2016-03-19 (Sat)

M Gottlieb画 シナゴーグで祈るユダヤ人(1878年)
ユダヤ人(ヘブライ語: יהודים、英語: Jews, Jewish people、ラジノ語: Djudios、イディッシュ語: ייִדן)は、ユダヤ教の信者(宗教集団)、あるいはユダヤ人を親に持つ者(血統)によって構成される民族集団である。ヨーロッパでは19世紀中頃まで主として前者の捉え方がなされていたが、近代的国民国家が成立してからは後者の捉え方が広まった。ハラーハーでは、ユダヤ人の母親から生まれた者、あるいは正式な手続きを経てユダヤ教に入信した者がユダヤ人であると規定されている。
2010年現在の調査では、全世界に1340万を超えるユダヤ人が存在する。民族独自の国家としてイスラエルがあるほか、各国に移民が生活している。
古代イスラエル人またはユダヤ人はヘブライ人とも称される。日本においては第二次世界大戦中までは「セム人」と称されることが多かったが、現在は「ユダヤ人」という呼称がほぼ一貫して使用されている。
ユダヤ人はディアスポラ以降、世界各地で共同体を形成し、固有の宗教や歴史を有する少数派のエスニック集団として定着した。しかし、それらを総体的に歴史と文化を共有する一つの民族として分類することはできない。言語の面をみても、イディッシュ語の話者もいればラディーノ語の話者もいる。歴史的にはユダヤ人とはユダヤ教徒のことであったが、現状では国籍、言語、人種の枠を超えた、一つの尺度だけでは定義しえない文化的集団としか言いようのないものとなっている。

ユダヤ人の分布(国別のユダヤ人分布および各国総人口に占めるユダヤ人の比率)
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 [宮崎] ところで、【ドイツにはユダヤ人を迫害した歴史】があり、今でもユダヤ人に対しては繊細な問題が残っているのではないかと思います。今のドイツにもユダヤ人はけっこういると思うんですが、どうですか。

全権委任法成立後に演説を行うヒトラー(1933年3月)
[川口] 私はシュトゥットガルトというドイツで6番目に大きい都市に住んでいますけど、人口が60万弱で、ユダヤ系は3千人くらいらしい。皆、ドイツ国籍なのでよくわからないのです。ユダヤ系が一番多いのはベルリンですが、1万人くらいではないかと思います。
[宮崎] ユダヤ人はかなりいますよね。でも、ドイツ人に聞くとみんなユダヤ人の知り合いがいないと答えます。

[川口] 私は個人的に知っているユダヤ人は一人しかいません。音楽家です。周りの人に聞いても、ユダヤ人の知り合いはいないという人がほとんどですよ。もっとも、本人が自分で言わない限りわかりませんから、ユダヤ人だと知らずにつきあっていることはあるかもしれません。

[宮崎] ユダヤ人が自分で名乗らない限り、ユダヤ人だとわかりませんか?
[川口] わからないです。ドイツ国籍だし、ドイツ語を話しているし、ドイツ人との区別はつきません。ユダヤ教会に通っているというようなわかりやすい特徴があれば別ですが。…

[宮崎] 日本人はユダヤ人を差別するどころか、ユダヤ人ほど頭がいい人種はいないと思って尊敬している人も多い。「ユダヤの知恵を盗め」とか「ユダヤの…」と付けた本は日本ではベストセラーになるくらいです。
[川口] そうですね。日本では、ユダヤに学ぶお金の儲け方とかが多いですね。
[宮崎] ユダヤ人が自分で名乗らないのは、ドイツ人の中にユダヤに対する潜在的な差別意識があるということですか。
[川口] そこらへんは私にもわかりません。先日、EU全体で数千人規模のユダヤ人にインタビューをした結果が発表されたんですが、【ユダヤ人は自分たちが日常生活の中で差別されているという認識を持っている】という結果が出てきました。

