2016-02-12 (Fri)

イエズス会(イエズスかい、ラテン語: Societas Iesu)は、キリスト教、カトリック教会の男子修道会。宗教改革以来、イエズス会員は「教皇の精鋭部隊」とも呼ばれた。このような軍隊的な呼び名は創立者イグナチオ・デ・ロヨラが修道生活に入る以前に騎士であり、長く軍隊ですごしたことと深い関係がある。現代では六大陸の112カ国で活動する2万人の会員がいる。これはカトリック教会の男子修道会としては最大のものである。

イグナチオ・デ・ロヨラ
イエズス会の保護者は聖母マリアの数ある称号の一つである「道の聖母 (Madonna Della Strada) 」。イエズス会の指導者は終身制で総長とよばれる。現在の総長はアドルフォ・ニコラス師である。会の総本部はローマにあり、かつて本部がおかれていたジェズ教会(Chiesa del Gesù)は歴史的建築物となっている。略称はS.J.であり、中国や古くの日本では「イエス」の漢訳が耶穌であることから耶穌会(やそかい)とも呼ばれた。ジェズイット (Jesuit) 教団とも。

アドルフォ・ニコラス
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 16世紀にキリスト教にプロテスタントが出ることによって、カトリックに対する改革運動の中で反動宗教改革として始まった【イエズス会が、海外進出を開始】しました。

イエズス会の紋章
それは【布教という名をつけた世界侵略】が、ヨーロッパに始まったことを意味しています。


世界の植民地化の流れ
同時に、鉄砲が、彼らとともに、日本にもたらされました。火縄銃が種子島にもたらされたのです。これは倭寇の頭目であった船に、たまたまポルトガル人がいて、銃を種子島時尭(ときたか)という人が購入したのです。そして翌年には、火縄銃は種子島で国産されるようになりました。それからは十年ほどで実戦に使用されるようになったという経緯はよく知られているとおりです。


フランシスコ・ザビエルが鹿児島に到着して、キリスト教を伝えました。
それによって、南蛮文化ももたらされ始めました。そして多くの宣教師たちがやって来たのです。オルガンやビードロ、カボチャ、カステラなどポルトガルのさまざまなものがその名とともに、日本に伝わりました。

紙本金地著色南蛮人渡来図 狩野内膳筆 六曲屏風
左下拡大図
↓

南蛮人が連れてきたゾウ
フィリピン、メキシコをはじめとする南米は、すべて【布教と同時に侵略】がなされてきました。

大航海時代の【コロンブスが、実はユダヤ人であった】ということがいわれていますが、【ザビエルも、キリスト教に改宗したユダヤ人】ではないかといわれています。


コロンブス

フランシスコ・ザビエル
ですから【ユダヤ人が、実は、大航海時代の隠れた主役】だということが、【隠された歴史的事実】として考えられるようになってきました。

それだけ今、【ユダヤ人の問題が、歴史の中に組み込まれるようになった、あるいは認知されるようになってきた】のです。

それだけ【ユダヤ人の役割が、世界でも認知されている】ということです。

では、日本は外からの事態に対して、どういう対応をしたのでしょうか。

織田信長が対処したのは、まず銃を使いこなすことでした。長篠の戦いでも、織田・徳川連合軍が足軽鉄砲隊をつくって、武田軍を撃破しましたが、銃を使って、これだけの戦争をしているということを見せることが、抑止力となったのです。

織田信長
【キリシタン布教勢力が、布教という名を借りた侵略】を試みているわけですけれども、それを抑止することになりました。大掛かりな軍隊を引き連れないと日本は占領できないという認識を持ったに違いありません。

宣教師のフロイスやヴァリニャーノが中心になるのですが、彼らはそうした情報を集めていました。

スパイのアレッサンドロ・ヴァリニャーノ
【「鉄砲を持った宣教師」というのがイエズス会の本質】でもあったのです。

イエズス会員と日本人(1600年頃)
その鉄砲を日本は使いこなして、大量に持っていたということが、【侵略を防ぐ抑止力になった】のです。
この本では、日本史を貫く、日本の国の歴史を貫く法則に焦点を当てようとしています。織田信長、豊臣秀吉の対外政策などを材料として、それが何かと考えると、…【「外敵に対しては絶対に国内を守る」という態度が、一貫した日本人の態度】となっているわけです。』

