2015-11-10 (Tue)
停電(ていでん)とは、配電(電力供給)が停止すること。主に需要家への電力供給の停止について言う。原因はさまざまである。
電気は19世紀以後より非常に便利なエネルギー源として、多くの文明がある地域で利用されるに至っており、多くの人がこれに依存した生活を送っている。このため供給が滞れば、これらの人々の生活が混乱する。停電は、この電力供給が停止した状態であるが、現象ないし事件としては、この電力供給停止に伴って発生した混乱とセットで扱われる。
現在の日本では他国に比べて電力供給が非常に安定しており、停電はかなり少なく、その少なさは先進国中でも突出している。2001-2002年における一般家庭の年間平均停電時間は、アメリカ 73分、イギリス 63分、フランス 57分、日本 9分となっている。これは、平成8年(1996年)の改正まで電気事業法により、各電力会社は電力を供給する義務が課せられていた事と、電気に対し非常に高い品質を要求した消費者があり、それに対し設備の設計上の工夫や増強、ならびに停電復旧の迅速化などを絶え間なく行って応えた電力会社の努力の結果に負うところが大きい。このため、社会インフラ・各家庭等でも「停電は無いもの」「あってもすぐに復旧する」として、停電用の備えをしていない場合が多い。
日本でも2011年3月11日の東日本大震災では大規模な停電を生じ、その後、震災の影響による電力供給の低下により計画停電が実施されるなど節電や停電への備えが社会的な課題となっている。
開発途上国・貧困国では老朽化した送電設備や発電所の問題により、日に数時間停電するのは当たり前となっている地域も少なくない。かつてオイルショック時代のフランス等が早朝の送電を停止していた例のように、停電が計画的に実施されることもある。
停電では、一般市民の生活に於いて照明の他にも冷蔵庫・エアコン・電磁調理器・暖房・洗濯機などの生活家電が使えなくなる。テレビ(携帯用など乾電池・あらかじめ充電していたバッテリーで使用できるものは除く)・パソコンも使えなくなるため、情報が入手できないという事態に陥りやすい。また、高層ビルでは突然の停電の場合にはエレベーターに閉じこめられるなどの被害もある。
水道も高層ビルなど、高い所にある貯水タンクに揚水ポンプで水を上げている所では、長時間の停電で貯水タンクが水量不足の状態となり断水になることもある。また平地でも上水道の加圧に電動ポンプを利用している地域も同様である。この断水は数時間程度で発生する場合もあるので、停電時は水の使い過ぎにも注意したい。なお日本では大抵、中水道と上水道と云う区分が無いため、断水すれば飲料水の供給停止と同時に、水洗トイレも使用不可能となる事から、一部では停電が予想される際に、風呂の残り湯を棄てない等で自衛する人もいる。その一方では下水道も下水処理場の機能が停止するため、大規模停電では汚水処理に問題が出る。
他にも大規模な物では信号機の停止などにより道路の使用がさまたげられたり、電源供給がなくなり電車が止まるなど、交通が混乱する。また電話やインターネットなどの通信に支障を来たす事もある。電話線には独自に電力を供給しているが、最近は高性能化により使えなくなることが多い。またひかり電話等は宅内ルーターや構内交換機にも電力を供給しないと停止するため、蓄電池等が無い場合は使用不能となる。
また、家電に組み込まれたタイマーや時計が一斉に停止し、設定内容が消滅したり、電力が復旧してもビデオのタイマー録画などが事前に設定した所定時間に動作しないなどの状態となることがある。このほか熱帯魚や活魚を飼育している場合には外部電源による電気製品は使えなくなるため空気の供給や水温の調整に注意が必要となる。
家庭内の電熱器具(アイロン・ドライヤー・電気ストーブ)は電源を付けたまま停電となると、停電から復帰して通電が始まった際に使用状況によっては火災の原因となることがあるため電源を切っておく必要がある。
停電で交通機関がストップし、徒歩で帰宅する市民(2003年8月、ニューヨーク)
北アメリカ大停電(きたアメリカだいていでん)は、2003年8月14日、アメリカ合衆国北東部と中西部の一部、および、カナダオンタリオ州にまたがる広範囲で起こった大停電である。29時間続いた。
