域に誕生した文明です。…
この四大文明も、自然が過酷であることから、道路や運河、潅漑施設をつくることで村落を形成していく、そのことが文明をつくり出す一つの大きな要素になっていることは明らかです。一方、日本は、自然環境に恵まれているため、大規模なものを人工的につくる必要がありません。
こうした日本のような文化の形を、私は「自然の中の文化」とよびます。一方、ヨーロッパやユーラシア大陸の文化の形を「自然の外の文化」ということができると思います。「自然の中の文化」の場合は、自然の豊かさをそのまま活用しているので、人工的な文明をつくり出す必要はなかったのです。
1992年、青森県で三内丸山遺跡が発掘されました。これは紀元前5500年頃から紀元前4500年頃にかけて栄えた縄文時代の集落跡です。狩猟、採集経済が行われ、樹木でつくられた集会場、神殿があったと考えられます。また、祖先の墓が集落の中にありました。
縄文時代というと、世界の四大文明に比べて遅れたもの、劣ったものと思い込んでいる人が多いのですが、そのようなことはありません。自然を活用して、自然の中で生きることができたわけで、都市をつくる必要もなかったのです。戦争がないので、城壁を築く必要もありませんでした。日本は縄文、弥生の時代に、戦争というものをあまり意識していません。動物が侵入するのを防ぐための柵をつくっているぐらいです。…」

三内丸山遺跡 全景
「 インドでは、紀元前2300年頃からインダス川流域でインダス文明が成立したといわれています。…ところが、流域の樹木が乱伐されたことにより、洪水がおきるようになって、紀元前1800年頃に衰亡してしまうのです。樹木の乱伐が原因であったということに、都市国家というものが、自然と調和する文化ではなく、自然を破壊する文化であったことを認識しなければなりません。ですから、四大文明は、一方で自然を破壊していたということを認識したうえで、従来の文明観の誤りを修正すべきなのです。
また、黄河流域では、紀元前5000年頃から紀元前2000年頃に黄河文明が形成されたといわれています。黄土をつき固めた、土壁で囲まれた都市と集落ができました。城壁文化を築いたのです。のちの万里の長城もその延長戦上に生まれたものといえます。しかし、こうして生まれた巨大な城壁が、文明の高さを示す指標になるかというと、むしろある種の野蛮さを肯定する文化であったともいえるのです。その後の中国の歴史を見ても、文明の破壊と構築が繰り返されていることがわかるわけで、そこには常に暴力性というものがつきまとっていたといえます。それが中国の文明の特徴でもあるといえるのです。
このように見てくると、戦争というものが、インドや中国といったアジアにおいても常態化していたということを、世界史を見る視点として備えておかねばならないのだと思います。つまり、文明の発達そのものの中に、野蛮さや暴力性があるということです。それが世界の四大文明を形づくる基本であったということです。…」
詳しくはこちらをご参照♥
↓
☆世界の人は、「四大文明」なんて知りません ~ 優れた縄文文明
このように、自然と調和する文化を育み続けてきた私たち日本人と、自然を破壊する文化として都市国家を形成してきた世界の多くの人々との間には、決定的な違いがあります♥
現在でも、多くの都市が壁に囲まれているのが、世界では当たり前ですが、私たちの日本では、そんな都市は存在していません♥
もっと分かりやすい例を挙げますと、閉じられていない「入口」が当たり前な、日本の神社があります♥
「 小泉八雲ことラフカディオ・ハーンの文…鳥居のことをこれほど美しく説明した文は、ほかにはないだろう…
「以前に見た寺の門とは趣は違うが、堂々と立っている。驚いたことに、どの輪郭もすっきりしていて、彫刻も彩色も文字もない。しかしながら、不思議な荘厳さがある。得体の知れない美しさがあった。それは鳥居だった。(略)
しかし、これだけでは鳥居の外観、その威厳、門としての神々しい形姿について、正確に伝えたことにはならない。壮大な鳥居を初めて見た人は、もしかしたら、空に向かってそびえ立つ、美しい漢字の巨大な模型を見た、と想像するかもしれない。鳥居の持つすべての線に、生き生きとした表意文字の品格があり、書の大家が四回筆を揮(ふる)って書いたような、大胆な角度と曲線を感じさせるからである」 (「東洋の第一日目」池田雅之訳)
われわれはともすれば形式や細部に目を奪われて見損なってしまうが、鳥居の美はシンプルだが力強いその造形にあるということを気づかせてくれる文だ。こうした鳥居の美は、神社の魅力にも通じるものといえよう。…」