いかがでしょうか?
現在の世界で頻繁に繰り返されている紛争のすべての原因は、表向きがキリスト教徒、そしてその裏側がユダヤ教徒、それらに起因しています♥
イスラム教徒による反撃は、それまでのキリスト教徒やユダヤ教徒がやってきたことに対する反動の動きでしかありません♥
表がキリスト教、裏がユダヤ教というと、「ユダヤが支配」みたいな稚拙な陰謀論を信じ込んでいる人も多少存在しているようですが、それも大間違いです♥
もともと、キリスト教というのは、イエスというユダヤ教原理主義者の弟子たちが、ユダヤ人以外の異民族に布教していった宗教です。イエス亡き後に、彼らが生きるために、ただ自身の生活のために・・・
ですから、表裏一体の関係にあるんです♥ ユダヤ教徒であるユダヤ人にとって、異民族のキリスト教徒は利用価値があって、逆に、キリスト教徒である、古代はローマ人、その後はゲルマン人にとって、ユダヤ教徒(=ユダヤ人)は利用価値があるんです♥
※ちなみに、ユダヤ人は“民族”ではありませんので、ご注意ください♥
で、その表裏一体の関係にあるキリスト教徒とユダヤ教徒に対峙する形で繁栄していったのがイスラム世界でした♥
その繁栄をもたらした最大の理由は、古代のギリシャやローマが誇っていた「文明」を引き継いだのは、「イスラム教圏」だったからです♥
「 西洋の歴史で「中世」(Middle Age)とは、「古代」ギリシャ・ローマと「近代」に挟まれた「中の時代」のことです。この時代は、ゲルマン民族の大移動ののち、キリスト教化され、現代の西洋といわれる世界が形成されていった時期でした。
この時期を担ったのは古代ギリシャやローマの人々とは異なる民族で、宗教も言語も本質的に異なる人々です。だから、西洋の「中世」は古代ギリシャ・ローマが発展したものではなく、そこには明らかな断絶があります。」
「 古代ギリシャ・ローマの文化を受け継いだというか、影響を受けて保存したのは、西洋ではなく「イスラム世界」なのです。「イスラム世界」を介して西洋は「古代」ギリシャ・ローマの文化を知り、その影響が「ルネッサンス」につながっていくのです。」
詳しくはこちらをご参照♥
↓
☆日本に「中世」は、ありません♥
で、古代のギリシャやローマが誇っていた「文明」とは、まったく関係がないゲルマン人は、ユダヤ教と表裏一体の関係にあったキリスト教に感化されてしまうんです♥ あっという間に感化されるほど、低俗だったのがゲルマン人です♥
やがて、そんなゲルマン人たちは、自分たちこそが古代のギリシャやローマの「文明」を受け継いでいると思い込んだんです♥
また一方で、キリスト教会は自らを「カトリック(普遍性、公なる)」と自負し、各地の王族と結びつき、権勢をふるうようになります。
そんな低俗なゲルマン人が編み出したのは、やっぱり悪名の高い「十字軍」でしかなかったんです♥

