2015-09-27 (Sun)


トーマス・ウッドロウ・ウィルソン(Thomas Woodrow Wilson, 1856年12月28日 - 1924年2月3日)は、アメリカ合衆国の政治家、政治学者であり、第28代アメリカ合衆国大統領である。アンドリュー・ジャクソンの次にホワイトハウスで連続2期を務めた2人目の民主党大統領である。
進歩主義運動の指導者として1902年から10年までプリンストン大学の総長を務め、1911年から13年までニュージャージー州知事を務めた。
敬虔な長老派教会(キリスト教のプロテスタント、カルヴァン派の教派)の信者であったウィルソンは、教訓主義の深い感覚をインターナショナリズム(国際主義)に取り入れた。それは現在「ウィルソン主義」と呼ばれる。ウィルソン主義は、アメリカ合衆国が民主主義を標榜し国内外の政治体制の変革を追求することを使命と見なすことであり、今日も議論されるアメリカの外交政策の指針となった。
こちらもご参照♥
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☆ハーバードでも、保守派は珍しいんです
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 ところで、「アメリカが嫌い!」という日本人に限って、「ウィルソンが嫌い!」、ましてや「許せない!」という人を聞いたことがありません。【これほど日本にひどい仕打ちをしたアメリカ人はいない】というのに。そもそもウィルソンが誰だか知らないのでしょうか。どうやら【歴史教育に問題がある】ようです。…
例えば、こういうヒト・・・
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はっきり断言しましょう。【現在に至る全人類の不幸は、ウッドロー・ウィルソンが根源】です。


トーマス・ウッドロウ・ウィルソン
ウィルソンの任期は、1913年から2期8年ですが、最初の7年間は【人格異常者】として、最後の1年間は【精神障害者】として大統領の仕事をしました。こう言っているのは、有名な精神分析学者のフロイトです。


フロイト
フロイトによれば、【自分をキリストだと勘違いしていたのがウィルソン】で、戦争に中立を保つか介入するかなど、すべての重要政策は「自分がキリストとして活躍できるか否か」だけで判断したというのです。日英仏のような関係国にとっては、訳のわからない奇麗事を言いながら国際秩序をかく乱するだけのトラブルメーカーです。それでいて、アメリカ大陸の弱小国に対しては帝国主義的な姿勢をむき出しにするから始末に負えません。

まず、ウィルソン初期の対外政策は、【中米諸国への軍事介入】を繰り返しています。やっていることは【保安官のギャング退治そのもの】です。ハイチやキューバといった国、とも呼べないような弱小国には【問答無用で兵を送り】、そして、ヨーロッパ諸国に対しては「モンロー主義」「アメリカ大陸のことはアメリカが決める」と一方的に宣言します。バルカン半島の緊張でそれどころではない欧州諸国は聞き流します。』

バナナ戦争(バナナせんそう、Banana Wars)は、第一次世界大戦後にアメリカ合衆国によって行われた中央アメリカ諸国に対する軍事介入の総称。
介入の多くは海兵隊によって行われ、場合によって海軍の艦砲射撃や陸軍兵力も用いられた。
名称は当時中央アメリカで経済的な利害関係を有していたユナイテッド・フルーツ社が、プランテーションでバナナやタバコを栽培していたことに由来し、介入はユナイテッド・フルーツをはじめアメリカ企業に対する革命運動の抑止を目的としていた。
バナナ戦争は、フランクリン・ルーズヴェルト大統領の善隣外交で、1934年にアメリカ合衆国がハイチから撤退して終結した。

『 しかし、南の隣国メキシコ内戦には切歯扼腕(せっしやくわん、怒り・くやしさ・無念さなどの気持ちから、歯ぎしりをし腕を強く握り締めること。)するだけです。この時のアメリカ軍は、民兵に機関銃を持たせた程度なので、本気で殺し合いをしているメキシコ人と戦える状態にはありません。国境警備にかかりきりで、そもそも欧州戦線には介入したくてもできなかったのです。

ただし、この時のアメリカは世界第三位の経済大国です。国際法の中立規定など無視して第一次世界大戦参戦各国に大量の武器や物資を売りつけ、さらに英仏など連合国に多額の戦費を貸し付け、「国家丸ごと死の商人」のように振る舞います。それでいながら、連合国とドイツ率いる同盟国の双方に「勝利なき平和」、つまり「喧嘩をやめようよ」と訴えていたのですから、大したツラの皮の厚さです。

さらに戦争に疲れ果てたドイツが和議を申し出たときは「帝政をやめて共和国になれ」と、「勝利なき平和」どころか憲法改変まで要求しています。この場合の憲法改変とは「別の国に生まれ変わってこい」という意味です。これでは無条件降伏要求と同じです。ドイツは絶望的な(つまりヤケクソな)抵抗を続けます。

