2016-01-10 (Sun)

煉獄からの救済の想像図(中央に聖母像)
煉獄(れんごく、ラテン語: Purgatorium)とは、カトリック教会の教義で、この世のいのちの終わりと天国との間に多くの人が経ると教えられる清めの期間。『カトリック教会のカテキズム』では、「神の恵みと神との親しい交わりとを保ったまま死んで、永遠の救いは保証されているものの、天国の喜びにあずかるために必要な聖性を得るように浄化(清め)の苦しみを受ける人々の状態」と説明する。
正教会やプロテスタントなどキリスト教の他の教派では、煉獄の存在を認めていない。
カトリック教会では、フィレンツェ公会議(1431年 - 1443年)とトリエント公会議(1543年 - 1563年)で公式な教義とされた。このような経緯もあり、教会の東西分裂以前にカトリック教会と分かれた正教会では、煉獄を認めていない。また、プロテスタントでは、マルティン・ルターは当初、煉獄の存在を認めていたが、後に否認したことから他の改革者たちと同じく煉獄を否定するようになった。
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 江戸中期になると、徳川吉宗という偉大な将軍が「漢訳洋書輸入の禁緩和」ということをした。

徳川吉宗像(徳川記念財団蔵)
それまでヨーロッパの書物の輸入は一切許されていなかったのですが、キリシタンに関するもの以外は輸入していいことにしたんです。つまり建前としてはあくまでも一部緩和です。でも、【ヨーロッパから入ってくる本でキリスト教と関係ないものなんてありません】から、【江戸時代の知識人はみんな、断片情報からだけでもキリスト教がどういう宗教なのかわかってしまう】。

【キリスト教が世界に広まったのは誰も論破出来なかったから】で、【日本に広まらなかったのは逆に日本人が論破されなかったから】だ…

天国と地獄というのがありますね。【キリスト教の布教でいつも問題になるのが「うちのご先祖様はどうなんですか」という現地人の問い】です。

「私たち(キリスト教徒)に出会っていないから、地獄にいます」という【脅し】が効いちゃった人たちが改宗していったんです。

しかし【日本人は「うちのおじいさんはすごくいい人だったのに、そんなことを言うお前らこそ偽物だ」と追い返してしまった】。

【キリスト教というのは頭と心の弱い人たちを騙して洗脳していった】んです。ところが日本の農民は「うちの祖先が地獄に落ちているなんて言う宗教なら別に要らないよ」と。最初、仏教の一派か何かと勘違いしたらしいですね。

そんなことを何百年もやっているうちに、キリスト教の中でも「なんかおかしいんじゃないか」と言う人がいろいろ出てきたので、【カトリックではバチカンが天国と地獄の中間保管所みたいな煉獄(れんごく)という所を作った。聖書にはまったく出てこないのに、あとから作った】んです。

そして「お前たちが改宗したら、煉獄にいるご先祖様が助かる」と布教するようになった。

煉獄の入り口(画:ギュスターヴ・ドレ)
ところが戦国時代の日本では煉獄を持ち出すまでもなく、「帰れ」と言われて終了です。

江戸時代にシドッチというイタリア人が日本に宣教に来て、【新井白石(あらいはくせき)】と問答をした話もあります。

新井白石
シドッチが「神は完全である」と言うと、新井白石に「それならなぜこんな不完全な世界を作ったのか」と問い返され、答えられなかったという話が伝わっています。

ちなみにプロテスタントの中の浸礼派(バプテスト)の【吉野作造】が「いや、新井白石は誤解している」と書いてありますけど。

吉野作造
ともあれ、江戸時代の日本人はもともと識字率が高いところに漢訳洋書も読み込んで、限られた情報の中から、オランダがナポレオンに征服されていることもちゃんと見抜いていました。オランダ人は隠していたのに、日本人は、「オランダ国旗が翻(ひるがえ)っているのは日本だけだろう」とやったわけです(笑)。』

いかがでしょうか?
私たちの日本は、明治時代よりも前に、すでに断トツで一位の教育水準を誇っていました♥
それがなぜかと言いますと、私たち日本では、全国津々浦々、初等教育が行き届いていたからです♥
そして、前回のお話で、実際に江戸時代に流行っていた和算の例題を御紹介させていただきました♥
これが、その問題です♥
↓

今から、200年前の江戸時代に、神社に算額として掲げられた問題です♥
みなさんは、簡単に解けますでしょうか?

