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     >  日本 >  今の日本人が全然よくわかっていないこと ~ 國体って何?

    今の日本人が全然よくわかっていないこと ~ 國体って何?

    憲法発布略図(1889年、楊洲周延画)
    憲法発布略図(1889年、楊洲周延画)

    憲法(けんぽう)とは、①「法的意味の憲法」②「事実的意味の憲法」、さらにこれらを総合した③「上位概念」がある。

    ①「法的意味の憲法」 : 国家の組織や権限、統治の根本規範(法)となる基本原理・原則を定めた法規範のこと。日本語の「憲法」の通常の意味(【狭義】)【下位概念】であり、ドイツ語ではVerfassungsgesetz英語ではconstitutional lawと表現される。

    ②「事実的意味の憲法」 : 【法規範ではなく国家の政治的統一体の構造や組織そのもの】を指す。ドイツ語のVerfassungや英語のconstitutionという単語には、日本語の「憲法」の通常の意味(狭義)とは異なり、国家の政治的統一体の構造や組織そのものを指す意味が含まれている。つまり日本語で「國体」のこと

    ③「上位概念」 : 憲法の概念を整理したものではカール・シュミットの『憲法学』(Verfassungslehre)が有名である。彼は憲法の概念を、絶対的な意味相対的な意味実定的な意味などに区別した。

    絶対的意味での憲法の概念とは、さらに次のように分類できる。
    1.公共体の秩序そのもの 
    2.国家の政治体制
    3.国家の統合のあり方
    4.根本規範

    1.~3.は②「事実的意味の憲法」に相当(日本語で「國体」のこと)する。特に、3.はルドルフ・スメントの統合理論に依拠した憲法概念であり、戦後の憲法学に大きな影響を与えた点で注意を要する。4.は「法的な意味」に相当する。

    次に、相対的な意味での憲法の概念とは、法体系上で他の規範(法)と比較して優越性が明確な表記を持つことをいう。特に最高法規性が認められていることをいう。

    第三に、実定的意味での憲法の概念とは憲法制定権力により行われた立法的な根本決定を指す。憲法制定権力により作られた権力(憲法を改正する権力)はこの根本決定に反することはできない。つまり、このような根本的決定は、憲法の相対的な意味においては、違憲立法審査権または改正禁止条項として現れる。

    カール・シュミット
    カール・シュミット






    戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。

    そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。

    私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、

    客観的に情勢を判断する必要があります。

    それでは、この書物を見ていきましょう!




    『 【憲法】というのは何かということを、【今の日本人は全然よくわかっていない】

    驚き顔

     普通に今の日本で生活している人は憲法が何かということがわからない…それがこの間の「安保法案」の混乱を引き起こしていました。ママさんたちもデモに参加したりして…。

    西郷南海子
    西郷南海子(「安保関連法案に反対するママの会」)

    「安保関連法案に反対するママの会」を発足させた西郷南海子も、京都大学の中核派(レイバーネット、ヒューマンチェーン)だった!
     西郷南海子の旧姓は和賀であり、和賀南海子は2006年、第一次安倍内閣の時にもフライパンをぶっ叩きながら「安倍のクビしめるぞー!」と殺害予告を叫んでいた中核派(レイバーネット、ヒューマンチェーン)のリーダーだった!!」


    こちらもご参照♥

    自称平和主義者が殺害予告!安保法案「合憲」の学者に殺害予告・警察に相談・安倍首相にも「殺す」

    【拡散】共産党≒SEALDs≒朝日の証明、大変なことに。

     ところが、明治の元勲たちは見事にそれに気づいた憲法とは何かという深いところまでちゃんとわかっていたということがすごいと思うんです。…

    木戸孝允
    木戸孝允

     木戸高允がヨーロッパに行ったころ、あるいは坂本龍馬が船中八策(せんちゅうはっさく)を作ったころは、まだ【constitution】の訳語が「憲法」とは固まっていない時代で、木戸は「政規典則(せいきてんそく」)、坂本龍馬は船中八策の中で「天下の律令」と言っています。でも、何かよくわからないけれど、そういう国の根本的な決まり事を定めないとダメなんだと、みんな思っていたんです。

