2015-04-16 (Thu)
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
私たちが本当の意味での「日本を取り戻す」ためには、
「国体」を理解する必要があります。
私たち日本の「国体」とは何か?
それでは、この書物を見ていきましょう!
日本「国体」の真実 政治・経済・信仰から読み解く (2015/03/06) 馬渕 睦夫 商品詳細を見る |
『 『古事記』の国譲り物語は、わが国の独自の思想といってもよいでしょう。国を征服するのではなく、相手を納得させたうえで国を譲らせるのです。地上世界の出雲の国は天照大御神(あまてらすおおみかみ)の弟である須佐之男命(すさのおのみこと)の子孫の大国主命(おおくにぬしのみこと)が治めていました。天照大御神は出雲は自分たちが治めるべき国だとして、息子の天忍穂耳命(あまのおしほみみのみこと)に出雲行きを命じますが、天忍穂耳命は途中の天の浮橋から地上世界を見下ろした際、なにやら大変騒がしいので引き返し、天照大御神に報告します。…
出雲大社
天照大御神は自分で決断せず高御産巣日神(たかみむすびのかみ)を通じて八百万の神々を集め、どう対処するか相談させるのです。神々は協議の末天菩比命(あまのほひのみこと)を推薦し、天照大御神も協議の結果を受け入れて、大国主命に出雲を差し出すように交渉するため、天菩比命が出雲へ派遣されました。…
ところが、天菩比命は大国主命に媚びてしまい、三年経っても高天原(たかまがはら)へ帰ってこなかったのです。そこで、次に天若比子(あめのわかひこ)が派遣されますが、あろうことか天若比子は大国主命の娘の下照比売(したてるひめ)と結婚して、八年間も帰ってこないのです。
ここで、鳴女(なきめ)という雉(きじ)を偵察に送りますが、天若比子は弓矢で雉を射ち殺してしまいます。その矢が高天原まで飛んできたので、願をかけて投げ下ろすと天若比子に当たり死んでしまいます。そしていよいよ、国譲りにつながる建御雷神(たけみかずものかみ)と天鳥船神(あめのとりふねのかみ)が派遣されるのです…
鹿島神宮
諏訪大社
建御雷神らとの交渉に移ります。繁栄している出雲に国を譲れというわけですから、通常は出雲は抵抗するはずです。しかし、出雲の支配者である大国主命は自分の一存では決められないので、子供たちの意見を聞いてくれと頼みます。子供の一人建御名方神(たけみなかたのかみ 諏訪大社に祀られる)は抵抗して諏訪まで逃げるのですが、結局建御雷神に服することになり、大国主命は出雲の国を天照大御神に譲ることになります。しかし、無条件譲渡ではなく、出雲の現実の政治は高天原に任せるが、死者の世界(あの世)は大国主命が支配者になるという妥協案が成立します。そして、大国主命は出雲大社に祀られることになります。この合意に基づき、天照大御神の孫の邇邇芸命(ににぎのみこと)が葦原の中つ国(日本)に降臨し、日本を治めることになるのです。』
天孫降臨
いかがでしょうか?
私たちの日本には、至る所に、こうして神話を引き継ぐ神社があります。
最近は、油を撒いている輩がいるようですが、民族の起源を示す証拠ともいえる歴史的な建造物が、沢山日本に残っている事が余程悔しいのでしょうね♥
続きは次回に♥
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