【いつ暴行されるかと、ビクビクしている】というのです。それを見て、とても意外に感じました。

私は、東欧と違って、ドイツでユダヤ人差別はないと思っていたのです。
現在、イスラエルの行っている政治を悪く思っている人は多くいますので、それについてはよく話題になる。でも、それは政治談義であって、日常生活でユダヤ人を差別するような発言には、私は出会ったことがありません。60代以下の人は戦後の教育で「ホロコーストは悪である」ということを徹底的に教育されていますし。
そもそもたいていの人はユダヤ人の知り合いがいないから、【ユダヤ人というのがどういう人たちかわからない】はずです。

今の【ドイツの若い人たちは、ユダヤ人に対して関心すら持っていない】。

【それなのに、ユダヤ人のほうが差別を受けていると感じている】。…

先日、医者の友達から聞いた話ですが、昔の勤務先にユダヤ人の医者がいた。【ごく普通に間違いを指摘しても、本人がそれをユダヤ差別と取る】ことが多く、【皆が自然に距離を置く】ようになってしまったと。

この話を聞いただけでも、問題の根深さがよくわかります。』

いかがでしょうか?
「たいていの人は、ユダヤ人というのがどういう人たちかわからない」し、
「ユダヤ人が自分で名乗らない限り、ユダヤ人だとわからない」し、
しかも、
「ドイツの若者は、ユダヤ人に関心すら持っていない」にもかかわらず、
何故か、
「ユダヤ人のほうが差別を受けていると感じている」。。。
これが、問題をややこしくしている根っこなんです♥
つまり、ユダヤ人そのものに問題が起因している、ということです♥

以下、こちらから、引用させて頂きますが、
↓
☆急増 ヨーロッパを脱出するユダヤ人
昨年、ヨーロッパで、ユダヤ人に対する差別や襲撃事件が生じている、という報道がなされていました♥


同様に、移民や難民の流入によって、おびただしい数の女性への性的暴行事件も生じています♥


詳しくはこちらから♥
↓
☆「短時間労働+高給」で、幸せになれるでしょうか ~ ドイツの豹変
危険を感じたユダヤ人は、イスラエルへ“脱出”しているそうです♥


ですが、もともと自分たちの国に住んでいる女性たちが、移民や難民の流入を国が“受け入れ”を容認した結果、何故か、「性的暴行」の被害を受けてしまう事態になっています♥

こちらの動画でご確認ください♥
↓
☆Girl sexually assaulted by refugees in Cologne, Germany
いずれも、大変困った問題となっているのが、いまのヨーロッパです。
ただし、先ほどのユダヤ人の医者の例にもあるように、実はユダヤ人独特の思い込みが災いをもたらしているのも事実です♥ ハッキリ言って、暴行される女性被害者自身には何の罪もありませんが、差別されるユダヤ人には、その原因がユダヤ人自身にもあるんです♥
ユダヤ人的な思い込みの典型例が、フランクフルト学派のテオドール・アドルノに見ることができます♥