    坂本龍馬
    坂本龍馬

     ですから、帝国憲法には、…吉田松陰以下の人々小栗上野介(おぐりこうずけのすけ)など幕末に幕府方として散っていった人々、あるいは明治政府と戦った板垣退助や大隈重信も含めてその人たち全員敵味方関係なく日本人全員の思いがこもっているんです。そのことをまず、お母さんたちにわかってもらいたい。

    ポイント

    【憲法とは伝統であり国柄である。それが本質である。条文は一番どうでもいい話なんです。憲法は条文ではない】。…

    新皇居於テ正殿憲法発布式之図(1889年、安達吟光画)
    新皇居於テ正殿憲法発布式之図(1889年、安達吟光画)

     よくグローバルスタンダードと言いますね。【わが国では実はとっくにやっている】んです。

    驚き 2

    お母さんたちに一番わかりやすい話で言うと、あるヨーロッパ人に

    「うちの国では【604年の十七条憲法】で『和を以て貴しとなす』と書いてありまして」

    と言ったら

    「えっ、1604年?早すぎますよ」

    と返されたことがあります。

    「いや、最初の“1”は要りませんから。おたくの国では、その後三十年戦争に突入しますね」

    とか

    「『人は人なんだから殺しちゃいけません』という一番基本的な人権は、うちの国ではおたくより【千年前からやっている】ので、【人権という言葉は要らない】んですよ」

    と、日本人は胸を張って言えますからね。

    驚き 2

     そういうことをぜひお母さんたちに知ってもらいたいです。先日、…憲法のタウンミーティングに出演しました。…大阪のときは10人ぐらいの学生さんに並んでいただいて、私たちが何かしゃべる都度、マルかバツか三角みたいに札を出してもらいました。そのときに、

    「憲法という言葉が日本に最初に現れたのはいつか知っていますか」

    と言ったら、

    「はいっ!」

    と自信を持って手を挙げた学生さんが

    「大日本帝国憲法ですよね」

    と答えたんです。

    驚き顔

     私は

    「そうじゃなくて、十七条憲法です。日本史で習いませんでしたか」

    と言ったのですが、どうもみなさん、あれを憲法だと思っていないようなんです。…

    聖徳太子
    聖徳太子

     まさしく憲法です【国柄、文化、伝統がそこにあるんですから】。』

    日の丸

    いかがでしょうか?

    「憲法とは伝統であり国柄である。それが本質である。条文は一番どうでもいい話なんです。憲法は条文ではない。」 と著者は述べています♥

    まさに、その通りですね♥ですが、いまだに多くの日本人(←戦後の日本人)は、このことが理解できていません

    こういったヘンテコな主張をされる方々は、その理解不足が著しいですね♥

    福田和香子
    福田和香子

    それでは、「憲法とは伝統であり国柄である。それが本質である。」ていうのは、どういう意味なのか、他の書物も見てみましょう♥

    「 そもそも「日本とは何か」を追求していくと「建国の精神は何か」を考えざるを得ません。…もし、「日本の建国の精神を答えなさい」と試験に出されたら、どのように答案を書くでしょうか。これが「アメリカの建国の精神は何か」「フランスの建国の精神は何か」という問題であれば、「自由」「自由、平等、博愛」とすぐに答えを書けたりするでしょう。不思議なもので、私たちは外国の建国の精神は学校で教えられることもあってか、素直に頭に入ってくるらしい。
     それはさておき、「日本の建国の精神」は何でしょうか。「日本に建国の精神があったのか」と戸惑う人もいるかもしれません。「一言では言えない」と思われる人も少なくないでしょう。私の考えを披露すると、それは「和」です。「和」というのは「みんなで仲よくしましょう」ということだけではありません。「まとめる」という意味もあるのです。それは日本国憲法に表れています。
     「憲法は国の基本法である」と私たちは思っていますが、昔はそれを「國体」と呼んでいました国の形、国柄のことです國体を英語にすると「constitution」であり、いまはconstitutionを國体と言わずに憲法というだけのことです。明治維新以降、…「憲法」という単語を発明したのです。憲法という言葉はなんとなくわかったような気がしますが、私にとっては國体といったほうがわかりやすい。…」


