2015-12-28 (Mon)
グレアム夫人 1777 (トマス・ゲインズバラ )
トマス・ゲインズバラ (Thomas Gainsborough, 1727年5月14日 - 1788年8月2日) は、18世紀のイギリスの画家。
ゲインズバラは今日でこそ優れた肖像画家として知られ、生涯に700点以上の肖像画を残しているが、故郷サフォークの風景や自然をこよなく愛した彼が真に描きたかったのは風景であり、「肖像画は金のために、風景画は楽しみのために描く」と言っていたと伝えられる。事実、彼の代表作である『アンドルーズ夫妻像』では、モデルの夫妻の姿は画面の向かって左端に追いやられ、キャンバスの右半分は、アンドルーズ夫妻の領地である田園風景の描写に費やされている。
風景画家としてのゲインズバラは後のコンスタブルなどに多大な影響を与えている。しかし、ゲインズバラ自身が「金のために」いやいやながら描いていたと言う肖像画のなかにも多くの傑作があるのは事実である。特に、代表作の『グレアム夫人像』にみられる流麗なタッチ、若き貴婦人の侵しがたい気品と威厳を描きつくした表現力は、他の追随を許さないものである。
トマス・ゲインズバラ
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 アメリカに渡ったピルグリム・ファーザーズたちは、だいたいが【犯罪者】です。
メイフラワー号
「刑務所から出してやるから、アメリカに行って開拓でもしろ」
と言われて追い出されてきたような人たち。
彼らは、知らない土地に追い出されたから、「神の恩寵(おんちょう)がある」とでも思っていなければ生きていけなかった。それで、彼らは「信仰の自由」という格好いいことを言い出した。それが、いまにまでつながっている。
ピルグリム・ファーザーズに続いた人たちも、実は【契約移民】が多い。
アメリカに行くと言っても、【船賃を払えない貧乏な人たちだから、アメリカに着いたら船賃分だけ働いて、働き終わったら自由民になる】。英語では indentured servitude (年季奉公)って言うけど、そういう人たちがアメリカという国をつくった。いまのアメリカ人のうち、【白人の多くは契約移民の子孫】。
祖先は、元犯罪者や貧しい人なんですけど、それを言われるのが嫌だから、
「先祖はイギリス貴族の一番下っ端だった」
と言い張っている。
イギリスの田舎へ行って肖像画を買って帰ってきて、「これが証拠だ」って言っている。だいたい肖像画が掛けてある家は怪しい(笑)。…
アンドルーズ夫妻像 1748-49頃 (トマス・ゲインズバラ)
【教会も怪しげなものが多い】ですよ。
だんだん【化けの皮が剥がれてきたから、いまは信者が集まらない】。
ウォール街から見たトリニティ教会
アメリカの戦争のバックボーンに宗教があると言われるけど、【牧師という仕事も就職先の一つに過ぎない】。彼らは軍隊が就職先だったというだけで、喜んで従軍牧師になった。
そして、軍隊について行って
「神のご加護で、明日の戦争は必ず勝つ」
なんていい加減なことを言っていた(笑)。
そういうことをやっていたから、化けの皮が剥がれてきた。このごろは信者も集まらなくなった。だから【日本人が考えるほどキリスト教の影響があるわけじゃない】。
信者が減っているから献金も減ってしまった。【教会はみんな経営難】です。本部が不動産を持っていれば、いろいろと援助できるんだけど、それもできなくなった。そこで【教会は会計を公開して、引き受け手を募集】している。
それで、「私が引き受ければ、3年以内に黒字化します」というような奴が入札する。そうやって入札で牧師になった人は成績を上げなきゃいけない。黒字にして本部に上納金を納める必要がある。それで何をするかというと、【金持ちに目を付けて金持ちの信者をつくっていった】。彼らに金を出してもらうんです。
そういうのを見ていると、アメリカの教会は、そんなにありがたいものじゃないってわかりますよ。【やり方は、フランチャイズのハンバーガーチェーンの経営と同じ】なんです(笑)。
あと、金持ちの信者たちは、移動するよね。たとえば、カリフォルニアに移動する。そうすると【教会はそれにくっついていく(笑)】。
ボストンやニューヨークでは、街の真ん中に立派な教会が建っているのに、【中には信者がいない】。建物は立派、レンガ造りで蔦(つた)が絡まってね。だけど、金持ちの信者がいなくなって、赤字なわけ。
ボストン市のトリニティ教会
それで彼らは「社会奉仕」だとか言って、教会が社会に活発に出て行った。そういうことをやっている教会はみんな赤字が続いて行き詰まっているので、ときどき極端なことを言い出したりする。【キリスト教が先鋭化して、カチンコチンの原理主義者たちも出てきた】。』
いかがでしょうか?