テオドール・アドルノ
先日頂戴いたしましたコメントを、まずここに、ご参考までに載せておきます♥
「 感動いたしました
この本私も読みました。私は今アメリカに住んでおり、フランクフルト左派のアメリカンアカデミズムにおける歴史的影響を大変危惧している一人です。ブログが多くの人に読まれ、啓蒙される人がひとりでも増えることを心から祈念致します。」
それでは、こちらをどうぞ♥
「 さらに第一次世界大戦前後に出た偽書『シオン長老の議定書』が、ユダヤ人による世界制覇の陰謀を伝えるものとして出され、折からロシア革命がその一環であると考えられたりした。ボルシェヴィキの大半がユダヤ人であることがそれを裏づけ、またユダヤ金融資本が莫大な資金を提供していた。そのような反ユダヤ主義のプロパガンダが効を奏し、1933年1月のドイツ、ナチス党の勝利を導く。それにより、フランクフルト大学の社会研究所のユダヤ人学者が亡命を余儀なくされたのである。
それがユダヤ人の西欧における歴史的背景であった。こうした背景が、ユダヤ人に対する白人たちの視線のなかに隠されていたというべきだろう。それが亡命したアドルノの経験の基本にあったに違いない。こうした経験が、ユダヤ人哲学者の思想を形づくる源流としてあったことを考えなければならない。長くなるが、次の文章を引用しておこう。
《 人々はお前をじっと見ている…現実に行われた残虐行為を新聞などで読んで普通の読者の覚える憤慨は、被害者が彼に似ていなければいないほど…小さくなっていく。…社会的に図式化された反ユダヤ主義者たちの知覚の有り様からすれば、ユダヤ人たちはそもそも人間として見られていないかと思われる。未開人や黒人や日本人はけだものじみている、猿そっくりだ、などというのはしょっちゅう耳にする言い草だが、そうした言い草にユダヤ人迫害の謎を解くてがかりが含まれているのだ。… 》
私は、《ユダヤ人たちはそもそも人間として見られていないかと思われる》と書いているのに心がえぐられる思いがした。この感受性は、日本列島のなかで等質の日本人同士で慣れている日本人にはわからない。アドルノはいう。おそらくこれは、アドルノの唯一の日本人について触れた文章である。…アドルノはここで、未開人と黒人、そして日本人は「猿のようなけだもの」と見られていると書き、それがユダヤ人の差別観の「謎を解く鍵」だという。
しかし、アドルノのこの何気ない言葉を、私は別の見方をする。つまり、《未開人、黒人、日本人》は、白人の偏見から外見がそう見えるのであって、外見ではわからないユダヤ人のそれは、長い歴史から生まれた疑い深い視線であると。アドルノの次の文章は、ユダヤ人が動物として殺される理由は、ユダヤ人への特有のものであることを理解しようとしないアドルノのかたくなさを見る。
《 迫害の可能性が決定的になるのは、致命傷を受けた動物の目がじっと人間を見る、その瞬間である。 》
ここでわかるのは、アドルノが《人間として見ていなかったけれどもやっぱり人間にはちがいない存在》であるユダヤ人と、外見から人間として見ていない《未開人、黒人、日本人》との違いである。それを平気で併記するとき、あるレトリックを感じざるを得ない。」
詳しくはこちらをご参照♥
↓
☆ユダヤ人の差別観
少し解説を致しますと、アドルノが言っているのは、こういうことになります。
ユダヤ人が差別を受け、迫害されるのは何故か?
未開人や黒人、そして日本人という外見から動物のように見られている者たちと同様に、ユダヤ人が動物のように差別を受け、迫害されるのは何故か?
ユダヤ人は、差別や迫害を行う白人たちと外見では区別がつかないのに、外見からそれとわかる未開人や黒人、そして日本人と同様に差別を受け、迫害されている。ここに問題を解く鍵がある。
それは、長い歴史から生まれた白人によるユダヤ人への偏見であり、ユダヤ人は白人たちの疑い深い視線にさらされている・・・「(白人の)人々は(ユダヤ人の)お前をじっと見ている」んだと・・・
で、ここからが目茶苦茶なんですが、そんな白人たちは、ユダヤ人を人間として見ていなかったけれども、良く見てみると自分たち白人と外見が似ているから、ちょっと考え、ユダヤ人もやっぱり人間にはちがいない存在だと躊躇する。
けれども、外見が似ているが故に、「ユダヤ人はやっぱり、たかが動物なんだ」と白人たちが思い込むことで、より残虐な迫害へと繋がっていくんだと。
アドルノが間違っているのは、白人がユダヤ人を差別し迫害してきたのは、それはユダヤ人であるからで、ユダヤ人への特有のものだったということを全く認めようとしていない点です♥
それでいて、白人から見て非白人である未開人と黒人、そして日本人に対する差別や迫害と同一であるように解釈し、その中でも外見が白人と変わらないユダヤ人は、似ているが故により激しく差別を受け、迫害されてしまうなどと、トンデモな主張をしている点です♥
こういったヘンテコな思い込みから、社会主義的なヘンテコな考え方を普及させていったのが、アメリカへ亡命したユダヤ人・左翼学者たちでした♥
そして彼らが、私たち日本を、いや世界中を、戦争へと引き込んでいったんです♥
こちらも、併せてご参照ください♥
↓
☆22歳の左翼ユダヤ人女子学生がつくったもの
続きは次回に♥
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