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    親子チョコ💗(500冊以上の良質な書籍のご紹介)

    子どもたちの教育のため、また、その親である私たち自身が学ぶための、読まれるべき良質な書籍のみをご紹介させていただきます。

     >  宗教 >  受験生が「落ちる」「すべる」につながる言葉をイヤがる理由 ~ 日本人の信仰心

    受験生が「落ちる」「すべる」につながる言葉をイヤがる理由 ~ 日本人の信仰心

    佐嘉神社の流し雛
    佐嘉神社の流し雛
    流し雛(ながしびな)は 雛祭りのもとになったといわれる行事「雛流し」ともいわれる。祓い人形と同様に身の穢れを水に流して清める意味の民俗行事として、現在も各地で行われている

    「源氏物語」(1008年)の須磨の巻に出てくるほどに歴史は古い。光源氏がお祓いをした人形(形代)を船に乗せ、須磨の海に流したという著述がある。






    戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。

    そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。

    私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、

    客観的に情勢を判断する必要があります。

    それでは、この書物を見ていきましょう!




    『 日本人信仰心が薄いといわれる外国人の日本人論よく書かれることであるし、日本人自身もしばしばそうしたことを述べる

     しかし、ほんとうにそうだろうか

    悩む女の子2

     私が住んでいるのは東京都練馬区S町だが、家から徒歩10分圏内に小さな祠(ほこら)も含めて神社が4つ、寺院が3つ、地蔵堂と庚申塚(こうしんづか)が1つずつある。有名な社寺の門前町でも由来のある町でもないのだが、注意深く歩いてみると、これだけの宗教施設があるそれでも信仰心が薄いといえるだろうか

    悩む女の子2

     日本の古い信仰の一つ「ことだま(言霊)」というものがある。言葉に霊的な力があると信じるもので、結婚式「わかれる」「きれる」といった言葉を忌むのも、そうした言葉が新婚の2人に作用するのを避けるためだ。受験生「落ちる」「すべる」を忌むのも、車のナンバー電話番号の数字にこだわるのも言霊信仰の現れといえる。

    針供養(1960年頃)
    針供養(1960年頃)

     また、愛用の品に魂が宿るのを感じ、寿命がきたときには供養をしたり、そこまではしないまでも、「いままでありがとう」「ご苦労さま」といったねぎらいの気持ちを抱くのは、【神道の起源の一つであるアニミズム(動植物や岩や川、自然現象にも霊が宿るという信仰)が、いまだに日本人の心に生きている証拠】だ。

    針供養に参加する女性
    針供養に参加する女性

     物が壊れることを「寿命がきた」と言うこと自体アニミズム的発想といえよう。

    img1662.jpg

     こうして書いていくときりがないのだが、要するに【日本人は信仰心が薄いのではなく、無自覚なのである】。無自覚なまま神道的世界観に基づいて世の中を見、日々の暮らしを営んでいるのだ。

    ポイント

     もちろん、常に無自覚なままというわけではない。人生の節目危機的な状況になると、その信仰心が表面に出てくる

    驚き顔

    受験生の神頼みもそうであるし、江戸時代に数度にわたって発生した伊勢神宮への「お陰(かげ)参り」もその一つといえる。

    歌川広重「伊勢参宮・宮川の渡し」
    歌川広重「伊勢参宮・宮川の渡し」

     こうした情熱的な信仰も、日常の無自覚的な信仰も、等しく日本人の信仰だ。そして、そうした【日本人の信仰心信仰の神髄を神話と儀礼と祭の形で伝えているのが、神道なのである】

    伊勢神宮 内宮伊勢神宮 参道

     すなわち、【神道は日本人の生活や人生に深く根ざしている】のである。それゆえ、日本に生まれ育って日本的心情が身についた者は、仏教徒であれキリスト教徒であれ、神道の世界に生きているということができる。

    ポイント

     本書は、神話の概略や神道の歴史、さらに神社とはいったい何なのか、祭の意味や参拝のしきたりまでわかりやすく解説し、初心者に向けた神道の入門書を目指した。

     では、その神道とは何なのか、まずそこから考えていくことにしよう。』

    日の丸

    いかがでしょうか?

    私たち日本人にとっての「神道」。この書物は、そんな「神道」について色々なことを教えてくれる良書です♥

    そもそも、「神道とは何なのか」という問い掛けそのものが、私たち日本人の「神道」の特徴を現しているんです♥ さて、どういうことでしょうか?

    悩む女の子2

    ユダヤ教キリスト教、そしてイスラム教は、もともとの出所は同じなんですが、何故か殺し合っている不思議な宗教で、それらを信奉する人々は、「ユダヤ教とは何か?」、「キリスト教とは何か?」、「イスラム教とは何か?」と、こんな風に疑問に感じることはありません♥ ごくごく普通に、「それは、こうだ!」って明確に答えられます♥ そして、その神髄は何かと聞くと答えは同じなんです♥

    「 いずれにしても、ユダヤ教の教えもキリスト教の教えもイスラム教の教えも真髄は「あなた自身を愛するごとく隣人を愛しなさい」なのです」

    詳しくはこちらをご参照♥

    ユダヤ教・キリスト教・イスラム教の真髄 ~ 「この顔にピンッときたら。。。」のSEALDs奥田愛基一家



    ところが、「神道」はどうかといいますと。。。

    この書物を読み進めていくと理解ができます♥

    ガッキー

    ということで、最後に、針供養についてのお話です♥

    私たち日本人が、「愛用の品に魂が宿るのを感じ、寿命がきたときには供養」する行事の典型例ですね♥

    以下はWikipediaの抜粋です。

    「 針供養(はりくよう)とは、折れ、曲がり、錆びなどによって、使えなくなった縫い針を供養し、近くの神社に納める行事。各地の社寺で行われているが、主に淡島神社(粟島神社)または淡島神を祀る堂(淡島堂・粟島堂)がある寺院で行われる。」

    その総本社が、和歌山県にある淡嶋神社(あわしまじんじゃ)です♥

    淡嶋神社
    淡嶋神社

    以下はWikipediaの抜粋です。

    「 淡嶋神社は和歌山県和歌山市加太にある神社。加太淡嶋神社、加太神社とも。全国にある淡島(嶋)神社・粟島神社・淡路神社の総本社である。式内社「加太神社」の比定社の一つ(もう一社は加太春日神社)。旧社格は郷社。
     2月8日の針祭、3月3日のひな流しなどでも有名だが、特筆すべきは境内一円に奉納された2万体ともいわれる無数の人形であり、その様はひとえに壮観である。

     淡嶋神社系統の神社日本国内に約1000社余りあるが、当神社はその総本社であり、和歌山県内でも屈指の歴史を誇る。」


    淡嶋神社 2 島

    和歌山・淡嶋神社の「ひな流し」 の模様は、こちらのの動画をご覧ください。



    是非、皆さん、一度お参りに行ってみてください♥


    続きは次回に♥




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