2015-10-27 (Tue)

エマニュエル・トッド (Emmanuel Todd, 1951年5月16日 - ) は、フランスの人口学・歴史学・家族人類学者である。人口統計による定量化と家族構造に基づく斬新な分析で知られる。現在、フランス国立人口学研究所 (INED) に所属する。2002年の『帝国以後』は世界的なベストセラーとなった。
1976 年、最初の著作である『最後の転落』 (La Chute finale) において、10年から30年以内のソビエト連邦崩壊を人口統計学的な手法で予想し、注目された。この本は 7 か国語に訳され、25歳にして国際的に知られるようになった。前年にベトナム戦争が北ベトナムの勝利で終結し、ソビエトの威信が高まる中、フランスでは、ソビエトでは全体主義に順応した新しいソビエト的人間が生まれ育っているので体制崩壊はない、という主張があった。これに対しトッドは、ロシア人女性が識字率上昇の後に出産率が下がるという人類の普遍的傾向に従って近代化していることを示し、ソビエト的人間説を否定した。また通常は下がり続ける乳児死亡率が、ソビエトでは 1970年から上がり始めたことを指摘し、体制が最も弱い部分から崩れ始めたと主張した。ソビエト連邦は実際に1991年に崩壊し、トッドは予言者と見なされることとなった。
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 いま「日本の孤独」ということを指摘されたわけですが、その予感は正しいと思います。

【戦後もずっと侵略戦争が続いている】からです。

ただし、戦後は「空間の侵略」がしにくくなりましたので、現在は「時間の侵略」が始められています。

いまどき空間の侵略をしているのは【中国とロシア】ぐらいのもので、【主流は「歴史戦」】です。


自分たちに都合のいいように歴史を書き換え、それを「正史」として主張していく動きです。

イスラムには、「ジハード」(聖戦)といって剣を振りかざして戦うイメージがありますけれども、それを最初にやったのは【キリスト教徒】なのです。』


第1回十字軍によるアンティオキア攻囲戦
1096年にキリスト教の指導者たちは、キリスト教の聖地でもあったエルサレムを支配するムスリム(イスラム教徒)に対して、十字軍を送り出していく。こうしてクリスチャンはエルサレム支配をめぐってムスリムと戦うことになる。他方、十字軍はエルサレムに到達するまでの経路でユダヤ人のコミュニティを襲撃していった。十字軍によって、ユダヤ・コミュニティはキリスト教に改宗して洗礼を受けるか、死を選択するかが求められたのである。とくに第一次十字軍の活動は凄惨をきわめ、開始からの半年間で一万人以上のユダヤ人が殺害されたといわれている。
詳しくはこちらをご参照♥
↓
☆十字軍とナチスの違い♥
『 それなのに、あたかもイスラム教徒がやったかのごとく宣伝し、ジハードをイスラム教徒の残虐性を象徴する言葉にしたために、ジハードはプロパガンダの一種として成功したといわなければなりません。

そういう手法を使うキリスト教徒というのは、どこか中国人に似ています。自分たちがやったことを、あたかも相手国がやったかのように言い募って“罪”をなすりつける。そのあたりはとてもよく似ているわけですから、悪の宣伝戦では中国人と気が合うのかもしれません。

さて、そういうふうに【時間の侵略をされつつある日本】ですが、私がおもしろいと思って見ているのは【日米関係】です。…G7のなかで日本はあまりしっくりいっていないのかもしれません。…でも、アメリカもちょっと異質に映るところがあるのではないでしょうか。

大統領が黒人であることからもわかるように、アメリカの国内においてはアングロ・サクソンの力がどんどん落ちているように思います。アメリカもまた自国の「孤独」ということを感じ始めているのではないか。【アメリカはヨーロッパではありません】。日米の置かれた位置はその意味でも似ていて、【日米接近の一つの根拠】になっているようにも思います。

一方、G7の残りのG5のうち、カナダを除くG4は「EU統合」を果たして、一種の優越意識をもっていました。ところが【近年、経済的にも技術的にも外交的にもEUの力は落ちてきている】ように見えます。少なくとも、ドイツ以外のG3はそうでしょう。これまでの“ヨーロッパ優越意識”も稀薄になってきているのではないでしょうか。


19世紀ドイツの哲学者ニーチェは「ヨーロッパの没落は200年後」と予見しました。彼の死は1900年でした。「200年後」といえば、2100年ですが、死後115年を経過したいま、すでに【ヨーロッパの終焉が見えてきつつある】といっても過言ではありません。

ニーチェ
ここで「没落」というのはあのユーラシアの西端が乱れ果てた廃墟のような土地、貧しく荒れた世界、移民が入ってくるのではなく自分たちが移民になって出稼ぎに外国へでていかねばならないような土地になることを意味します。信仰心も道義も地に落ち、EUとしてのまとまりも国家単位のまとまりもなくなることです。

実際、ドイツを除くヨーロッパがこれ以上よくなることはないでしょう。経済的にも技術的にも進歩はあまり期待できません。

そのため、彼らは【中国に救いを求める】ようになりました。

中国が主導する【なんとも危なっかしい「AIIB」(アジアインフラ投資銀行)への参加という動きが象徴的】です。EU諸国がAIIBに参加すると聞いたとき、私は【腐肉に群がるハイエナ】を想像しました。中国の人民元にすがって、なんとか生き延びたいという、そんなあさましい姿を思い浮かべたからです。』


