2016-02-16 (Tue)

ウェストミンスター宮殿
ウェストミンスター (英: Westminster、英語発音: [ˈwɛs(t)ˌmɪnstər]) は、ロンドンのシティ・オブ・ウェストミンスター内にあるセントラル・ロンドンの地区の一つ。テムズ川の左岸でシティ・オブ・ロンドンの南西、チャリング・クロスから0.8 km (0.50 mi)離れた所に位置する。古くからイングランド、ひいてはイギリスの政治的中心として栄え、ウェストミンスター宮殿やバッキンガム宮殿、ウェストミンスター寺院やウェストミンスター大聖堂などのロンドンの有名な歴史的建築物・旧跡が集中しており、観光スポットでもある。
歴史的にはミドルセックスの一部であり、「ウェストミンスター」の名は - West Minster(西の大寺院または修道院教会)に由来する - 現代のウェストミンスター寺院周辺の地域を指す古い呼称で、当地には1,000年近くイングランド政府(のちにイギリス政府)が座している。ウェストミンスター宮殿の所在地こそがウェストミンスターであり、ユネスコの世界遺産にも登録されているその建物には英国議会の議事堂が入る。

ウェストミンスター寺院
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 ウェストミンスター・モデルと呼ばれるイギリス型議院内閣制は、イギリスや日本のような世襲の君主を持たない大統領制の国でも採用されています。ドイツやイタリアは王様を追い出してしまったので、現在は象徴大統領制を採っています。これらの国では国王の代わりに大統領が国家元首の地位を占めて元首としての儀礼を行い、実際の行政は首相が取り仕切っています。…

1593年当時のウェストミンスター
日本国憲法の議員内閣制の部分だけは、【イギリス憲法に倣った戦前の帝国憲法】を引き継いでいるので、イギリス型になっています。

一方、世界の憲法には、【イギリス型とは別に、1793年フランス憲法という狂った系譜】があります。

民意の暴走のままに、次々と国王や王妃を処刑したのを「人民主権」として正当化し、「直接民主制が正しいんだ!」という主張をしていました。

同じ思考回路を持つおバカなヒトらの一例♥
↓



この流れに属するのが1787年(正確には1865年に今のような憲法となる)の【アメリカ憲法で、デモクラシーを標榜しながら、実は民意によらない司法が最強になる欠陥憲法】であることはすでに述べました。

その【アメリカ合衆国憲法が入り込んだことで、日本国憲法は帝国憲法と断絶し、狂った系譜に連なる】ことになりました。

日本国憲法にはその他にも、ワイマール憲法(1919年)やソ連憲法(1936年)など、【まともでない代物だけは律儀に全部入っています】。

日本国憲法が「素人が作ったパッチワーク」と言われる所以です。

議員内閣制の話をします。衆議院選挙で勝敗が決まってから総理大臣が任命されるまでの一連の手続きが、【イギリスでは法律ではなく習慣によって行われている】…

実は【日本の帝国憲法下でも同じ】です。

帝国憲法には「衆議院選挙で勝った第一党の総裁を総理大臣に任命する」という条文は一切ありませんが、憲法制定後数十年を経て、第一党総裁に大命降下する憲法習律が確立していきました。

また、病気や死亡など総理大臣が身体の理由によって職務を果たすことができなくなったときは、与党の後継総裁が総理大臣の座を引き継ぎますが、与党内閣が失政によって倒れた場合には、政権はただちに第二党に移り、その後、速やかに解散して民意を問うという「憲政の常道」が作られていきました。憲政の常道を律するのは、【「衆議院選挙で示された民意を尊重する」という精神】です。

帝国憲法下において、「憲法を守る」というのは、【条文に書かれたことを守るかどうかではなく、憲法の精神に則っているかどうかを意味】していました。たとえ文字で書かれた条文に違反していなくても、運用が憲法の精神に適っているかどうかが大事なことでした。

帝国憲法には「天皇が文武官を任免する」としか書いていないのですから、天皇の任命さえあれば誰が総理大臣になっても憲法違反ではありません。
しかし、明治天皇が1868年(明治元年)の【五箇条の御誓文】(明治政府の基本方針)で示した【「万機公論に決すべし」が国の原則】であり、日清・日露の戦いで国民みんなが国を守るために戦ったのですから、国民は参政権を持つべきだし、【国民が投票に託した民意を尊重することこそ憲法の精神に立脚している】のだ、という国民的合意が数十年かけて確立されていきました。

日本はウェストミンスター・モデルに倣い、イギリスが数百年かけて成立させた議会制民主主義を数十年で作ったということです。』

いかがでしょうか?
イギリス型憲法を取り入れた大日本帝国憲法と、その後、GHQによってつくられた「狂った系譜」である日本国憲法の、何が共通しているのかがご理解いただけましたでしょうか?
著者は、「議員内閣制の部分だけ」引き継いでいるって言っています。
ポイントは、民意を問うという「憲政の常道」の有無です♥
以下は、Wikipediaの抜粋です。
「 憲政の常道(けんせいのじょうどう)とは、大日本帝国憲法下で一時期運用されていた、政党政治における政界の慣例のこと。
「天皇による内閣総理大臣や各国務大臣の任命(大命降下)において、衆議院での第一党となった政党の党首を内閣総理大臣とし組閣がなされるべきこと。また、その内閣が失政によって倒れたときは、組閣の命令は野党第一党の党首に下されるべきこと」とするもの。
ただし、あくまで慣例であり、法的拘束力はなかった。」
つまり、憲法に文字で書かれてはいないけれども、民意を反映する選挙結果により、第一党になった与党の党首が内閣総理大臣になる、という暗黙のルール、それが「憲政の常道」であって、これこそ民意を反映させる重要なルールだっていうことなんです♥
大切なので、著者の言葉をもう一度繰り返します。
「国民が投票に託した民意を尊重することこそ憲法の精神に立脚している」
この視点に立って、政治が行われなければなりませんね♥
では、ここ最近の衆議院選挙の結果で、私たち日本の民意はどうなっているのでしょう?


御覧のとおり、民意は完全に安倍総理支持ですね♥

今年の選挙も、期待大ですね♥
いよいよ、念願の憲法改正です♥
続きは次回に♥
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