2015-08-24 (Mon)

ヨガの聖地リシケシを流れるガンガー
ガンジス川(ガンジスがわ)とは、ヒマラヤ山脈の南側、インド亜大陸の北部を流れる大河である。全長は約2525km、流域面積は約173万km²(ただしブラーフマプトラ川水系を除いた場合は、約84万km²)。

シュンドルボンマングローブの群生地帯·世界遺産
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
さて、大東亜戦争で、私たちの日本は、アメリカと戦って敗れました。
日米に巣くうソ連の手先・共産主義者たちによって、日本は戦争へと引き込まれました。
そもそも、そこに至るまでの数百年の歴史を紐解けば、「大英帝国」と「ロシア帝国」の飽くなき覇権争いが背景にあります♥
ロシア帝国はその後、ユダヤ人の手によって革命を起こされ、社会主義のソビエトが誕生しました。
ちなみに、当時ユダヤ人の役割を見抜いていたヒトラーも、同様に社会主義です。
ロシア帝国、その後のソビエト、そして大英帝国が覇権を争った最終地点こそ、私たち日本を含む大東亜でした。
もちろん、出遅れたアメリカも、覇権争いに参加します。そして、日米が戦争へと・・・
では、大英帝国は、それまでの間に、一体何をしてきたのでしょうか?
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 まず、ある事件をお話ししたいと思います。「ブラックホール事件」です。高橋さんのこの本では「黒窖(こつこう)事件」という表記がなされています。

「南印度のカルナチック方面では、英仏の衝突が盛に繰返されてゐたが、ベンガル方面では両国の関係は平穏であつた。」

カルナチック方面というのは南のほうです。マドラスとかマイソールとか書いてある、そのあたりです。ここにはイギリスとフランスの双方が入って主導権争いをしていました。
ベンガル方面というのは、カルカッタ(現コルカタ)などのある北東のほうの一帯です。
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コルカタ
「カルカッタの英人居留地の付近には、仏の居留地シャンデルナゴルと、和蘭(オランダ)のチンスラとがあつた。其の距離は互に三、四哩(マイル)位で(※1マイルは約1・6キロ)、ともにフーグリ河(ガンヂス河下流の支流)の付近にあつた。それは、ベンガル王が欧羅巴(ヨーロッパ)人間の闘争を嫌ひ、領内の欧羅巴人から献納金を納めさせて貿易を許してゐたからであつた。
十八世紀の半頃、南印度のカルナチックでは英仏の衝突が繰返され、英人の勢力が次第に拡められて行ったので、其の報道は、ベンガル地方の英仏両国人の間に、一種不安の空気を漂はせ、両国人は万一に備へて、カルカッタとシャンデルナゴルに城塞を築いた。

スラジャ・ドーラ
時の【ベンガル王スラジャ・ドーラ】は両国人に向かつて戦備を整へることを禁じたが、其の際、【英人の態度が著しく傲慢であつた】といふので、王は英人に対して悪感(おかん)を持つた。ベンガル王は前々から英国人の態度に注意し、其の将来の発展について恐怖してゐたのであつた。
一七五六年六月(※江戸中期ですね)、土王(※土地の王さま、土着の王さま)スラジャ・ドーラは自ら五万の大軍を率いてカルカッタ(※イギリス人たちの居留地ですね)を襲った。英人はウイリヤム城に據(よ)らないで(※籠城しないで)、城の外を班に分けて防いだ(※いくつかの部隊に分かれて、ドーラ王の軍隊と戦った)。十六日に兵火を交へた。嘗(かつ)て戦を知らなかつた幻の楽園フーグリ河畔は、この時砲火に洗礼せられた。これがやがて【全印度が英国人の掌中に収められる意味深い洗礼】であらうとはガンガーの女神――印度人がガンジス河をガンガーの女神と呼ぶ――も知らなかったであらう。十八日には激しい市街戦となり、英国のベンガル総督ドレークは婦女子を伴ひ、船で同地を逃れ、職員(イギリス側の戦闘員たち)はウイリヤム城に入った。二十日城兵は降参した。スラジャ・ドーラは城に入って金銀財宝を略奪したが、それが少なかつたので失望したといふ。降参した英人百四十六人は十八呎(フィート)四方―― 一呎は約一尺 ――の堅固な牢屋に押入められた。」

日本間で一間は六尺ですから、十八呎は三間。三間四方というと…どれくらいの広さでしょう?
三間×三間ですから九坪、すなわち十八畳。そんなところに百五十人近い男たちを押し込めたというんですが、さあ、そんなに入るでしょうか?

