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    親子チョコ💗(500冊以上の良質な書籍のご紹介)

    子どもたちの教育のため、また、その親である私たち自身が学ぶための、読まれるべき良質な書籍のみをご紹介させていただきます。

     >  日本 >  風邪で休んでも、有休を使わなくてもいいドイツ ~ ドイツ人が腰を抜かしてしまう日本の常識

    風邪で休んでも、有休を使わなくてもいいドイツ ~ ドイツ人が腰を抜かしてしまう日本の常識

    報徳二宮神社
    報徳二宮神社(ほうとくにのみやじんじゃ)は、神奈川県小田原市にある二宮尊徳を祀る神社である。旧社格は県社で、現在は神社本庁の別表神社となっている。

    二宮尊徳は報徳社を設立して農村の救済・教化運動を行っていたが、尊徳が安政3年(1856年)に亡くなった後も報徳社は存続し、関東・東海地方を中心に活動を行っていた。明治24年(1891年)に尊徳に従四位が贈られると、報徳社員の間で尊徳を祀る神社創建の動きが起き、明治27年(1894年)4月15日、尊徳の生地である小田原の小田原城址内に鎮座した。

    境内の二宮金次郎像
    境内の二宮金次郎像





    戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。

    そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。

    私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、

    客観的に情勢を判断する必要があります。

    それでは、この書物を見ていきましょう!




    『 2012年6月、東京にあるドイツ法人インターンをしていた長女が、

    風邪を引いた」

    と、ドイツにいる私のもとに電話をしてきた。

    風邪

    「じゃあ、明日は会社を休んで、寝てなさい」

    という私に、娘は

    「嫌よ。そんなことをしたら、あと5日しかない有給休暇が減っちゃう

    不機嫌である。

    有給休暇

    「だって、病気なんでしょ。なぜ有休を使わなければいけないの?」

    と私。

    悩む女の子2

    すると、一瞬の沈黙のあとに、

    「ママ、日本ではそうなのよ!」

    と、ぶち切れた

    怒る

    「だから、熱があって死にそうでも出勤するのよ。ママは何も知らないんだから!」

    悩む女の子2

    それを聞いた私は、

    外国人、しかもインターン生だから差別されているのだな」

    と考えたが大きな間違いであった

     そのあとで、念のため日本の友人知人にその件を問い合わせてみると

    「もちろん、病気のときは有休を使う」

    「風邪で休むこと自体、なかなか言いにくい雰囲気がある」

    「病休はそんなに気軽に取れない」

    「有休を全部使ったあとで病気になったときは、欠勤として給料から差っ引かれた」

    「風邪で堂々と病休扱いにできるのは、一部上場の大企業とか、大手銀行だけじゃない?」


    など、【ドイツ人が聞いたら腰を抜かすような証言が多く得られた】のである。

    ポイント

     思い返せば、私も昔、「日本では歯医者に行くのにも有休を使う」というようなことを何かに書いた覚えがある。ところが、どうもドイツボケしていたらしく、すっかり忘れてしまっていたようだ。「半日本人」の娘に指摘されるとは、面目丸潰れである。

     【ドイツでは、どんな零細企業でも、病休と有休がごちゃ混ぜになることはない】

    驚き顔

    具合が悪くて休みたいときには、電話一本でOKだ。そのまま最低2日(会社によっては3日)は休める

    驚き顔

     ただし、それ以上休まなければならない場合は、医者の証明が必要になる。親切な医者なら「5日の自宅療養が必要」などと気前良く診断書を書いてくれる

    驚き顔

     いずれにしても、病気のときに休むのは労働者の当然の権利だ。

    ポイント

    「うちの夫は病気証明が出た途端病気が治り元気百倍になる」

    といっていた知人もいた。

    驚き顔

     というわけで、【有休を1日でも病気のために犠牲にするドイツ人はいない】

    ポイント

    近所の小学校の教師でさえ、火急ではないが二週間ほどの入院が必要になったときわざわざ夏休みが終わり新学期が始まってから入院した。

    驚き顔

     ドイツの教師にとって、夏休みは全日が正式な休暇ではないが、実質的に登校することがないのでそのメリットをすべて消化してから病休を取ったわけだ。生徒にしてみればいい迷惑だが…』

    日の丸

    いかがでしょうか?

    私たち日本とドイツの「有休」に対する考え方の違いが良く理解できますね♥

    みなさんは、ドイツって羨ましい~と思われましたでしょうか♥ 考え方は人それぞれですから、ここではもっと根本的なところを見ていきましょう♥

    どうして、私たちの日本とドイツで、このような違いが生じるのでしょうか?