    詳しくはこちらをご参照♥

    「憲法は国の基本法である」と私たちは思っていますが。。。



    「 国体とは日本の国全体を覆っているものです国の根本原理である国体が政治、経済、文化を生み出しているのです日本の歴史を動かしてきた政治の根底には国体があります。わが国の歴史は、階級闘争など特定の西洋思想の法則に従い発展してきたものではありません。マルクス史観にあてはめて歴史を語ることは、単に歴史を正しく理解することにならないばかりか、私たちの先人の努力に対する冒涜でさえあります。…」

    「 わが国には『古事記』の神話時代以来、「民主主義」の伝統があります。…敗戦後…GHQによる徹底した日本の民主化政策という名目のアメリカ化政策によって、アメリカ流民主政治が政治制度の手本と信じ込まされて来ました。「日本には神代(かみよ)の昔から民主主義の伝統がある」…

    わが国の国柄は、政治の世界においても2000年以上にわたって独自の「和」の民主政治を育んできました。「和」の民主主義の伝統からすれば、対立する二大政党が交互に政権交代をすることによって民主政治が実現されるとの対立型政治制度は、日本人には合わないのです。…」


    詳しくはこちらをご参照♥

    世界最古の民主主義国家



    それでは、現在の日本国憲法の前文を見てみましょう。

    「 日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。

    日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。

    われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。

    日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。」


    いかがでしょうか?この現行の日本国憲法、つまり今の「國体」から、私たち日本の伝統や国柄が記載されていますでしょうか?外国人が、これを読んで、私たち日本の伝統や国柄を理解することができますでしょうか?外国人から、日本の建国の精神は何ですか?って聞かれたときに、この前文からどのように解答できますでしょうか?

    悩む女の子2

    例えば、アメリカ合衆国憲法の前文は、こんな感じです。

    「 We the People of the United States, in Order to form a more perfect Union, establish Justice, insure domestic Tranquility, provide for the common defense, promote the general Welfare, and secure the Blessings of Liberty to ourselves and our Posterity, do ordain and establish this Constitution for the United States of America.
    (われら合衆国の人民は、より完全な連邦を形成し、正義を樹立し、国内の平穏を保障し、共同の防衛に備え、一般の福祉を増進し、われらとわれらの子孫のうえに自由のもたらす恵沢を確保する目的をもって、アメリカ合衆国のためにこの憲法を制定する。)」


    「自由のもたらす恵沢」っていう全く同じ言葉が、先ほどの日本国憲法前文にも出てきていますね♥そして、アメリカ合衆国憲法は、アメリカ合衆国のために制定するものだって書いてありますね♥さらに、「国内の平穏を保障」としていて、アメリカ合衆国の平和についてのみ言及していますね♥そして、「正義」を掲げていますね♥

    つまり、アメリカの建国の精神、国柄はここから読み取れます。自分たちの「自由」を確保し、自分たちの「正義」を貫き、そして自分たちの「平和」を維持する、と。とても、アメリカらしい憲法前文ですね♥アメリカという国の伝統や国柄を見事に表現していますね♥