「此の牢屋は英人がセポー(印度人兵)を罰として押込めるのに使はれたものであるが、因果はめぐる小車(おぐるま)で、今は英人達にお鉢が廻つたのである。牢屋には小窓が二つしかなく、時は六月廿日(はつか)であるから、印度で最も熱暑の厳しい時なので、翌朝扉を開いてみたら、僅か二十三人の者が瀕死の状態で生命を留めただけで、他は悉(ことごと)く惨めに死んでゐた。これが英国の印度経略史に名高いブラックホール事件である。」

ブラックホール、すなわち「暗い穴」ですから、「黒窖事件」と呼ばれました。』

いかがでしょうか?
17世紀~18世紀の初頭のヨーロッパは、同じキリスト教であるはずの「カトリックvsプロテスタントの血みどろの争い」の真っ最中でした♥
私たちの日本で例えるならば、同じ仏教徒が、単に宗派が異なるだけで殺し合いをしているようなものでした。
また、それと同時に、各王族が覇権争いを繰り広げていた時代でした♥
そして、インドでは、プロテスタントの帝国「イギリス」とカトリックの「フランス」が争っていたんです。
しかも、外国の領土内で。。。
やがて、1789年にフランス革命が起こり、その流れでナポレオンが登場し、ヨーロッパ中を席巻します。
このお話は別の機会にご紹介させて頂きますが、この時代に至るまでの大きな流れは理解しておく必要があると思います。
こちらもご参照♥
↓
☆日本にポルトガル人が最初にやってきた理由 ~ トルデシリャス条約
☆戦争に引き込まれるということ
実は、16世紀~19世紀半ば頃まで、世界経済に占めるインドと支那のウェイト(下表ご参照)は、およそ50%を占めていました。
それを略奪していったのは、一体誰でしょうか?
もう一目瞭然ですね♥ 侵略者は、白人キリスト教徒ばかりだったのですから^^

そういった白人キリスト教徒による略奪という事実を隠そうとして、白人は正しい歴史教育を行っていません♥
同様に、ふがいなかった支那や朝鮮も、歴史を捏造してまで、自分達のふがいなさを隠していますね♥

画像はこちらから♥
そもそも、この文章で間違っているところは、日本がファシズムだったと書いている所にあります。
反安倍を唱える阿呆な輩や共産主義者に、よくみられる傾向ですが、ファシズムと軍国主義を混同し、同じ意味合いで捉える恥さらしが大変多くいらっしゃいます♥
徹底した無知っぷりです♥ 思わず笑ってしまいますね^^
ご存知でしょうか? 「軍国主義は平和主義の反対語」だっていうのは、丸山眞男の口からデマカセだということを。

阿呆の丸山眞男
「軍国主義」っていう言葉の意味は、軍事を国策上の最優先事項にする体制のことです。
軍国主義は、むしろ穏健な思想なんです。だからこそ、ほとんどの国が軍国主義を経験していますね。
考えてみて下さい。軍隊がなかったら、外国から侵略されますね?
やくざとかマフィアといった犯罪組織にやりたい放題されますよね?
現に中南米では、犯罪組織の武力が国家の武力を上回っているような状況にあります。
平和な世の中が欲しいなら、軍国主義をやらなければダメ。これが、歴史が教えてくれていることですね♥

こちらもご参照♥
↓
☆歴史を勉強しないとこうなっちゃう。。。バカモノの子 西穂波の事例

では、軍国主義の反対語はなんでしょうか?
「軍国主義」の反対語、それが、「ファシズム」なんです♥
まったく正反対の言葉なんですよ♥
ファシズムというのは、一国一党独裁であって、国家の上にその独裁党が君臨する体制のことを言います。
ですから、日本には、まったく当てはまりません。
ファシズム国家とは、ナチスのドイツ、現代の共産党の支那、共産党の旧ソビエト連邦、フセイン時代のバース党のイラク、などを言います。

そして、すべてのファシズム国家に共通するのが、独裁政党と軍部の対立関係です。
現代の支那がそうであるように、もともと軍国主義と、一党独裁のファシズムとは、正反対のものですから、しっくりいかないんです♥
独裁政党にとって軍は、常に警戒しなければならない宿敵となっていますね♥

私たち日本人は、正しい知識を身につけなくてはなりませんね♥
そのためにも、安倍総理、頑張って下さい♥

続きは次回に♥
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