そしてアメリカは1917年に大戦に参戦します。ドイツが「無制限潜水艦作戦」と称して、中立国であるアメリカの商船を撃沈したことへの抗議だと説明されます。しかし、戦争当事国に武器や物質を売ることこそ戦争加担行為で国際法違反です。中立国のアメリカを敵に回したくないので容認してきたドイツがとうとう堪えきれなくなって直接行動に出たというのが真相です。…

地中海で無制限潜水艦戦の作戦活動に従事したオーストリア潜水艦「U14」
写真はこちらからお借り致しました ⇒ 地中海におけるドイツ、オーストリア両国海軍潜水艦部隊の活動
さて、連合国は戦争で崩壊した戦後の秩序をどうするかを話し合うために集まります。中心は、英仏米伊日の五大国です。ここでウィルソンは有名な「十四カ条」を宣言します。その主な内容は、「秘密外交の廃止」「航海の自由」「民族自決」「バルカン半島と中東秩序構築」です。日本人はこれだけ聞くと何が問題なのだろう、と思うでしょう。ところが当時の世界の人々にとっては、これは綺麗事どころか紛争要因だと一目でわかる危険な内容なのです。…

第一に「秘密外交の廃止」とは、大戦中に英仏伊日など主要国が結んだ約束を全部チャラにして、アメリカの要求に従って一から話し合いをやり直せという意味です。当たり前ですが英仏は激怒したので会議がもめにもめました。

第二に「航海の自由」とは、七つの海を支配する大英帝国の縄張りをアメリカは無視して自由に航海させろとの意味です。ついでに海軍大国である日本への挑戦状でもあります。…大戦中にカナダから地中海までの広大な地域を守ったのは帝国海軍です。
こちらもご参照♥
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☆地中海も守った日本海軍
日本の前ではドイツ海軍など海の藻屑でした。だからウィルソンが何を言おうが無視して終了です。これは欧州の問題と違い、日本の国益にかかわることなので、受け付けません。日英vs.米の構図が鮮明になり、遺恨となります。
第三に、「民族自決」とは、それまで世界中の「帝国」において少数民族として扱われてきた人々に、その意志と能力があるなら主権を持たせよう、という意味です。…
大日本帝国では台湾人はこれを無視しましたが、朝鮮人が本気にして呼応し、三・一独立運動を起こします。半植民地の中華民国でも五・四運動が起きます。ウィルソンの支援に勇気を得た中華ナショナリズム民族主義者は日本や英国などに見境なく喧嘩を売り始めます。世界中に植民地を抱える英国などは対応で必死になり、かえって民族弾圧を強めたりします。ウィルソンの主張は大英帝国の覇権に挑戦状をたたきつけ、ついでに日本にも喧嘩を売るという、危険な内容だったのです。
こちらもご参照♥
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☆人種差別の撤廃を世界で初めて提案した国♥
☆キリスト教国による『壮大なドラマ』♥
☆世界中の人種差別と戦った「大日本帝国」♥
第四に、「バルカン半島と中東の新秩序構築」とは、「ハプスブルク帝国は八つ裂き」「オスマン・トルコ帝国は抹殺」の意です。この両国から20もの国が独立していきました。現在ではこの両国の旧版図に50もの国がひしめきあっています。…

1913年のオーストリア=ハンガリー帝国の領域

オスマン帝国領土
結局、ウィルソンの綺麗事は世界中の過激派を狂喜乱舞させただけでした。

朝鮮人テロリスト
極めつきが、ソ連邦の出現です。1917年、レーニンがロシアを暴力で乗っ取ってソ連という国を打ちたてます。レーニンの主張は、「世界中の政府を暴力で転覆せよ。そしてすべての金持ちを殺すのだ。そうすれば人類の思想郷が誕生する」です。これを「世界同時革命」と言います。危険極まりありません。

英仏などは、こんな危険な主張をし、実際にロシアでその通りのことをやったレーニンを叩き潰そうとします。こうしてロシア革命干渉戦争が始まります。同盟国である日本へも出兵要請をします。西から英仏が、東から日本が攻め込めば、十分に勝機があったからです。

1918年、ウラジオストクでパレードを行う各国の干渉軍
ところが、これに待ったをかけたのがウィルソンです。「我が国は出兵しない」「いや出兵するから日本も協力せよ」「やはり日本の領土的野心が疑わしいので、兵力の上限は七万二千人とせよ」などと、次から次へと言を翻し、しかもそのすべてが意味不明なのです。

これでは、ウィルソンの対ソ外交はレーニンへの側面支援としか言いようがあません。…日本はウィルソンの気まぐれに付き合った挙げ句に延々と鬼ごっこのような無益な戦いを繰り返します。これが、干渉戦争における極東戦線の実態でした(シベリア出兵という)。こうして、建国当初の危機を乗り切ったソ連は、まんまと生き残りに成功したのです。』

シベリア出兵を伝える日本の画報(救露討独遠征軍画報)