アメリカの姿が見えてきましたでしょうか?
戦後の教育で、多くの日本人は、いまだに誤ったイメージで世界を捉えていますね♥
まずは、そこから正していかなければダメなんです♥
歴史は、どこの国でも、一連の流れとして見なければいけません。
でも、戦後の教育では、その一連の流れが都合良く分断され、事実とは異なったイメージで教えられています。
これは、現在でも変わっていません♥
「 イギリスの「落ちこぼれ」がアメリカ大陸へ流されたのがメイフラワー号です。
何がどう落ちこぼれかを説明しましょう。当時のヨーロッパは三十年戦争の最中です。三十年戦争とは、ヨーロッパのすべての国がカトリックとプロテスタントの陣営に分かれ、殺し合いが行われた宗教戦争です。
その中心であったドイツ地方では国土の三分の二が荒廃し、人口の四分の一が消滅したといわれます。
この戦争を境にヨーロッパ人は「宗教はほどほどにしようね」というふうになっていくのです。具体的には、「火あぶり」「魔女狩り」「錬金術」「魔法」といった迷信の世界と最終的に決別し、大人の社会に成熟していくのです。これを「近代化」と言います。
1620年にメイフラワー号に乗ってヨーロッパを離れた連中は、「近代化なんて嫌だ」という宗教原理主義者の皆さんです。実態はメイフラワー“サティアン”とでも言ったところでしょうか。
彼らメイフラワー“サティアン”の連中は苦難の末にアメリカ大陸に漂流し、餓死しそうになります。そこでかわいそうに思った現地人(一時期は「インディアン」の呼称は差別的とかで「ネイティブ・アメリカン」と呼びました)が食べ物をくれたのでメイフラワー“サティアン”の皆さんは助かったというわけです。
さて、問題です。ここで“サティアン”の皆さんは誰に感謝したでしょうか。」
詳しくはこちらをご参照♥
↓
☆学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて・・・みたいなアメリカの話
御覧のように、現在で言えば、ドイツに大量流入する「難民」のように、アメリカへと渡ったのが現代アメリカ人の祖先です♥
でも、そこには、もともと他の人が住んでいたんです♥生活をしていたんです♥現代アメリカ人の祖先も、命を助けられていますね♥
しかし、そんな原住民を虐殺していったのが、現代アメリカ人の祖先です。
ドイツ流入難民が、ドイツ人を虐殺し、そこに難民たちの国家をつくったようなものです♥
こんなことって、とても許しがたいですね?
でも、本当にあった事実なんです♥
例えば、有名な【サンドクリークの殺戮】があります。米騎兵隊がシャイアン族を皆殺しにした歴史的事実です。
サンドクリークの虐殺は、1864年11月29日にアメリカのコロラド地方で、米軍が無抵抗のシャイアン族とアラパホー族インディアンの村に対して行った、無差別虐殺。
で、そんな彼らがやってきたことを、私たち日本人もやってきたはずだって宣伝するんです♥
嘘のような本当の話です♥詳しくはこちらをご参照♥
↓
☆白人キリスト教徒より慈悲と礼節を知る民 ~ 妄想を抱きしめるジョン・ダワー
ですから、私たち日本人が、キチンと歴史を認識しなおさなければ、正面からの反論ができないことに繋がります。
できるだけ、当ブログでご紹介させて頂きますので、ご活用くださいますようお願いいたします♥
続きは次回に♥
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おはようございます * by 奈良の人
いつも、勉強させてもらっています。まだまだ知らないことが多く、驚愕の毎日です。読まなくてはいけない本が増え続けています。年末年始、どうぞお身体大事にして下さい。
Re: おはようございます * by みっちゃん
ご訪問ありがとうございます♥コメントも励みになってま~す♥
来年はもうちょっと、書物のご紹介ペースを上げていきたいと思っています。
頑張ってまいりますので、これからも宜しくお願い致しますね♥
来年はもうちょっと、書物のご紹介ペースを上げていきたいと思っています。
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