2016-02-19 (Fri)

終戦七十年を迎えるにあたり、先の大戦への道のり、戦後の歩み、二十世紀という時代を、私たちは、心静かに振り返り、その歴史の教訓の中から、未来への知恵を学ばなければならないと考えます。
百年以上前の世界には、西洋諸国を中心とした国々の広大な植民地が、広がっていました。圧倒的な技術優位を背景に、植民地支配の波は、十九世紀、アジアにも押し寄せました。その危機感が、日本にとって、近代化の原動力となったことは、間違いありません。アジアで最初に立憲政治を打ち立て、独立を守り抜きました。日露戦争は、植民地支配のもとにあった、多くのアジアやアフリカの人々を勇気づけました。
世界を巻き込んだ第一次世界大戦を経て、民族自決の動きが広がり、それまでの植民地化にブレーキがかかりました。この戦争は、一千万人もの戦死者を出す、悲惨な戦争でありました。人々は「平和」を強く願い、国際連盟を創設し、不戦条約を生み出しました。戦争自体を違法化する、新たな国際社会の潮流が生まれました。
当初は、日本も足並みを揃えました。しかし、世界恐慌が発生し、欧米諸国が、植民地経済を巻き込んだ、経済のブロック化を進めると、日本経済は大きな打撃を受けました。その中で日本は、孤立感を深め、外交的、経済的な行き詰まりを、力の行使によって解決しようと試みました。国内の政治システムは、その歯止めたりえなかった。こうして、日本は、世界の大勢を見失っていきました。
On the 70th anniversary of the end of the war, we must calmly reflect upon the road to war, the path we have taken since it ended, and the era of the 20th century. We must learn from the lessons of history the wisdom for our future.
More than one hundred years ago, vast colonies possessed mainly by the Western powers stretched out across the world. With their overwhelming supremacy in technology, waves of colonial rule surged toward Asia in the 19th century. There is no doubt that the resultant sense of crisis drove Japan forward to achieve modernization. Japan built a constitutional government earlier than any other nation in Asia. The country preserved its independence throughout. The Japan-Russia War gave encouragement to many people under colonial rule from Asia to Africa.
After World War I, which embroiled the world, the movement for self-determination gained momentum and put brakes on colonization that had been underway. It was a horrible war that claimed as many as ten million lives. With a strong desire for peace stirred in them, people founded the League of Nations and brought forth the General Treaty for Renunciation of War. There emerged in the international community a new tide of outlawing war itself.
At the beginning, Japan, too, kept steps with other nations. However, with the Great Depression setting in and the Western countries launching economic blocs by involving colonial economies, Japan's economy suffered a major blow. In such circumstances, Japan's sense of isolation deepened and it attempted to overcome its diplomatic and economic deadlock through the use of force. Its domestic political system could not serve as a brake to stop such attempts. In this way, Japan lost sight of the overall trends in the world.
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 おかげさまで前作『まだGHQの洗脳に縛られている日本人』(PHP研究所)は、多くの方に読んでいただけました。読者の皆さんの書評や激励のお言葉がとても温かく、もっと勉強して、日本と日本人を応援したいという気持ちを新たにしました。

その一方で私は、ここまで大きな反響があったことに、別の意味で驚きました。この反響の大きさは、それだけ【日本の皆さんの多くが、GHQ(連合国軍総司令部)が命じたプレスコードや、それに基づく徹底的な検閲が存在した事実をまったく知らず、それらがもたらした洗脳効果を、何も意識していなかったことを意味する】からです。…

もう一つ感じたのは、「日本は悪い国だった」という自虐史観を強く植えつけられたらせいで、多くの読者の皆さんが、【日本人としてのプライドや誇りを持つことに、どこか抵抗感があるらしい】ということです。…「自分のことを褒めるのは、みっともない」「自分や自国を悪く言っておくほうが安心する」「外国から文句を言われたら、素直に従う」といったマインドを、多くの現代日本人が無意識のうちに持っていることは、間違いないようです。

