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    親子チョコ💗(500冊以上の良質な書籍のご紹介)

    子どもたちの教育のため、また、その親である私たち自身が学ぶための、読まれるべき良質な書籍のみをご紹介させていただきます。

     >  世界史 >  平和な江戸の200年 VS キリスト教内乱の300年

    平和な江戸の200年 VS キリスト教内乱の300年

    三十年戦争
    三十年戦争時の虐殺を描いたジャック・カロによる版画『戦争の惨禍』

    三十年戦争(さんじゅうねんせんそう、独: Dreißigjähriger Krieg)は、ボヘミア(ベーメン)におけるプロテスタントの反乱をきっかけに勃発し、神聖ローマ帝国を舞台として、1618年から1648年に戦われた戦争。新教派(プロテスタント)とカトリックとの間で展開された宗教戦争

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    The Spanish Fury at Maastricht in 1579.

    戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。

    そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。

    私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、

    客観的に情勢を判断する必要があります。

    さて、大東亜戦争で、私たちの日本は、アメリカと戦って敗れました。

    日米に巣くうソ連の手先・共産主義者たちによって、日本は戦争へと引き込まれました

    そもそも、そこに至るまでの数百年の歴史を紐解けば、「大英帝国」と「ロシア帝国」の飽くなき覇権争いが背景にあります♥

    ロシア帝国はその後、ユダヤ人の手によって革命を起こされ、社会主義のソビエトが誕生しました。

    ちなみに、当時ユダヤ人の役割を見抜いていたヒトラーも、同様に社会主義です。

    ロシア帝国、その後のソビエト、そして大英帝国が覇権を争った最終地点こそ、私たち日本を含む大東亜でした。

    もちろん、出遅れたアメリカも、覇権争いに参加します。そして、日米が戦争へと・・・

    では、大英帝国は、それまでの間に、一体何をしてきたのでしょうか

    それでは、この書物を見ていきましょう!




    『 当時のヨーロッパ…だいたい1500年あたりから1800年ぐらいまでのヨーロッパですが、これは【宗教内乱の時代】、そしてそれを克服せんと奮闘した時代でありました。現在のドイツに相当する地域では、その人口が三分の一に減ってしまったといわれる【「三十年戦争」】が、1618年から48年まで続きました。

    驚き顔

     西欧の宗教戦争というべきものは二つありました

     一つは、【イスラム教徒に対する防衛戦争】。これは【十字軍の時代】以来ずっと続きました

    こちらもご参照♥

    十字軍とナチスの違い♥



     もう一つは、いま申し上げた「三十年戦争」もそうですが【カトリックとプロテスタントの争い】。これまた、至るところで戦争を繰り返しています。このすさまじい宗教戦争16世紀、17世紀、18世紀と、息つく暇もないほどでした。まさに、内乱に次ぐ内乱の時代です。そのため、「軍事革命の三百年」ともいわれています。

    驚き顔

     ところが、その三百年間、わが日本は武器を放棄しています。武装解除の【平和な時代】でした。それもまた一方の事実であります。【江戸時代】を通じてそうだったことは周知のとおりです。

    江戸時代に関しては、こちらをご参照♥

    江戸時代に「身分制度」は無かったんです

    江戸時代は百姓の力が強く、武士よりも裕福でした



    世界に影響を与える「ジャポニズム」 ~ 「ヘンリー&ジューン/私が愛した男と女」の場合



     当時のヨーロッパはやがて【啓蒙主義】が出てきて、少しずつ【政治と宗教を分ける】ようになりますが、1600年代には、まずイギリスで【「ピューリタン革命」】が起こります。クロムウェルという人物が出てきて、流血革命の中でチャールズ1世を処刑するというドラマが起こります。世界史においては【イギリスが真っ先に王様の首を切った】んですね

    チャールズ1世の処刑
    チャールズ1世の処刑

    驚き顔

     この革命が起こった動因の一つが【「千年王国論」】でした。

     「千年王国論」というのは、神が約束してくれた王国、至福と恍惚の王国――その王国が千年続いてその後神が再臨する。これは【ユダヤ教】の考え方が非常に強いわけでありますが、そうして降臨した神が真の意味での至福を与えてくれる、という考え方です。

    ユダヤ人

     「千年王国」の思想新約聖書の「ヨハネの黙示録」、あるいは旧約聖書の「ダニエル書」に記されています。終末は迫っている神とサタンの最終戦争である「ハルマゲドン」が起こり、地上が破壊される。だが、その極限状態のところで神が再臨して、われわれは至福の天国に救われる…。

    驚き顔

     それに対して【カトリック】はどういう考え方をしていたかというと、神は再臨しないこの地上に神は訪れないいまあるこの【教会こそが「神の国」】なのであると【非常に政治的で保守的】です。したがって、「千年王国論」のごときは異端であるといって、【カトリックとプロテスタントは激しくぶつかり合う】わけです

