2015-11-18 (Wed)

出た所勝負(でたとこしょうぶ) : ばくちで、出た采 (さい) の目で勝負を決めるところから、事前に準備することなく、その場の成り行きで決着をつけること。「今度の試験は―でいく」

戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 作戦は予定より8日遅れただけの昭和17年2月14日に決行された。

その日午前8時半、マレー半島南部クルアン、カハンの2つの飛行場から三菱九七重改造の一〇〇式輸送機、ロッキードモデルの一式輸送機計34機に分乗した第二連隊329人がパレンバンに向けて進発した。
落下傘部隊が地上で使用する銃火器は別に重爆撃機27機が運び、現地に投下することになっていて、それを合わせた61機の大編隊を加藤隼戦闘隊が護衛した。
一方、地上では三八師団がパレンバンに至るムシ川の河口から遡行(そこう)を開始。【オランダ軍は川に重油を流して火を放ち、ほぼ全勢力を当てて日本軍の行く手を阻んでいた】。

石油基地を守るオランダ軍にとって落下傘部隊による奇襲は予想もしていなかった。…

パレンバン降下作戦
3時間飛んで目標のムシ川に到達。現地の雲高は200メートル。与えられた目標は石油基地とは川を挟んで反対側の飛行場だった。

パレンバン精油所
「雲の下に降りると敵の対空放火が一段と厳しくなった。午前11時30分、高度150メートルで彼らは降下していった」

パレンバンに降下する挺進部隊
守る英蘭軍は1000人。その拠点となる飛行場を制圧するのに降下したのは240人。

降下する挺進部隊
戦史叢書(せんしそうしょ)によると部隊が降下した滑走路南側は草原と想定されていたが、実際は【深い湿原と密林】に覆われていた。攻撃の指揮官は飛行場の防御陣地の目の前に降りたが、下は深い沼地。首まで泥にはまって身動きできないまま敵の銃火に倒れている。

「空の神兵」こと帝国陸軍落下傘部隊(挺進部隊)
泥濘(でいねい)を抜けて飛行場へ通じる道路に出た奥本中尉ら3人の話が残る。今はパレンバンの目抜き通りになっているこの通りは、当時はジャングルが左右から迫って見通しもきかなかった。それが幸いした。3人の前方から車のエンジン音が聞こえてきた。
飛行場を守るため増援の蘭軍兵士を満載したトラック4台がやってきたのだ。

奥本らの武器は14式拳銃と手榴弾。別に投下された銃火器の箱は見つけられなかった。茂みから飛び出して先頭車両の運転手を射殺して擱坐(かくざ/戦車・車両などが破壊されて動けなくなること)させる。後続のトラックがそれに追突して横転するところに手榴弾を投げ、這い出す者に拳銃を浴びせた。生き残った敵は算を乱して逃げた。
この音を聞きつけて、さらに2人が合流、5人となった。間もなく装甲車を先頭に3台の兵員輸送車がやってきた。
破壊されたトラックの脇を徐行する瞬間を捉えて装甲車の運転席に斉射(せいしゃ)を加え、後続のトラックに手榴弾を投げ込み、銃を撃ちまくった。その勢いに気圧され蘭軍兵士は怯えきって手を挙げた。
日本側は5人のうち2人が戦死。奥本中尉は足に負傷。対して敵側は「遺棄死体150、降伏したもの150」だった。ちょっと想像を超える数字だ。本当に日本軍というのは強かったことが分かる。

一方、石油基地に降りた部隊99人も抵抗する敵を制圧、肝心の石油タンク群は2基が破壊され炎上したものの、残りは安全に確保し、精製施設も無傷で抑えることができた。…
空挺作戦としては規模は小さいが、「破壊する余裕を与えず速やかに石油基地確保」という空挺部隊の利を100%発揮できたし、戦死者も329人中38人と独、米などの作戦よりはるかに低い数字に抑えられた。

パレンバンの制圧は、それで【国内の石油不足を補うはずだった】。
しかし【実際は南シナ海のシーレーンに遊弋(ゆうよく)する米潜水艦からタンカーを守り切れず、この構想は潰えた】。
ただ、精製油はパラオに運ばれ、連合艦隊の燃料としてちゃんと使われている。
降下部隊の手記などには、【現地人は空の神兵たちを笑顔と歓声で迎え、一方、捕虜になったかつての主人、オランダ人には結構冷ややかな対応をした】といった記述が多い。
この作戦の少し前に海軍落下傘部隊がセレベス島メナドの飛行場を制圧している。オランダ側はトーチカによって抵抗したが、【落として見ると中には足を鎖でつながれた現地民兵士の姿があった】。【蒋介石軍と同じ】だ。オランダ人の残忍な性格が窺える。』

いかがでしょうか?
日本軍の空挺作戦の成功によって、石油基地の確保に成功しました。
そこで得られる石油によって、国内の石油不足を補うはずでした。
でも、実際には、叶いませんでした。
南シナ海の「シーレーン」に米潜水艦という障害があったからです。
この歴史が、いかに南シナ海の「シーレーン」が重要であるかを、はっきりと示していますね♥
ですが、そういう歴史をご存じないヒトも、たまにお見かけいたします♥
たとえば、このサークル^^
↓

こんなことを、発言していましたね♥
↓



御覧のように、まったく歴史をご存じないんです♥
私たちの日本の輸出入の70%は、海上輸送で行われています♥


原油だけではありません。穀物を含む大量の食料も、海上輸送で運ばれています。
日本から輸出する工業製品も、海上輸送で大量に運び出されます。

ですから、安倍総理は、そういった脅威を友好的な国々で連携して取り除こう、って仰っていましたね♥

では、その脅威は、一体どの国がもたらしているんでしょう♥
以下をご覧ください♥
↓

わが国周辺海域における最近の主な中国の活動

中国機に対する緊急発進回数の推移

わが国周辺空域における最近の中国の活動

中国の南シナ海における進出

中国の進出に際しての交戦事例

最近の中国の軍、海上法執行機関等による活動の事例

中国による南沙諸島の占拠の状況(埋め立て前)

中国による南沙諸島の占拠状況(埋め立て後)
以上は、こちらからお借りいたしました♥
↓
☆平成27年版防衛白書 南シナ海における領有権をめぐる動向
お分かりいただけましたでしょうか?
このサークル・・・
↓

の目的は、コレです♥
↓

とんでもないですねw

続きは次回に♥
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Re: 初めてコメントです * by みっちゃん
薔薇姫sさん、ご訪問ありがとうございます^^
日本軍は強かった!⇒ ほんとうに強かった!私たち日本人の誇りですね♥
日本軍は強かった!⇒ ほんとうに強かった!私たち日本人の誇りですね♥
日本軍は強かった!