第1回十字軍によるアンティオキア攻囲戦
「 ヨーロッパの十字軍は、ムスリム(イスラム教徒)の支配者からエルサレムを解放することを大義とするものであった。と同時に自分たちの生活圏からユダヤ人など非クリスチャンを除くことも目的としていた。およそ一万人のユダヤ人がドイツのライン渓谷で最初の十字軍によって殺害された。この虐殺のことをユダヤ人の中には「最初のホロコースト」と呼ぶ者もいる。
十二世紀の哲学者であるピーター・アブラーは、ユダヤ人について書き、「彼らにとって天国だけが逃れることができる場所である。支配者はユダヤ人の財産を没収することができ、ユダヤ人は土地やブドウ園を所有することができない。」と説いた。
こうした主張が影響力を持っていたために、ユダヤ人にできることは金貸し業ぐらいしかなかった。そして、ユダヤ人が高利をとって金貸し業を行うこともまた、クリスチャンのユダヤ人に対する嫌悪をますます強めることになったのだ。」
詳しくはこちらをご参照♥
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☆史上初のホロコースト♥
「 中世ヨーロッパにおいてユダヤ人は市民として認められず、行政職や軍隊に入ることも許されなかった。また、ギルドや職業組合に参加することを認められることもなかった…
ヨーロッパ・キリスト教世界では、ユダヤ人の「汚染」からキリスト教徒の敬虔な宗教活動を守るために、ユダヤ人と一緒に食事をしたり、ユダヤ人とビジネスや、また性交渉をしてはいけないともされた。ユダヤ人は公的機関の事務所に行くことも許されず、またクリスチャンを雇用することもできず、さらにキリスト教の聖週間の間、巷に姿を表すことも許されなかった。
1096年にキリスト教の指導者たちは、キリスト教の聖地でもあったエルサレムを支配するムスリム(イスラム教徒)に対して、十字軍を送り出していく。こうしてクリスチャンはエルサレム支配をめぐってムスリムと戦うことになる。他方、十字軍はエルサレムに到達するまでの経路でユダヤ人のコミュニティを襲撃していった。十字軍によって、ユダヤ・コミュニティはキリスト教に改宗して洗礼を受けるか、死を選択するかが求められたのである。とくに第一次十字軍の活動は凄惨をきわめ、開始からの半年間で一万人以上のユダヤ人が殺害されたといわれている。
最初の十字軍の指導者であったゴドフリー・ブイロンは誰一人生き残らせてはならぬと訴え、エルサレムにあるシナゴーグ(ユダヤ教の会堂)をすべて焼き払った。第二次十字軍は第一次よりはユダヤ人に対する迫害は少なかったものの、ユダヤ人に対する襲撃は継続した。十字軍による迫害や暴力の結果、数千人のユダヤ人が、東ヨーロッパに逃れていった。しかし、そこでも彼らは迫害を免れることはなかった。ドイツのキリスト教の指導者たちは、トウモロコシのようにとがった帽子をユダヤ人が着用することを強制し、ユダヤ人とドイツ人の区別が明確になるようにした。さらにラテン(南欧)諸国でもユダヤ人は黄色い星のバッジをつけることが強制されていく。」
詳しくはこちらをご参照♥
↓
☆十字軍とナチスの違い♥
このように、キリスト教と結びついた低俗なゲルマン人は、ユダヤ人を被差別民として扱っていったんです♥
その行き着くところが、ヒトラーですね♥

現代の習近平です♥

それでは、本題に戻りまして、そんなキリスト教徒が、ついに私たちの日本にやってきたんです♥

「 天文十二(1543)年、ポルトガル人を乗せた船が種子島に漂着しました。西洋人が日本にやってきたのです。
当時、西洋は大航海時代に入っていました。これは西洋人から見れば大航海でしょうが、アジアから見れば西洋人による侵略の時代です。西洋ではイベリア半島からイスラム勢力を追い出し、スペインとポルトガルは競争して東洋に向かっていました。その目的は二つです。一つは東洋にキリスト教を布教し、それを足がかりに植民地にすることであり、もう一つは東洋から香辛料などの産物をもってくることです。地中海はイスラム勢力に押さえられていたので、彼らはアフリカの西海岸に沿って南下し、インド洋を回る航路を発見しました。中にはスペインのコロンブスのように大西洋に乗り出し、アメリカにたどり着く者もいました。いずれも目指したのは東洋です。1494年、彼らは勝手にトルデシリャス条約というものを結んでいました。これはスペインとポルトガルが世界を二分して支配し、お互いの領土権を認めあうという、東洋から見ればとんでもない条約です。
この条約で日本はポルトガルの側にくり込まれていました。だから最初に、ポルトガル人がやってきたというわけです。種子島に漂着したポルトガル人は日本に鉄砲をもたらしました。日本人は彼らの脅威が、ここにあることをすぐに見抜きました。日本人はたちまちこの技術をマスターし、鉄砲を生産します。当時、日本は世界最大の鉄砲生産国になったほどです。このことは、この時代を動かす大きな要因となりました。
天文十八(1549)年、イエズス会宣教師、ザビエルが日本にやってきました。このイエズス会というのは布教意欲旺盛なキリスト教の一派で、祭壇には銃を置いているという布教軍団です。ザビエルは、鉄砲をもたらしたポルトガル人のように偶然漂着したのではなく、日本を目指してやってきたのです。」
詳しくはこちらをご参照♥
↓
☆☆日本にポルトガル人が最初にやってきた理由 ~ トルデシリャス条約
いかがでしょうか?
キリスト教・カトリックの軍隊とも呼べる男だらけのイエズス会ですが、現代の私たちの日本にも拠点があるんです♥ それが上智大学に隣接する聖イグナチオ教会です。