    驚き顔

     しかし、みなさん、この「ピューリタン革命」こそアメリカを生んだニューイングランドの思想そのものなのです。ニューイングランドというのは、イギリスから新大陸に渡って行った清教徒(せいきょうと、ピューリタン)たちがつくった国家でありますが、彼らはその地に「千年王国」をつくるといって出て行ったのです

    驚き顔

     その後ヨーロッパでは啓蒙思想が出てきたり、成熟したカトリックも消えたりしませんでしたから、保守的で穏健な思想も育っていきます。

     ところがアメリカは必ずしもそうじゃないんですね。アメリカ建国の基本において「千年王国」のような【過激な思想でつくられた国家】だったからです。ただ、アメリカは物質文明に恵まれていましたし、産業も発展した。経済も豊かになった。それで、だんだん革命的な気分は消えていきます。

     これを見てもわかるように、【歴史を動かしたのは宗教なのです】。先ほど申し上げたピューリタン革命も、アメリカの独立戦争南北戦争も、みんな宗教が動因になっています。もちろん、フランス革命もそうです。…

    驚き顔

     昭和の作家横光利一『旅愁』がテーマにした【キリスト教と「和魂」との対決】が示したように、昭和の戦争の背景に宗教があることは気づく人は気づいていました。…』





    いかがでしょうか?

    まず、「千年王国思想」について。こちらもご参照♥ ⇒ 千年王国

    「千年王国思想」を患っている人々の症状は、次に見られる特徴があります♥

    ●信徒が享受するもの ⇒ 信徒でなければ、ならないんです♥ 考えが違う異教徒は享受できません。

    ●神が現世に降臨する ⇒ とにかく自分が生きてる時代なんです♥ 将来なんて考えていません。

    ●近々現れる ⇒ 本気で、そう思い込んでいます♥

    ●完璧な世界になる ⇒ 価値判断の基準は自分です。100%すべての人が完璧だって言える世界は、存在しません。考え方や嗜好は、人それぞれなんですから♥

    ●建設は超自然の者による ⇒ 神さまという、赤の他人が勝手に造ってくれると妄想しています♥

    以上の様な共通した世界観を持ちながら、

    ○この世は悪に染まっている ⇒ 自分の考え以外を全否定し、反権威・反権力思想の傾向が強く、陰謀説が大好き♥

    ○全面的に改変する必要がある ⇒ 革命を起こしてでも、現状を変えるぞお!

    ○それは人間の力では不可能で、神のような者によらねばならない ⇒ 神さま~、革命に力を貸して下さい!

    ○終末は確実に、そろそろやってくる ⇒ ヤバイッ・・・時間がない!

    ○来るべきミレニアムでは、信徒以外は全員居場所を失う ⇒ 自分は大丈夫だけど、考え方や思想が違う他人は助からないと、本気で思い込んでいます♥

    ○そのため、信徒を増やすべく宣伝しなければならない。 ⇒ 自分と同じ考え・思想を他人に強要しようとします♥

    と考えて行動しているんです♥

    これがピューリタン・清教徒、つまり「キリスト教原理主義」の思想です。初期キリスト教の思想ですから、ユダヤ教に通じるものがあります。

    実は、共産主義社会主義も、ユダヤ人ユダヤ教の考え方で自分たちユダヤ人に都合のいいように作り出した【思想の形をした一種の宗教】なんです。リベラリストも、グローバリストも、すべて根っこが同じ革命思想なんです♥

    何が何でも、現状を変えなければならない。そういった革命思想を掲げながら、ユダヤ人は遂に、念願の国家を建設しました。それが、イスラエルですね♥

    で、どうなったのでしょうか?

    イスラエルのユダヤ人たちは、自分達が受けてきた悲惨な過去を忘れ、ヒトラーと同じことを異教徒に対して平然とやっていますね?

    パレスチナで民家放火、男児死亡 当局「テロ行為」
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    で、この延長線上にあって、ちょっと(ちょっとどころではないかもw)脇道に逸れてしまった人たちが、いま日本にいる左翼・リベラルの人たちです。

    彼らの考え方は、世界的に見ても、とても特異・異質なんです。

    こちらもご参照♥

    日本のリベラル派は、カネや太鼓を鳴らして祈っているだけなんです



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    日本共産党

    左翼・リベラルだけでなく、似非保守、反安倍を唱える輩にも、この異常な革命思想があります。どれも、日本人を中心に、日本の国益を、日本が主体的に考えることに異を唱えていますね♥

    現在の安倍総理が、ようやく私たちの日本を呪縛から解き放とうと頑張っていらっしゃいます。頑張って応援していきましょう!