アメリカ合衆国4000万人、カナダ1000万人の計5000万人がこの停電による被害を受け、この間の金融赤字は60億ドル(約7000億円)と見積もられた。特に、航空会社や証券取引所は、この日だけで大赤字となった。
ほとんどの交通機関が麻痺した結果、ニューヨーク、クリーブランド、デトロイト、トロント、オタワなどの大都市では、自動車道路が歩道となり、交通麻痺となってしまったため、人の渋滞が発生し、公園や路上で一晩を明かす仕事帰りの人や学生などが多く出た。
また、真夏だったため翌日の日中は気温が30℃以上になったが、エアコンや扇風機が使用できなかった。
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 本書ではこの先、ドイツと日本の電力の状況について説明していくことになるが、その前に、どうしても、【電力についての基礎的な知識】を整理しておく必要がある。電気というのは、毎日接しているから【知っているような気になっているが、案外知らないことが多い】ものだ。
まず、電気は「作っておいて売る、あまったものは後日売る」という【普通の商品とは違って、現在、必要な量を、やはり現在、生産しなければいけない】。しかも、なるべく、【使われる電力と同じ量の電力を作るようにしなければ、周波数が変動して、さまざまな不都合が起きる】。
また、需要が増えれば増えたで、それに合わせて供給量を増やせば、電気の流れが多くなって電圧が下がる。電圧が下がると、機械などの動作が狂う原因となる。
それを防ぐため、変圧器を調整したり、送電の潤滑油的役割を果たす「無効電力」というのを増減させたりと、【四六時中、瞬時に対応しなければいけないことが山ほどある】。
以前の私は、電気は発電所でドーンと発電して、それを送電線で運べば良いものだと思っていたが、そんな簡単な話ではないらしい。【必要な量をリアルタイムで生産するということは、大変難しい】のだ。
【電気の消費量は、刻一刻と変化する】。特に、大都会の電力は一日のうちの変化が激しい。通勤電車の発着がピークになる7時半ごろより、需要はだんだん増えていく。そして、9時に工事や事務所が活動を始めると需要は急速に伸び、それに合わせて、管轄の各発電所に、分刻みで次々と稼働の指令が出される。交通機関も密集し、巨大ビルも林立しているから、平日の昼休み時間には微妙に需要は下がるし、日曜日にワールドカップで日本の試合があったりする場合には、今度は、その時間だけポッコリと瘤のように需要が増える。寒い日もあれば、暑い日もある。しかも、停電したら大変なことになる。
だから電力会社は、お天気や社会現象を見ながら【必要な電気の量を刻々と予測して、ちょうどそれだけの分を生産しなければいけない】。【少なすぎるのはもちろん、多すぎても場合によっては大規模停電が発生する】という。
たとえ先進国であっても、余剰電力を多すぎず、少なすぎず、理想的に保つというのは、簡単なことではない。ただ、日本やドイツではどの電力会社も、その作業をきっちりとやっているので、その緻密さが私たちの目に触れることはない。
画像はこちらからお借りいたしました♥ ⇒ ☆東京電力HP
ましてや【質の良い電気の安定供給といわれてもピンと来ない】。日本には質の良い電気しかないし、停電もない。そういえば、私の子供のころは、まだときどき停電があり、電圧の低下で灯りがゆらゆらと暗くなったりすることもあった。灯りぐらいなら問題はないが、精密機械なら電圧や周波数の変動は致命的だ。今では、精巧な機械は工場だけでなく、家庭にもあるから、甚大な被害につながる。…
日本で経験した最近の停電は、【震災のあとの計画停電】だ。当時、日本での私の住居は都心だったので、輪番停電地域には含まれなかった。しかし、震災の5日後、ドイツに戻る予定になっており、そのころはまだ成田空港までの交通事情が不確かだったこともあり、一日前に成田入りしたら、その夜、ホテルで計画停電が実施された。…
停電は、今では途上国でしか起こらない。そこでは発電施設が不足しており、急に増加した需要に、うまく供給を対応させられないからだ。言い換えれば、今の日本やドイツで停電が起こらず、精密機械が壊れないのは、先進国の証拠なのである。しかし、私たちはそんなことを考える必要さえない。』
いかがでしょうか?