    悩む女の子2

    それは、宗教にあります♥ 私たち日本人の「勤労観」と、その他の国の人々の「労働観」が、決定的に違っているからなんです♥

    「 多くの国は、日本とまったく違った労働観を持っています。日本人の勤労観をよりよく知るために、ここで欧米の労働観も見ておきます。これはいろいろな視点から分析できますが、ユダヤ教とキリスト教の聖典で、欧米の多くの人たちの考えに影響を及ぼしている旧約聖書を素材に取り上げて見ます。
      旧約聖書を読むと、エデンの園に住んでいた人間の祖先――アダムとイブ――は働いていませんでした。しかし、二人は神の教えに背いて知恵の実を食べるという罪を犯し、「これから男は額に汗して働かなければいけない女には陣痛の苦しみを与える。そして、人類には死という罰を与える」と神から言われたのです。だから、人間は働くようになったとされています。つまり、労働は「神から課せられた罰」なのです。…労働が「神の与えた罰」というのは日本とまったく対極に位置する考え方ですが、そこに欧米のユダヤ教徒、キリスト教徒の労働観の基本が見出せます。
     つまり、彼らにとって労働は苦痛なのです。神に対する罪に戦(おのの)いて、額に汗して働かなければならない。といっても、すべての欧米人が毎日、恐れ戦いて仕事をしているわけではありませんが、労働観の根底にある考え方が「神の与えた罰」という意識から発しているということなのです。
     ちなみに、英語の辞典で「labor」という単語を引くと、「苦しい労働」「女性の陣痛」という説明がされています。「罰として男性は働き、女性には子供を産む苦しみを与える」という旧約聖書の記述が反映されているわけですが、そこから「人間はそもそも罪人である」という「原罪説」という発想も出てきました。
     一方、『古事記』や『日本書紀』を読むとわかるように、日本人の祖先は決してそうは考えなかったのです。神様が生んでくださった人間は神の一部であり、当然、「よきもの」であり、それが「私たちの心のなかに神性を宿している」という思想に繋がっていったのです。」


    詳しくはこちらをご参照♥

    あなたに罰を与える神さまと、あなたを護ろうと必死な神さま。。。どっちが凄い?



    で、私たち日本人にとって、労働とは一体何だったんでしょう?

    悩む女の子2

    「 日本人にとって労働とは神事です。私たちの祖先の神々は高天原(たかまがはら)で労働をしておられたのです。したがって、今日私たちが働くということは神々と同一化するという意味があるのです。この点は、江戸時代の篤農家(とくのうか)・二宮尊徳(にのみやそんとく)が農地開墾に携わる農民を鼓舞して、「古道に つもる木の葉を かき分けて 天照す神の 足跡を見ん」と歌に詠んだ心境にも通じるものがあります。

    二宮尊徳

     尊徳は神道(しんとう/かんながらのみち)が日本の根源の道であると説きました。その意味は、日本をみずみずしい稲穂の実る国と定められたのが天照大御神であり、斎庭(ゆにわ)の稲穂を授けられてこの日本に天下って国の開拓を始められたのが邇邇芸命(ににぎのみこと)であり、また天照大御神の大御心を受け継がれたのが歴代の天皇であるということになります。…

    201010131532515a0.jpg

     ユダヤ・キリスト教の労働観はエデンの園を巡る物語から始まります。聖書の伝える人間観は、人間は創造神によって造られたとするものです。そもそも、この点からして古事記の伝える人間の誕生とは異なっています。聖書の民にとっては、人間は神によって造られたものである以上、人間と神との間には絶対に越えられない溝があるのです。聖書世界においては、神と人間は隔絶しています。この神人隔絶型の宗教を戴く民は、絶対神を絶えず恐れなければなりません。神の掟は絶対なのです。神の掟に背かないように生きることが、人間の最大の義務ということになります。」


    詳しくはこちらをご参照♥

    西欧のように絶対に越えられない溝がない日本人



    そんな二宮尊徳が遺した数々の名言があります♥

    たとえば、こちら。残念ながら、最も大切な格言がスルーされていますけれども♥

    二宮尊徳(二宮金次郎)の名言・格言まとめ

    ですが、こちらでは紹介されていました♥

    二宮先生語録【四六二】君民は一なり。猶一樹のごとし。君は幹なり。君は幹なり。民は根なり。

    それが、この名言です♥

    「 君民は一なり。猶一樹のごとし。君は幹なり。君は幹なり。民は根なり。幹は尊して上に在。花葉を発す。人賞歎する所と為る。根は卑ふして下に在。水気土中に吸ひ、以幹枝を養ふ。然して水気を吸ふ者細根なり。稼穡を務むる者細民なり。細根なければ、則ち経国用度を給する能はず。国君為る者する能はず。国君たるもの、宜しく君民一体の理を悟り、以て細民を恤むべきなり。

     『 君民は一なり。猶一樹のごとし。君は幹なり。民は根なり。根は卑ふして下に在。水気土中に吸ひ、以幹枝を養ふ。国君為る者、宜しく君民一体の理を悟り、以細民を恤れむべきなり。』 」


    君民一体を見事に表現していますね♥

    最後に、もう一つ♥

    『 君ありて、のち民あるにあらず、 民ありて、のち君おこる。蓮(はす)ありて、のち沼あるにあらず、 沼ありて、のちにはじめて蓮生じるものなり 』

    これが、私たち日本の民主主義なんです♥


    続きは次回に♥




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