イエズス会 聖イグナチオ教会

そして、現在、世界中に2万人といわれる「教皇の精鋭部隊」、イエズス会を率いるボス(終身制)が、冒頭でもご紹介いたしました上智大学神学部教授だったアドルフォ・ニコラスです。

アドルフォ・ニコラス
そんな彼は、こんなことを発言しています。
『 Asia has a lot yet to offer the Church, to the whole Church, but we haven't done it yet. Maybe we have not been courageous enough, or we haven't taken the risks we should.
(アジアはカトリック教会、カトリックの全教会に対して、まだ多くのことをなしていないし、やり終えてもいない。われわれが勇敢ではなかったか、とるべきリスクをさけてきたことということではないか) 』

☆Province Express, February 21, 2007.
ついでに、もう一つ♥
昨年、習近平の訪米という晴れ舞台を台無しにしたのが、現在のローマ教皇のフランシスコです。

全米がローマ教皇の訪米に歓喜し、誰ひとり、習近平に関心を持たなかったという、例の事件です♥

第266代ローマ教皇 フランシスコ
そんな彼の紋章がこちら♥

教皇フランシスコの紋章
この中に、ある図柄が載っていますね♥ お気づきでしょうか?

こちらもご参照♥
↓
☆カトリックのテロリスト IRA ~ Chris Harper Mercer
そう、コレです♥

イエズス会の紋章
つまり、ローマ教皇フランシスコは、史上初のアメリカ大陸出身のローマ教皇であって、1272年ぶりにヨーロッパ以外の地域の出身者がローマ教皇に就いたのであって、そして、史上初のイエズス会出身の教皇なんです♥
で、最近出てきたのが、このニュース♥

2016.02.05
「 ロンドン(CNN) ローマ法王庁(バチカン)は5日、カトリック教会のフランシスコ法王が12日にロシア正教会トップのキリル総主教と会談すると発表した。両教会のトップが会談するのは史上初めて。
会談は12日、キューバで行われる。キリル総主教はキューバを公式訪問する予定の一方、フランシスコ法王はキューバを経由してメキシコを訪問する見通しで、双方がキューバを中立的な場所と判断したとみられる。
バチカンとモスクワ総主教庁は共同声明を発表。フランシスコ法王とキリル総主教はキューバの首都ハバナにあるホセ・マルティ国際空港で「私的な対談」を行い、会談の最後には「共同宣言」に署名する予定だとしている。
両教会のトップが会談するのは史上初となる。東方正教会とカトリックは1054年に分裂。バチカンはこの数十年、正教会の一部の教派と関係修復を図ってきた。だが、ロシア正教会は、ソ連崩壊後にカトリック教会がロシア人を改宗させようとしているとして批判し、緊張状態にあった。」
詳しくはこちらから♥
↓
☆ローマ法王、ロシア正教総主教と初会談へ キューバ首都で
もちろん、このニュースの伏線は、昨年の、この会談ですね♥

詳しくはこちらから♥
↓
☆皇室に忍び寄る「赤いクリスチャン」 ~ 賀川豊彦
さて、どういう意味かお分かりでしょうか?
カトリックと正教会の分裂の流れについては、下のリンク先の記事をご参照下さい。
詳しくはこちらから♥
↓
☆戦争に引き込まれるということ
行き着く先は、やはり、こういうことなんでしょうね♥

続きは次回に♥
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