2015-03-17 (Tue)
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
さて、多くの日本人が疑問に思うこと、それは、
「どうして、メディア関係者や学者に左翼が多いのか」ということではないでしょうか?
その謎を見事に解き明かして下さったのが、この書物です。
非常にハイレベルな保守論客による、この本を見ていきましょう!
戦後日本を狂わせた左翼思想の正体―戦後レジーム「OSS空間」からの脱却 (2014/10) 田中 英道 商品詳細を見る |
『 さらに第一次世界大戦前後に出た偽書『シオン長老の議定書』が、ユダヤ人による世界制覇の陰謀を伝えるものとして出され、折からロシア革命がその一環であると考えられたりした。ボルシェヴィキの大半がユダヤ人であることがそれを裏づけ、またユダヤ金融資本が莫大な資金を提供していた。そのような反ユダヤ主義のプロパガンダが効を奏し、1933年1月のドイツ、ナチス党の勝利を導く。それにより、フランクフルト大学の社会研究所のユダヤ人学者が亡命を余儀なくされたのである。
アドルノ
それがユダヤ人の西欧における歴史的背景であった。こうした背景が、ユダヤ人に対する白人たちの視線のなかに隠されていたというべきだろう。それが亡命したアドルノの経験の基本にあったに違いない。こうした経験が、ユダヤ人哲学者の思想を形づくる源流としてあったことを考えなければならない。長くなるが、次の文章を引用しておこう。
《人々はお前をじっと見ている…現実に行われた残虐行為を新聞などで読んで普通の読者の覚える憤慨は、被害者が彼に似ていなければいないほど…小さくなっていく。…社会的に図式化された反ユダヤ主義者たちの知覚の有り様からすれば、ユダヤ人たちはそもそも人間として見られていないかと思われる。未開人や黒人や日本人はけだものじみている、猿そっくりだ、などというのはしょっちゅう耳にする言い草だが、そうした言い草にユダヤ人迫害の謎を解くてがかりが含まれているのだ。…》
私は、《ユダヤ人たちはそもそも人間として見られていないかと思われる》と書いているのに心がえぐられる思いがした。この感受性は、日本列島のなかで等質の日本人同士で慣れている日本人にはわからない。アドルノはいう。おそらくこれは、アドルノの唯一の日本人について触れた文章である。…アドルノはここで、未開人と黒人、そして日本人は「猿のようなけだもの」と見られていると書き、それがユダヤ人の差別観の「謎を解く鍵」だという。
しかし、アドルノのこの何気ない言葉を、私は別の見方をする。つまり、《未開人、黒人、日本人》は、白人の偏見から外見がそう見えるのであって、外見ではわからないユダヤ人のそれは、長い歴史から生まれた疑い深い視線であると。アドルノの次の文章は、ユダヤ人が動物として殺される理由は、ユダヤ人への特有のものであることを理解しようとしないアドルノのかたくなさを見る。
《迫害の可能性が決定的になるのは、致命傷を受けた動物の目がじっと人間を見、その瞬間である。》
ここでわかるのは、アドルノが《人間として見ていなかったけれどもやっぱり人間にはちがいない存在》であるユダヤ人と、外見から人間として見ていない《未開人、黒人、日本人》との違いである。それを平気で併記するとき、あるレトリックを感じざるを得ない。』
いかがでしょうか?
現代の左翼・リベラルの思想の原点である、ユダヤ人アドルノの特異な思想がお分かりでしょうか?
この書物で、安倍総理が掲げる『戦後レジームからの脱却』、その『戦後レジーム』思想の正体、それを著者は暴いています。
それは、左翼ユダヤ人たちがつくりだした思想で、西欧での共産党や社会党の【反権威・反権力】という「思想・主張」でした。
左翼ユダヤ人はたちは、ナチが生まれた原因を「権威主義的なドイツ人の態度」にあると考え、「ナチを二度と立ち上がらせない」ために、徹底的にその「権威主義」を破壊するために、【反権威・反権力】という「思想・主張」を展開したのでした。
そののち、今度は表向きにはそれとわからないように、【権力・権威からは独立した自由な態度(=リベラル)】をとるようになりました。これが【フランクフルト学派の考え方】で、いわゆる【隠れマルクス主義】と呼ばれるものです。そして、この左翼ユダヤ人が西欧社会に展開した【フランクフルト学派の考え方・隠れマルクス主義】が、戦後の占領下の日本に導入されたのでした。占領下のOSSが行った政策によって、多くの日本人が、この影響を受けていて、保守層のなかにも見られ、現在の私たちの「日本国憲法」にも見られるのです。
現憲法に関する書物は、こちら(↓)をお薦めします♥
ここです⇒青山 繁晴 ぼくらの真実
ぼくらの真実 (2014/12/27) 青山 繁晴 商品詳細を見る |
日本における共産党や社民党の【反権力・反権威】に加えて、それと異なった「リベラルな考え」と勘違いする民主党の【反権力・反権威】、こういった活動が戦後の日本を狂わせてきたのだと、著者は暴いています。
日本の左翼思想には、重大な欠陥があります。本来、彼らの左翼思想は、「左翼ユダヤ人がユダヤ人を利する為につくりだした思想」なのです。少数派であるユダヤ人のみが、ナチの迫害などを例に、世界でもっとも過酷な運命にあったと喧伝し続けるのも、ユダヤ人を利するためです。国家や国境を否定する考え方(グローバリズム)も、国家を持たないユダヤ人を利するためです。つまり、ユダヤ人は【ユダヤ人の被害者としての特権化】を自分たちの武器に使ってきたのです。リベラル思想(【フランクフルト学派の考え方・隠れマルクス主義】)の中心人物である左翼ユダヤ人アドルノの「アウシュビッツの後に、詩を書くのは野蛮だ」という言葉も、この考え方を示していますね♥
ところが、イスラエルという国家をユダヤ人が得たことで、新たな問題が生じました。それは、ユダヤ人の手によって少数民族が迫害・虐殺されているという事実です。ここでは、誰の目から見ても、【ユダヤ人は加害者】なのです。パレスチナ側から見たら、【ユダヤ人が侵略者】なのです。【ナチとイスラエルは同じ】なんです。当然、ユダヤ人たちは、そこから世界の目をそらさせようと必死になります。ユダヤ人が多くを実質支配している「金融」や「メディア」を利用して、世界の人々に気付かせないように企ててきたのが20世紀だったのです。
そして、21世紀。世界の人々は、とうとう気付きはじめました。ユダヤ人の中にも、公然とイスラエルを批判する人々が出始め、ユダヤ人が分裂を始めています。さまざまな国で、本来の自分たちの国の伝統へ回帰しようとする動きが高まっていたり、民族的・ナショナリズム的な動きが出てきているのも、それまでの左翼ユダヤ人思想に対する反動の動きなんです♥
20世紀は、左翼ユダヤ人を中心とした「社会主義・共産主義イデオロギーの時代」「革命の時代」でした。
21世紀は「伝統回帰の時代」です。
いま、世界中で起きている大きな流れです。それは、この日本にも、今起きていますね♥
いよいよ、リベラルの終焉の時がやってきたんですね♥
全力で、本来の日本を取り戻していきましょう♥
続きは次回に♥
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