しかし、日本人のそのような国民性を十分に理解したうえで、70年前に利用を始めたのがGHQであり、【現在は、複数の大手マスコミや日教組(日本教職員組合)、日弁連(日本弁護士連合会)などの国内反日組織に加えて、中華人民共和国(PRC)や韓国が、その悪用を続けている】のです。

中韓だけでなく、【アメリカや欧州諸国、国連といった国際機関も似たようなことをやっています】。

2015年8月14日、安倍晋三首相が戦後70年の首相談話を発表しました。この談話は極めて未来志向であると同時に、非常にバランスのとれたもので、正直、私の事前の予想を超えた素晴らしい出来栄えでした。

世界中に広大な植民地を領有していた、英国を筆頭とする欧州諸国は、【植民地支配や奴隷制度、戦争など、過去に自分たちの国がやった過ちについて、ほとんど謝っていません】。

ただ、「多くの人たちが苦しんだことを悲しく思います」として終わりにし、将来はどうするのかという話になるだけです。それに比べて【安倍首相の談話は慈愛に満ち、格調高い精神が滲(にじ)み出て素晴らしかった】と思います。…
もちろん、韓国メディアあたりは大変に批判的であり、「謝罪がない」などと騒いでいました。また、欧米メディアの一部も、たとえばロイターやAP通信などが、安倍首相が「謝罪を思いとどまった」「新たな謝罪はなかった」と報じていました。

騒いでいた韓国メディア
【欧米諸国が日本に本当に謝罪して欲しい内容は、「大東亜戦争のせいで欧米諸国が植民地を失う結果になって、ごめんなさい」】だと思うのですが、それを正面からは言えないので、PRCや韓国の側に立った報道を行うのでしょう。しかし、日本はもう何度も謝罪をしたのですから、これ以上する必要はありません。日本はもう、過去の清算を終えたのです。

この第二弾は、前作を通じてGHQの洗脳工作を知り、自虐史観のアホらしさに気づきつつある、あるいはすっかり気づいてしまった日本人の皆さんにお読みいただくために書きました。あまり「天狗」になってもらうのも困るのですが、【皆さんには、いまや日本人は、世界で一番と言っていいほど信頼されていることを知ってほしい】と思います。

たとえば、多くの調査では、世界の旅行者の中で最もマナーが良く、ホテル関係者やツアーコンダクターに人気が高いのは、日本人観光客です。礼儀正しさもそうですが、とにかく部屋をきれいに使うのです。それに比べて、中国人観光客のマナーのひどさは有名で、ホテルの物であれば、もらえる物は全部もらっていくという具合です。…

最近は多くの外国人が日本の魅力に気づきはじめたらしく、2015年の訪日外国人の数は過去最高でした。今年はもっと増えるでしょう。観光客の大半は、日本が大好きになって帰っていく。ネット情報を見ていると、反日教育を受けて育った国の若者まで、すっかり日本のファンになってしまい、それをSNSに書き込んで「非国民」などとなじられていたりします。やっかみでしょうけどね。

日本人の皆さんには、こうしたファクト(事実)をきっちりと知ってほしいのです。もう、自分の頭をポカポカ叩いて「私たちの国は悪いことをしたんだ!」などと言いつづけるのはやめましょう。【人種差別意識に基づいた過酷な植民地支配を行い、植民地を奪って何百年も戦争を繰り返していたのは欧米諸国】です。【日本人が先の戦争に罪悪感を覚える必要など微塵(みじん)もありません】。

また、【日本からの多額のODA(政府開発援助)や民間投資、技術援助のおかげで、現在の繁栄を得られた韓国やPRCから文句を言われる筋合いも一切ありません】。

70年前のこの世界に日本人がいてくれなければ、東南アジアやインド、アフリカなど、世界の多くの人々は今日もまだ、欧米の植民地として奴隷のような扱いをされていた可能性が高いのです。戦争には負けましたが、あのとき【誇り高き日本人がいてくれたからこそ、今日の人類は、過去の歴史上なかったほどの、人種間の平等と繁栄を享受している】のです。