こういった書籍が出ていますので、ご興味あれば、是非、買って読まれてみられることをお勧めいたします♥
↓
では、答えは最後に御紹介させて頂くとしまして、一旦、お話を元に戻します。
私たちの日本が、全国津々浦々、初等教育が行き届いていて、だから明治時代よりも前にすでに、断トツ一位の教育水準を誇っていたわけですが、重要なのは、それだけではないんです♥
それは、限られた情報(インフォメーション)しかなくても、インテリジェンスを持っていたってことなんです♥それが、『オランダ人は隠していたのに、日本人は、「オランダ国旗が翻(ひるがえ)っているのは日本だけだろう」とやったわけです(笑)。』 の意味です♥
インテリジェンス(intelligence)を邦訳すると、知性・知能・理解力・思考力といった単語が出てきます。
左巻きの偏向的思想をもった人々が、喜んで使用している言葉、それが「知性」ですね♥
たとえば、コレ♥
↓

内田樹
詳しくはこちらをご参照♥
↓
☆団塊の世代は【左翼の塊】なんです
どうしようもない人物ですが、こんなのも出していますw

タイトルがすでに、「俺は知性があるんだぞ~」っていう勘違いを証明していますね♥
さらに、最近はこんなトンデモ本をwww

どんどん正体がバレてきちゃっている御仁です♥
実は、この御仁は、単なる「丸山眞男」崇拝者です♥

丸山眞男
「 ある雑誌の短いエッセイの執筆を依頼されて、…内田樹著『日本辺境論』を取り上げた。…

内田氏はのっけから日本は『辺境』であり、日本人の思考や行動はその「辺境性」にあるという結論からはじめている。この論は丸山眞男の「辺境人の性格論」他いくつかの「辺境論」からの受け売りと述べている。受け売りだといっているのに、「はじめに」で氏は持論に対して批判は受けつけないといっているので、きっとそれ以上に新たな発見によって、この論に大いに自信をもったのだろうと思われた。
しかし残念ながらそうではなかった。全体が「辺境」論を前提にしており、それにすべてを収斂させてしまうために展開がないのだ。オバマ大統領の演説のことを語っても武道のことを語っても、「辺境」の結論に導こうとするために、それを否定する材料には目をつぶってしまっているからである。
それよりも丸山眞男の説がまた現れたことに、このエッセイストの基本的態度がうかがわれ、【戦後世代の限界】を感じざるをえなかった。…」
詳しくはこちらをご参照♥
↓
☆内田樹の限界
で、内田樹が模写するヒト、つまり丸山眞男が誰かっていいますと。。。
「 軍国主義とは軍事が国策の最優先事項になる体制のことです。軍国主義とは危険思想というより穏健思想だということです。一般の人が想像する近代国家ができる際には、ほとんどの国が軍国主義を経験しています。
だって、軍隊がなければ外国から侵略されるし、マフィアなどの組織にやりたい放題されるかもしれない。武器を持って天下統一するというのはまともな国だし、平和が欲しければ軍国主義をやらなければダメなんです。
軍国主義は平和主義の反対だというのは、丸山眞男という人が流したデマですからね。ここはあえて名前を出させてもらいます。
では、軍国主義の反対語は何かといえば、ファシズムなんです。軍国主義とファシズムは混同されがちですが、実際は正反対のものなんですよ。」
詳しくはこちらをご参照♥
↓
☆軍国主義とファシズムは、反対語なんです ~ 丸山眞男の嘘
要するに、内田樹は丸山眞男と同様に、キチンと言葉の定義ができない御仁なんです♥
で、インテリジェンス(intelligence)の邦訳を、ここで考えてみましょう♥
以下は、Wikipediaの抜粋です。
「 インテリジェンス(英語: intelligence)は、知能・知性や重要な事項に属する情報のこと。諜報活動のことを表すこともある。
インテリジェンスは、知能やそれの働き、あるいは知能が働く上で利用する情報群などを内包した概念であるが、物を考える能力があるからといって、或いは情報が集積されているからといって、それがインテリジェンスの概念に相当する訳ではなく、その双方が揃って正しく機能することがインテリジェンスであると解される。」
つまり、知識だけ、情報(インフォメーション)だけあっても、それらから有効的に利用する能力、いわゆる「目利き」がなければ、インテリジェンスにはならないんです♥
内田樹なる御仁のいうところの「知性」とは、ネット上やそこら辺に無数にある情報(インフォメーション)から、内田樹なる御仁が主観的に選別した情報(インフォメーション)から、これまた主観的、そして偏向したお考えのことを意味しています♥
ですが、私たち日本人にとって重要な「インテリジェンス」、つまり無数にある情報(インフォメーション)の中から、その本質を見抜き、取捨選別したモノこそが「インテリジェンス」であって、そういった能力が、江戸時代の日本人は持っていたっていうのが、今回のポイントです♥
内田樹なる御仁には、「インテリジェンス」の欠片もございません♥
で、先ほどの問題の解答です。以下のリンク先にございます♥他にも問題が紹介されていますので、是非、挑戦してみてくださいね♥
↓
☆日経サイエンス 算額に見る江戸時代の幾何学 算額の問題に挑戦してみませんか?
続きは次回に♥
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