原発に賛成だとか、反対だとか、そういうことを言う前に、「本当は何が大切なのか」、がお分かり頂けましたでしょうか?
考え方や意見は、それぞれ自由であって良いんです♥
問題を正しく理解をしているのでしたら・・・ですけどw
まず、大前提として、「電気は足りている」、「電気は余っている」っていうのは、正しいんでしょうか?
コレって、とんでもない「勘違い」なんです♥
そして、それを左巻きメディアは、拡散していますね♥
さらには、こんな阿呆まで。。。
このバカモノさんは、「電気」をまるで、自然界に存在する「空気」のように、当たり前に存在しているものだと「思い込んでいる」ようですね♥
ですから、「たかが電気」というような、ヘンテコな言葉が口から出てきます^^
「たかが電気」と口にしつつ・・・電気を使うw
その「たかが電気」を、安定供給するために、日々お仕事をしている人々を愚弄しつつ・・・電気を使うw
いったい、このバカモノは「何様」のつもりなんでしょうね♥
繰り返しますが、私たち日本人のみんなが、電気を安心して、安定的に、いつでも利用できているのは、電力会社の日々の努力のおかげです。
その安定的な電力供給が、今は、とっても危うい状況にあります。
何故でしょうか?
「電気は足りている」、「電気は余っている」と、勝手に思い込んでいる人々は、これがまったく理解できていません♥
答えは、安定的に電力を供給できる「原子力発電」を停止し、不安定な電力しか供給できない「自然エネルギー発電」を増加させているからです。
東日本大震災の1000年に一度といわれた大地震のとき、原発はすべて安全に停止したんです♥
つまり、地震とは関係がなかったんです♥
地震の後に襲ってきた「大津波」のせいでもありませんでした。
理由は、何だったんでしょう?
答えは、「浸水」です♥
たびたびご登場していただいてる左巻きmachikoさんの浸水オフィス
全原発が安全に停止したあと、十分に冷却させなければならないんですが、その冷却のための電源が、「浸水」によって破壊された、これが事故の原因だって、今では常識ですね♥
で、現在、原発の再稼働をめぐる議論で、もっとも問われているのが、「万が一の大規模地震」ですね♥
これって、どう考えても間違っていますね♥
原因は「浸水」による電源喪失なんですから^^
「浸水」に対する対策(非常時の電源喪失リスクへの対策)がなされていれば、それでOKですね♥
活断層ガーとか、大津波ガーとか、どうして、「地震や津波」の話を議論しているんでしょう?
たとえば、不幸にも浸水されたオフィスで頑張るmachikoさん。
そのmachikoさんが、雇い主の社長に、「浸水対策をしてください!」って、嘆願したとしましょう♥
ところが、そのmachikoさんの雇い主は、「オフィスの下に活断層はない」とか、「ここは内陸にあるから大津波の心配はない」と言って、肝心の「浸水対策」をしてくれませんw
これって、どう考えても間違っていますね♥
つまり、こんな風に、摩訶不思議な議論になっているのが、今の日本の原発問題なんです。
そして、それはテロリスト集団の日本共産党が扇動しています♥
ご存知ですか? 私たちの日本は、「日本共産党」を「オウム真理教」と並ぶ危険なテロ集団として認定しているんですよ♥
詳しくはこちらから♥ ⇒ ☆公安調査庁HP
もちろん、民主党も繋がっているんです♥
さあ、日本人のみなさん♥
キチンと考えましょう^^
こちらもご参照♥
↓
☆私たち日本人の知性が試されていること ~ 小出裕章とその仲間たち
続きは次回に♥
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