伊勢神宮 内宮
「 鳥居はその存在で内側が聖地であることを表し、厳然とした結界を示しつつも、門のように閉ざすことはない。神社の入口にこれほどふさわしいものはないだろう。」
詳しくはこちらから♥
↓
☆門のように閉ざすことはないもの ~ 都市に「壁」は必要ですか?
それでは、本日の最後に、冒頭でご紹介しているユダヤ暦のお話です♥
ユダヤ人の国家・イスラエルでは、神が宇宙をつくった年をユダヤ紀元としていて、今はユダヤ歴5776年とされています♥

星の創造 : ミケランジェロによるシスティーナ礼拝堂の天井画より
ユダヤ暦でこうなるわけですから、ユダヤ教から派生したキリスト教やイスラム教では、これよりも暦は短くなります。
キリスト教では、イエスが生まれた翌年を紀元として数えていて、それが西暦になります。ただし、これもキリスト教らしいデタラメさなんですが、実はイエスの誕生日が間違っていた事が分かっていて、時すでに遅しで、修正されることなく使用されちゃっています♥
また、イスラム暦(ヒジュラ歴)は、預言者ムハンマドがマッカからマディーナへ聖遷(ヒジュラ)した年を紀元としていて、今はイスラム暦1437年になります♥
一方、私たちの日本では、紀元を神武天皇即位の年(紀元前660年)としていますので、今は皇紀2676年です♥
さて、ここで問題です♥

ユダヤ教やキリスト教やイスラム教で、全知全能の神が、この宇宙を創造したとされる今からおよそ5800年前、私たちの日本は、どういう状態にあったんでしょうか?
ユダヤ教徒でもない、キリスト教とでもない、イスラム教徒でもない、私たち日本人は、やはり全知全能なる神から無視され、その国土すらなかったのではないでしょうか?もちろん、日本人の祖先である「ヒト」も、全知全能の神は造られていなかったのではないでしょうか?

実は、すでにその頃、私たちの日本には、高度な建築技術が存在していて、いまで例えるなら、五階建てのマンションぐらいの建物を造っていました♥ もちろん、全知全能の神が造ったのではなく、私たちの祖先である「人間」が造ったんです♥

それを示す“物的証拠”が、青森県にある『三内丸山遺跡』です♥

三内丸山遺跡 全景
「 私は『新しい歴史教科書』の市販本によって、三内丸山遺跡の存在を、はっきりと認識した。
その年代は、「今から5500年前から4000年前ごろまでの約1500年」と、書かれている。さらっと書かれているが、このことは日本文明の起源が世界史から見ても、とんでもないものであることを意味している。
ユダヤ教にとって唯一の聖書(トラ)は、キリスト教にとっての旧約聖書だが、そこに描かれていた歴史は、およそ6000年と言われる。
2015年10月が、イスラエル国家が公式の暦としているユダヤ暦の5776年の新年に当たった。ユダヤ暦のゼロ年は、全能の神がこの宇宙を6日をついやして、創造された時から始まっている。もちろん、神話であるが、ユダヤ教によれば、この宇宙が誕生してから、5776歳でしかないのだ。
ところが、三内丸山遺跡は聖書時代のはじまりのころに、五階建てマンションと同じ高さの建物を、建築していた。まさに「文明」である。古代の日本文明が建てた「バベルの塔」ならぬ、「アオモリの塔」なのだ。遺跡という物的証拠が、証明している。」
詳しくはこちらから♥
↓
☆日本にあった「バベルの塔」 ~ 三内丸山遺跡のスゴイところ
これだけではありません♥ 日本には、まだまだ沢山の遺跡や遺物が発見されています♥
なかでも、「ヒスイの加工品」がたくさん発見されているのは驚異的なことなんです♥ 下の写真は、三内丸山遺跡で出土したヒスイの大珠です♥

三内丸山遺跡出土 ヒスイの大珠
また、推定約6000年前のものとみられる世界最古の「ヒスイの大珠」も発見されています♥

天神遺跡出土 ヒスイの大珠 (山梨県北杜市大泉町)
約6000年前、つまり全知全能の神が宇宙を造ったとされている頃ですが、すでに私たち日本人の祖先は、ヒスイに穴をあける加工までやってのけちゃっています♥
「 ヒスイは、鋼鉄よりも硬い。加工に高い技術が求められる。世界史のなかで、古代にマヤ文明と日本文明だけが、ヒスイの加工技術を持っていたといわれる。ヒスイの加工品は、三内丸山遺跡のほかにも、日本各地の遺跡から出土している。そのなかの一つである「ヒスイの大珠」は、驚くべきことに推定約6000年前のもので、世界最古の例となっている。日本は太古の昔から、高度な文明の技術を持っていた。」
詳しくはこちらから♥
↓
☆悠久の日本 ~ 西洋人なら笑いとばしたくなる話
これが、自然とともに生きてきた、私たち日本人が築き上げた現存する世界最古の文明の姿なんです♥

続きは次回に♥
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