    それでは、次に大日本帝国憲法をみて、私たち日本の「國体」を考えてみましょう♥

    「告文

    皇朕レ謹ミ畏ミ
    皇祖
    皇宗ノ神靈ニ誥ケ白サク皇朕レ天壤無窮ノ宏謨ニ循ヒ惟神ノ寶祚ヲ承繼シ舊圖ヲ保持シテ敢テ失墜スルコト無シ顧ミルニ世局ノ進運ニ膺リ人文ノ發達ニ隨ヒ宜ク
    皇祖
    皇宗ノ遺訓ヲ明徵ニシ典憲ヲ成立シ條章ヲ昭示シ內ハ以テ子孫ノ率由スル所ト爲シ外ハ以テ臣民翼贊ノ道ヲ廣メ永遠ニ遵行セシメ益〻國家ノ丕基ヲ鞏固ニシ八洲民生ノ慶福ヲ增進スヘシ玆ニ皇室典範及憲法ヲ制定ス惟フニ此レ皆
    皇祖
    皇宗ノ後裔ニ貽シタマヘル統治ノ洪範ヲ紹述スルニ外ナラス而シテ朕カ躬ニ逮テ時ト俱ニ擧行スルコトヲ得ルハ洵ニ
    皇祖
    皇宗及我カ
    皇考ノ威靈ニ倚藉スルニ由ラサルハ無シ皇朕レ仰テ
    皇祖
    皇宗及
    皇考ノ神祐ヲ禱リ倂セテ朕カ現在及將來ニ臣民ニ率先シ此ノ憲章ヲ履行シテ愆ラサラムコトヲ誓フ庶幾クハ
    神靈此レヲ鑒ミタマヘ」


    口語訳
    先祖と国民へ告げる文(告文)

    私は謹んで先祖の初代神武天皇と歴代天皇に申しあげます。我が国は豊かな国土神のご加護で無事に継承し、失敗することなく連綿と続いてまいりました。この文化文明の発展をさらに促すにあたって、先祖の教えを明らかにした憲法をつくります

    これは子孫の進むべき道を明らかにするものです。皆が助け合いそれを永遠に守って国の基礎を固め日本国民の幸福を増進したいと思います。ここに皇室典範と憲法を制定します。国を治める規範を子孫に伝えるものであります。

    私の代で憲法を制定できるのはまことに先祖のありがたい助けによるものであります。現在及び将来の国民がこれを守って誤らないことを願います。どうぞ神霊のご加護を得られますように祈願いたします。」



    「憲法發布勅語

    朕國家ノ隆昌ト臣民ノ慶福トヲ以テ中心ノ欣榮トシ朕カ祖宗ニ承クルノ大權ニ依リ現在及將來ノ臣民ニ對シ此ノ不磨ノ大典ヲ宣布ス

    惟フニ我カ祖我カ宗ハ我カ臣民祖先ノ協力輔翼ニ倚リ我カ帝國ヲ肇造シ以テ無窮ニ垂レタリ此レ我カ神聖ナル祖宗ノ威德ト竝ニ臣民ノ忠實勇武ニシテ國ヲ愛シ公ニ殉ヒ以テ此ノ光輝アル國史ノ成跡ヲ貽シタルナリ朕我カ臣民ハ卽チ祖宗ノ忠良ナル臣民ノ子孫ナルヲ囘想シ其ノ朕カ意ヲ奉體シ朕カ事ヲ奬順シ相與ニ和衷協同シ益〻我カ帝國ノ光榮ヲ中外ニ宣揚シ祖宗ノ遺業ヲ永久ニ鞏固ナラシムルノ希望ヲ同クシ此ノ負擔ヲ分ツニ堪フルコトヲ疑ハサルナリ」


    口語訳
    「憲法発布の宣言(勅語)

    私は、国家の隆盛と国民の幸福を願い、初代の神武天皇と歴代天皇から受け継いだ大権によって、現在から将来の国民に対し、この不滅の大いなる法典を広く公布いたします。

    深く顧みますに、わが祖先、歴代天皇はわが国民の協力・補佐により国を建てそれを後世まで継承いたしました。わが神聖なる祖宗の権威・徳力ならびに国民の忠実と勇武愛国が光輝ある日本史をつくってまいりました

    私は、わが国民が、祖宗の忠実・善良なる国民の子孫であることを思いめぐらし、私の意志に身を挺し、私の国家運営の事業をすすめ、共に和合し協力しあって、ますます我が帝国の栄光を内外に広く知らしめ、祖宗の遺業を永久に固めるという希望を同じくし、わが国民がその任をまっとうすることを信じています。」