すでに中国では多くの国有企業は経営危機に陥っている。「銀行は潰れない」というのも、まったくの神話である。世界的常識からいえば、銀行も民間企業である以上、倒産することがある。
欧米の銀行、証券会社がどれほど多く倒産してきたことか。米国の一流銀行も、リーマンショック直後から倒産もしくは被買収対象となった。日本でも多くの銀行がバブル崩壊後、倒産し再編され、エリート行員の多くが失業した。
ところが中国では、銀行も国有企業なのである。この厄介な社会主義的陥穽(かんせい)が、今後、中国経済が失速しはじめるとどうなるか?個人の預金は日本のように上限1000万円まで保証されるのだろうか?
中国の預金保証制度は、過去21年間も議論されてきたものの、結論が出なかった。だが、ようやく2015年3月31日に「預金保険制度」を発足させることが決まった。
新制度は5月から導入され、これにより個人、法人の銀行預金は上限1000万円までが保証される(人民元で50万元)。
このことが意味することは、きわめて明白。裏を返していえば、中国も「銀行の倒産に備えよ」というシグナルを送っているのである。
詳しくはこちらをご参照♥
↓
☆中国も銀行倒産に備える時代に
『 それに対して、安倍外交は中韓以外の国々を上手に回りました。オーストラリア、インドに始まって東南アジア諸国、改めてサウジアラビア。さらに、ロシアとも接近しようとしています。いろいろいわれながらも、安倍さんは健闘していると思います。

中央アジア5カ国歴訪に出発する安倍首相
さてここでヨーロッパの運命について追加しておかねばならないのは、ヨーロッパはいまではドイツの力と意志に決定づけられている観があります。【EUを衣装に身にまとった「ドイツ帝国」が出現している事実】はフランス人エマニュエル・トッドの言うとおりだと思います。私はそのようなドイツの力と意志を観取しますが、そこに「文化の力」は秘められているでしょうか。

エマニュエル・トッド
イスラム教徒が20%も入りこんで、ナチス後遺症のためみずからの歴史を偽らざるをえないドイツ、ドイツ音楽もドイツ哲学も地に落ちて、ドイツ医学論文は英語で書かれるようになり、ドイツの教育もレベルが下がっていまや他国が見習うべきモデルは完全になくなりました。

残っているのはベンツが示す産業の力だけで、

さすがの「ベンツ」
それも中国人に売ることで息を吹き返したのです。

中国頼みで、やっぱり駄目な「ボロクソワーゲン」
いま【ドイツ人は軍事的にもためらいを脱ぎ棄てるようになり、東方へ伸びていくというヒトラーの夢は中国大陸にまで手を伸ばしつつあります】。私が恐れているのは中国の軍事力の増強にドイツがテコ入れすることです。「ドイツ帝国」の出現は日本にとって脅威です。』

いかがでしょうか?
私たち日本人が警戒しなければいけないのは、ドイツと支那の結びつきだってことがお分かりいただけましたでしょうか?
そういう視点からも、今週のメルケル訪中は「要チェック」ですね♥

反日メディアが、ことさら大袈裟に取り上げた「習近平(しゅうきんぺい)の訪英」。
さすが、あの元大英帝国ですね♥
習近平を、完全に「虚仮(こけ)」にしちゃってました♥
晩餐会での演説では、招待された名士たちは同時通訳器を着用したまま居眠りしたり・・・
演説を聞くのに集中するために努力する姿を見せていましたね♥
アンドリュー王子なんか、演説が始まると、遠いところを凝視したまま肘を突いて頭を下げたりもしていました♥


しかも、こんな大勢いる中で♥

他にも、元大英帝国による、支那にたいする「お・も・て・な・し」がいたるところで♥
おトイレの前での、「会談」とかw

晩さん会での歓迎ワインのオー・ブリオンは、天安門事件のあった1989年ものまで用意♥


これって、完全に元大英帝国の「悪意」ですね♥
その証拠に、哀れな支那トップの夫人・・・

パウダーまみれの醜態を、人さまの前で曝け出さなければならないなんて♥

普通は、お迎えする外国のトップの夫人に対して、こんなことまで強要しませんよ♥
やりすぎですよ!元大英帝国さんw
そんなことよりも、安倍首相の歴訪、とっても頑張っていますね♥
ウズベキスタン共和国訪問の際には、キチンと日本人墓地にお参りされていますね♥

日本人墓地で献花する安倍総理
詳しくはこちらから♥ ⇒ ☆首相官邸HP
ウズベキスタンに、どうして日本人のお墓があるのでしょう?
ご存知でしたでしょうか?

ウズベキスタンの首都タシケントの閑静な一画にある日本人兵士の墓地は、きれいに整備されている。敗戦によってソ連の捕虜となった日本兵はシベリアだけに送られたのではない。ウズベキスタンやカザフスタンでの肉体労働に従事させられ、ソ連にはほとんどただに近い労働力を提供した。石碑にはタシケントだけでなく、ウズベキスタン各地で亡くなった日本兵の名前も刻まれていた。
…日本は中央アジア諸国の中で、ウズベキスタンに最も多くの円借款を与えるなど、この国に特に配慮した政策を採ってきた。ソ連が崩壊し、ロシアとは切り離されて、アジアの一国であるという自国の認識が強まるとともに、アジアで目立った存在である日本を強く意識するようになり、さらに、ウズベキスタン国内の人権問題を、日本は欧米諸国のように「上から目線」で告発することもない。
そのため…ウズベキスタン政府のみならず、現地の人々の対日感情は概して良好のように思われる。
詳しくはこちらをご参照♥
↓
☆中央アジアにある日本人の墓って、どこの国にあるの♥
続きは次回に♥
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