1918年、ブラゴヴェシチェンスクに入城する日本軍と日の丸を振って出迎える市民などを描いた作品。空からは航空隊により布告文が撒かれた。『救露討獨遠征軍画報』より

いかがでしょうか?
「現在に至る全人類の不幸は、ウッドロー・ウィルソンが根源」だって言っていますが、まさにその通りだっていう事が理解できますね♥
特にアメリカの大統領が「民主党」出身者の時に、世界はとんでもない迷惑を被っていますね^^
民主党大統領で、ウッドロウ・ウィルソンの次になったのが、フランクリン・ルーズベルトです。

フランクリン・ルーズベルト
説明するまでもありませんが、私たち日本に戦争を仕掛けてきた張本人です♥
わざわざ、地球の反対側まで出てきて、私たち日本を戦争に引き込んだ極悪人です。
こちらもご参照♥
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☆アメリカンのHERO 「空を飛ぶトラ」♥
☆ピノッキオ大統領♥
フランクリン・ルーズベルトの後を継いだ民主党大統領が、ハリー・S・トルーマンです。

ハリー・S・トルーマン
私たちの日本に原爆を投下した極悪人です♥
そして、ウィルソンがレーニンを側面支援して共産主義の国・ソビエト連邦を成立させたように、中国にも共産主義の国を作ってしまいました♥
こちらもご参照♥
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☆アメリカが作った共産主義の「あの国」♥
ここまでの民主党大統領のアメリカがしてきたことは、簡単に言いますと、それまで支援していた中華民国の蒋介石に、日本と和平交渉をさせず日中戦争を故意に長引かせ蒋介石軍を疲弊させ、日本が敗戦後、今度は蒋介石の敵である中国共産党の毛沢東にも武器を支援し、蒋介石に圧力をかけ、敵である毛沢東に軍備強化の時間を与え、中国に共産主義の国を作ったんです。
同時に、私たち日本の中枢にも、共産主義者たちがいて、その連中が同様に日中戦争を故意に長引かせ、アメリカとの戦争に突入させ、そして敗戦後、占領軍(GHQ)と結託して社会主義憲法(現憲法)を押しつけ、大量の共産主義者を野に放ちました。
こちらもご参照♥
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近衛上奏文 ~ 戦争は、共産主義者の仕業でした
GHQのつくった憲法は、共産主義革命のためのものでした
また、民主党大統領のハリー・S・トルーマンは、ようやく平和になった第二次世界大戦直後に、また戦争を始めました。「朝鮮戦争」です♥
これも、きっかけはアメリカです。
こちらもご参照♥
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☆朝鮮戦争のミステリー①♥
☆朝鮮戦争のミステリー⑥♥
3年の長期にわたる戦争の結果は、南北朝鮮の境界線は戦争前とほとんど同じ、そして朝鮮半島は分断されたまま、現在も戦争状態にありますね♥
次の民主党大統領が、ジョン・F・ケネディです。

ジョン・F・ケネディ
さらに彼に続く民主党大統領のリンドン・ジョンソン、彼らが、ベトナム戦争を激化させました。

リンドン・ジョンソン
約10年もベトナム戦争の泥沼に巻き込まれ、アメリカの兵士に数万人の犠牲者が出ました。
結果はアメリカが敗北しました♥
朝鮮戦争と同じように、アメリカは勝てる戦争をあえて勝たなかったんです。
アメリカ政府自身が自ら決定的勝利を収めるのを妨害するような政策を取って、いたずらに戦争を長引かせたんです♥
こちらもご参照♥
↓
ベトナム戦争のミステリー♥
次の民主党大統領が、ジミー・カーターです。
反対が強かった中華民国との断交を決断。共産主義国家である中国を訪問し、1979年1月1日に国交を樹立しました。また、弱腰外交で有名ですね♥

ジミー・カーター
で、次の民主党大統領が、ビル・クリントンです。

自身のスキャンダルから目を背けさせる目的で、イラクを攻撃した張本人です♥
親中の傾向が強く、その一方、日本など同盟国には厳しい態度を取った民主党大統領です。在任中には中国政府から選挙資金を得た疑惑からの批判もありました♥

こちらもご参照♥
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☆ヒラリーが認める、『ホワイトハウスの売春婦』
で、次の民主党大統領が、バラク・オバマです。

バラク・オバマ
説明するまでもありませんね♥
さて、次期アメリカ大統領は、誰になるんでしょう?

序盤の資金集めでは、圧倒的にこの人ですね♥

画像はこちらからお借り致しました♥ ⇒ ☆米国共和党の大統領候補指名争いの本命はブッシュ氏 ~ 暴言王トランプ氏への支持は一時的?

共和党 / ジェブ・ブッシュ候補
少なくとも、アメリカの政策の方向性は見えてきていますね♥

画像はこちらからお借り致しました♥ ⇒ ☆大きく変わる米国の対中軍事戦略
続きは次回に♥
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