    「上諭

    朕祖宗ノ遺烈ヲ承ケ萬世一系ノ帝位ヲ踐ミ朕カ親愛スル所ノ臣民ハ卽チ朕カ祖宗ノ惠撫慈養シタマヒシ所ノ臣民ナルヲ念ヒ其ノ康福ヲ增進シ其ノ懿德良能ヲ發達セシメムコトヲ願ヒ又其ノ翼贊ニ依リ與ニ俱ニ國家ノ進運ヲ扶持セムコトヲ望ミ乃チ明治十四年十月十二日ノ詔命ヲ履踐シ玆ニ大憲ヲ制定シ朕カ率由スル所ヲ示シ朕カ後嗣及臣民及臣民ノ子孫タル者ヲシテ永遠ニ循行スル所ヲ知ラシム

    國家統治ノ大權ハ朕カ之ヲ祖宗ニ承ケテ之ヲ子孫ニ傳フル所ナリ朕及朕カ子孫ハ將來此ノ憲法ノ條章ニ循ヒ之ヲ行フコトヲ愆ラサルヘシ

    朕ハ我カ臣民ノ權利及財產ノ安全ヲ貴重シ及之ヲ保護シ此ノ憲法及法律ノ範圍內ニ於テ其ノ享有ヲ完全ナラシムヘキコトヲ宣言ス

    帝國議會ハ明治二十三年ヲ以テ之ヲ召集シ議會開會ノ時ヲ以テ此ノ憲法ヲシテ有効ナラシムルノ期トスヘシ

    將來若此ノ憲法ノ或ル條章ヲ改定スルノ必要ナル時宜ヲ見ルニ至ラハ朕及朕カ繼統ノ子孫ハ發議ノ權ヲ執リ之ヲ議會ニ付シ議會ハ此ノ憲法ニ定メタル要件ニ依リ之ヲ議決スルノ外朕カ子孫及臣民ハ敢テ之カ紛更ヲ試ミルコトヲ得サルヘシ

    朕カ在廷ノ大臣ハ朕カ爲ニ此ノ憲法ヲ施行スルノ責ニ任スヘク朕カ現在及將來ノ臣民ハ此ノ憲法ニ對シ永遠ニ從順ノ義務ヲ負フヘシ」


    口語訳
    「お言葉(上諭)

    私は、初代からの代々の天皇の立派な功績を承け継ぎ、万世一系の帝位にあります。親愛なる国民は私の祖先が情をかけていつくしみ大切に育ててまいりました私は国民を思いその幸福を増進しその立派な徳と生まれながらのすぐれた才能を発展させることを願いともに手を携えて国家の発展を支えることを望みます。明治14年10月12日の詔命を実践し、ここに憲法を制定し私とその子孫及び国民が永遠に遵守するところを明らかにいたします

    国家統治の大権は私が祖宗から受け継いで、これを子孫に伝えますが、子孫は将来この憲法に従って、誤ることはないでしょう。

    私は国民の権利及び財産の安全を貴びこれを保護しこの憲法及び法律にのっとり国民の生まれながらの権利を守ることを宣言いたします

    帝国議会は明治23年をもって召集し議会開会(明治23年11月29日)を以てこの憲法を施行します。

    将来、この憲法を改定する必要があれば、私の子孫は議会に付し、議会はこの憲法に定めた法令で議決する以外には、私の子孫及び国民はこれをむやみに改め変えることはなりません。

    私の朝廷に仕えている大臣はこの憲法を施行する責任があり、私の現在及び将来の国民はこの憲法を永遠に遵守する義務を負います。」


    ※口語訳はこちらからお借り致しました♥ ⇒ 「ガツンと一発」平成21年(2009)5月1日 第108号

    いかがでしょうか?

    私たち日本の「國体」、それはつまり、初代神武天皇より連綿と続く天皇と国民が共に和合し協力しあう「君民一体の国家」であるってことなんです♥

    これであれば、外国人から「日本の建国の精神は何ですか?」って質問されても、ハッキリと答えることができますね♥

    原点に戻って、私たち日本人の憲法を見直していかなければなりませんね♥


    続きは次回に♥




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