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    それでは、話を戻しまして、「大英帝国」がやってきたことの確認です。

    キリスト教、なかでもプロテスタントの帝国である「大英帝国」は、産業革命後に急速に力をつけました。特に、インドを植民地化したことが決定的でした。

    こちらもご参照♥

    戦争に引き込まれるということ



    大航海時代という名の、キリスト教による海外侵略時代が始まった当初は、カトリックであるスペインとポルトガル侵略者の主役でした。侵略を許可し、それに協力したのは、カトリックのトップローマ教皇です。

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    このことは、今年7月の南米訪問時に、ローマ教皇認める発言をしていますね♥ 非常に長々と続く演説の中に、ほんの僅かですが発言しています(例によって、朝日新聞なんかは、ここだけを取り上げて記事にしちゃってますがw)。

    それでは、見てみましょう♥(全文は、下部にある『TIME』のリンク先からご覧になれます)

    Here I wish to bring up an important issue.
    (ここで私は、重要な問題提起を望みます。)

    Some may rightly say, “When the Pope speaks of colonialism, he overlooks certain actions of the Church”.
    (「ローマ教皇は植民地主義について話すとき、教会のある種の行為を無視する」と確かに口にする人がいるかもしれません)

    I say this to you with regret: many grave sins were committed against the native peoples of America in the name of God.
    (私は遺憾の意をもって、こう述べます。神の名の下に、アメリカ(大陸)の先住民に対して、幾多の重大な罪が犯されました、と。)

    My predecessors acknowledged this, CELAM has said it, and I too wish to say it.
    (私の前任者も、これを認めましたし、、CELAM(Consejo Episcopal Latinoamericano:ラテンアメリカ司教会議)も述べたことがありますし、そして私もまた、それを述べたい。)

    Like Saint John Paul II, I ask that the Church “kneel before God and implore forgiveness for the past and present sins of her sons and daughters”.
    (聖ヨハネ・パウロ二世のように、私は教会に求める、「神の前に跪き、神の子による過去と現在の罪に対する許しを哀願せよ」、と。)

    I would also say, and here I wish to be quite clear, as was Saint John Paul II: I humbly ask forgiveness, not only for the offenses of the Church herself, but also for crimes committed against the native peoples during the so-called conquest of America.
    (私も同様に述べるであろう。そして、聖ヨハネ・パウロ二世もそうであったように、ここに非常に明確にしておきい。教会それ自体の罪だけにとどまらず、いわゆるアメリカ(大陸)征服中に行われた先住民に対する犯罪に関しても、私は慎んで許しを乞いたい。)


    『TIME』Read Pope Francis’ Speech on the Poor and Indigenous Peoples (July 10,2015)

    以上です。たった、これだけなんです圧倒的に少ないんです。ですから、この演説の主題は、もっと別のところにあります。

    それでは、なんて言っているんでしょう?

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    詳しくはこちらから♥ ⇒ ローマ法王南米を歴訪中=過剰な資本主義を強く批判

    ご理解いただけましたでしょうか?

    これって、「キリスト教社会主義」ですね♥ まさに、革命思想です^^

    こちらもご参照♥ ⇒ キリスト教社会主義

    こちらもご参照♥ ⇒ 解放の神学

    そんな発言をするローマ教皇さまが、6月にお会いになったのは、この方でした。

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    カトリックは、もともと正当なローマ・キリスト教の流れではありません。正当な流れは、東ローマ(イスタンブル)に受け継がれていて、東方正教会(ギリシャ正教)が、まさに正当なんです♥ロシア正教会は、その流れを汲みます。

    では、カトリックは、何なのでしょう?

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    カトリックとは、異民族である主としてゲルマン人がキリスト教化したものです。ローマ・ギリシャとは違う異民族のキリスト教徒集団です。

    詳しくはこちらをご参照♥

    戦争に引き込まれるということ



    そんなカトリックから分離し、国内外のカトリック勢力を潜在敵と見なす「プロテスタントの帝国」、それがイギリスでした♥

    また、イングランド国教会に反発する同じくプロテスタントであったピューリタン・清教徒(キリスト教原理主義者の集団)が渡ったのがアメリカです♥

    イギリスアメリカも、広義のゲルマン人に属するアングロ・サクソン人です♥

    現代もそうですけど、国家単位で歴史の流れを見ていても、理解しにくいんです♥

    その場合、宗教、特にキリスト教、そしてユダヤ教・ユダヤ人、これらの流れを追っていくと、ストンと腑に落ちる事がほとんどです。

    歴史の事実は、まずカトリックが世界を侵略し、後を追うようにしてプロテスタントが侵略し、その流れに乗じてせっせとおカネを稼いでいたのがユダヤです♥

    日本が外国を侵略したですって? 冗談もほどほどにして欲しいですね♥

    先日、マレーシア機の残骸が見つかった島がありますね?

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    どうして、あんな場所に、フランス「領土」を持っているんでしょうか?

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    私たちの日本が、現在、あんな離れた領土を持っていますでしょうか?

    侵略をし続けているのは、キリスト教ですね♥

    続きは次回に♥




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