自虐的な思考にとらわれるのは、もうやめましょう。すべての日本人が自虐史観のアホらしさに気がつき、【日本という国が真の独立主権国家へと復活し、国際的に強いリーダーシップを発揮することで、全世界がもう一段上のステージへと上がる未来を、私は待望しています】。』

いかがでしょうか?
著者は非常にまっとうな見解をされていて、とても感心しますね♥
安倍総理の談話も、冒頭にご紹介させて頂いていますが、その部分の発言内容は、非常に正しい歴史認識をされていますね♥
日本を誤った方向へと導いたのは、共産主義者・社会主義者たちです。この共産主義者や社会主義者たちが、ソ連とアメリカに利用されていた、これが戦争に至った原因であり、現在の左翼・リベラルと呼ばれる輩に繋がっていきます。日本共産党や日本社会党(現社民党、現民主党)に繋がる輩は、アメリカの手先であって、ソ連の手先であって、要するに「外国勢力」と結びついて、利用されている面々です♥ 大手メディアの朝日や読売も、「外国勢力」と結びついていますね♥ 今では、日を追うごとに、洗脳の解けた日本人が増えていってます♥ どんどん暴いていって、隠れて悪さをしている輩を、白日の下に晒して参りましょう♥
さて、日本のメディアは支那の「爆買い」を大袈裟にとりあげているわけですが、私たち日本人にとっては、「仕入れ」にきている支那の商売人なんて、どうでも良い話です。普通に貿易ができないから、わざわざ買いに来ているだけなわけで、「御苦労さま~」で済ませるべきお話ですね♥
ところで、「最近は多くの外国人が日本の魅力に気づきはじめた」、と著者は言っています♥
実際のところ、果たしてどうなのか、見てみましょう♥ まずは、観光庁のデータ(平成27年10月-12月期)から。
外国人の訪日旅行全体の満足度が、このようになっています♥

「大変満足」と回答しているのは、白人が多いですね♥ また、フィリピン、タイなどASEAN諸国やインドも同様の傾向ですね♥
支那や、特に韓国は、「やっかみ」があるのでしょうね♥ 「大変満足」とは、認めたくない・・・って手に取るように分かりますね♥

で、また日本に来たいかどうかの質問に対する回答がこちら。

ここでも、韓国は「抵抗」していますね♥ 素直になれないんでしょうね♥

詳しくはこちらをご参照♥
↓
☆訪日外国人の消費動向
では、彼等の本音を見てみましょう♥
どうやって判断すればいいでしょうか?

もともと人口の多い国からたくさん来るのと、人口の少ない国でも、その国の多くの人が来ているのとでは、意味がまったく違いますね♥
つまり、絶対数だけ見ているとダメなんです♥ もちろん、絶対数を伸ばすことは大切です。でも、現状を把握するには、相対比が重要になります♥
次の表は、その国の総人口に対して、一体どのくらいの比率で、私たちの日本に「訪日」しているのかをまとめたものです♥

トップは、「香港国」です♥ 実に、5人に1人の割合で、私たちの日本に「訪日」しています♥ 次が台湾で、7人に1人が「訪日」しています♥
その次が、強がっている韓国です♥ なんだかんだ言っていても、13人に1人は「訪日」していますね♥
詳しくはこちらをご参照♥
↓
☆日本政府観光局(JNTO) HP
文句があるなら、別に来なくても構わないんですけれども♥

最後に、こちらの動画のご紹介を♥
あの沖縄線において、当時女学生だった生き残りの女性が、その後の洗脳された70年間に、いよいよ気付き始めたっていうお話です♥
↓
続きは次回に♥
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