2015-07-20 (Mon)

コロッセウム(ラテン語: Colosseum, イタリア語: Colosseo コロッセオ)は、ローマ帝政期に造られた円形闘技場。英語で競技場を指す colosseum や、コロシアムの語源ともなっている。建設当時の正式名称はフラウィウス円形闘技場(ラテン語: Amphitheatrum Flavium)。古代末期までは競技場として使用されていたと考えられている。
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
知っているようで、実はキチンと知らない私たち日本の「国史」。
私たち日本人の祖先が、どのようにして歴史を紡いできたのでしょう。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 日本のように【一つの所に、同じ領域に、同じ民族が住み続け、二千年以上もの歴史を積み重ねてきた国】はほかにはありません。

【ヨーロッパ】を見てみましょう。古くは【ケルト人】が住んでいました。カエサルの『ガリア戦記』に見るように、そこにラテン民族の【ローマ人】がやってきて、ケルト人を蹴散らします。

ローマの領域の変遷
そのころ、中央アジア、中央ヨーロッパでは、フン族の圧力に押し出される形で、【ゲルマン民族】が西へ移動してきます。ゲルマン民族のさまざまな種族がヨーロッパ各地に定着し、それがヨーロッパのさまざまな国の原型になったといわれています。

それだけでは終わりません。13、14世紀になると【モンゴル族】が侵入してきます。ヨーロッパは大きく動揺しました。国境線が西に東に、南に北に移動しました。

これは【アジア大陸】でも同じことです。【中国の歴史】はいくつもの王朝の交代の歴史でした。そして、王朝と王朝との間にはほとんど【連続性がありません】。【断絶していた】のです。秦王朝の兵馬俑(へいばよう)の技術は、その後の中国の彫刻になんら影響を与えていません。それは単に王朝の名称が変わっただけというのではなく、【漢族】から【鮮卑(せんぴ)族】へ、【モンゴル族】へ、【満州族】へ、という【支配的民族の交代】であったのです。

そこには戦乱がありました。他民族に侵略され、追われて移動し、故郷を失い、消滅し、あるいは新たな故郷を求めるということが繰り返されて、現在ある国が定まっていったのです。
世界の国々はすべて、このような変化、断絶を経験しています。

しかし、【日本にだけはそのような歴史がありません】。一度だけ、モンゴルが攻めてきたことがあります。しかし、日本の国土には侵入できませんでした。

明治以降を「近代」と呼び、何もかも変わったようにいう向きがあります。しかし、何が変わったのでしょう。【日本人という民族はそのまま】です。また、日本はアメリカとの戦争に負けました。しかし米軍は、【天皇には関与せず、本土上陸もしませんでした】。その結果、【基本は変わらなかった】のです。日本民族は依然として同じ領域に、日本人として暮らしています。そして、二千年以上も前から日本が変わらずにここにあることを示す何よりのものは、【天皇がおられるということ】です。明治のいわゆる近代化の波も、戦争も軍事的な敗北だけで、日本を変えることはなかったのです。

世界史では、近代が国家観を形成し、人々の国民意識を育て、国家が成立したといわれます。しかし、日本は大陸から隔てられた島国という条件もあって、自然と一体になって、大八洲(おおやしま)がそのまま国土として意識され、早くから巧(たく)まずして人々の国民意識を育てることになり、それが途絶えることなく今日まで続いているのです。

【日本人の変わらない連続性を示すもの】として、たとえば『万葉集』を挙げましょう。それは日本の神話が生まれたのと同じ時期から詠み継がれてきたものです。あらゆる人々が自然の中で、農耕をしながら、旅をしながら、防人(さきもり)の困難さに耐えながら、あるいはいつに変わらぬ日常生活を営みながら、歌に詠んだものです。それをいま私たちが読んでも、何の違和感もありません。そこに詠まれている感情、気持ちをそのまま私たちのものとして感じとることができます。7、8世紀以前の人が心地よく感じた五・七・五・七・七の響きも、同じように心地よく響きます。だから、一部の専門家だけでなく、『万葉集』はいまも一般の人に広く読まれ、その歌が愛唱されているのです。

このようなことは【他の国には絶対にありません】。日本だけのものです。これは、【日本では同じ体制、同じ言語、同じ文化が変わらずに連続しているから】にほかなりません。

世界には、前世紀の高い文化を示すもの、神殿や劇場、闘技場や水道などがいくつもあります。しかし、それらは【すべて遺跡】です。【廃墟】です。その【文化は途絶えてしまって、いまは生きていません】。

アンマンのローマ劇場
日本は違います。まだ、仁徳天皇陵を拝んでいます。千三百年前にはじまった伊勢神宮の20年ごとの遷宮はいまも営まれ、人々は神々しい気分を感じながら玉砂利を踏んで参拝しています。千四百年前の木造建築である法隆寺は、いまもそのままに、仏教の法要が営まれています。それらは【すべて、いまも生きている】のです。日本が不易流行(ふえきりゅうこう:いつまでも変化しない本質的なものを忘れない中にも、新しく変化を重ねているものをも取り入れていくこと。また、新味を求めて変化を重ねていく流行性こそが不易の本質であること。)の国である現れです。

グローバリゼーションの風潮の中で、国家観を薄めるかのような動きが起こっています。しかし、その流れに押し流されてはなりません。日本が不易流行の国、歴史大国であることを自覚し、その位置に立って私たち日本人の体験、思想を世界に向かってしっかり述べていくことが、日本人が世界に交わっていく道であることを知らなければなりません。日本は一大文明の国なのですから。』

いかがでしょうか?
私たちの日本って、本当に素晴らしいですね♥
日本万歳♥
続きは次回に♥
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