チャラ金

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    万延二分判(まんえんにぶばん)は万延元年4月9日(1860年)より鋳造開始され翌日4月10日より通用開始された。2枚の量目では同時に発行された万延小判を上回るが、含有金量では劣る名目貨幣で一両あたりの含有金量では江戸時代を通じて最低のものであり、発行高は万延小判をはるかに凌ぎ、金貨流通の主導権を握り小判に代わり事実上の本位貨幣的地位を制した

    戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。

    そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。

    私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、

    客観的に情勢を判断する必要があります。

    実は「お金」にまつわる嘘の報道も多いのです

    それでは、幕末から明治にかけた「お金」のお話しを、こちらの本で見ていきましょう!


    お金から見た幕末維新――財政破綻と円の誕生(祥伝社新書219)お金から見た幕末維新――財政破綻と円の誕生(祥伝社新書219)
    (2010/10/30)
    渡辺房男

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    『 新政府は軍事費を賄うために急場しのぎで金貨銀貨を鋳造し、北へ東へと東征軍を送り込んだ。だが、やみくもに鋳造された貨幣は、財政不如意に陥った幕府の貨幣よりもさらに悪品質であり世に贋金(にせがね)を蔓延させる契機ともなったのである。
     戊辰戦争遂行という大命題を貫徹させるために、粗製乱造された二分金(にぶきん)の中に、劣位二分金と後世に名づけられた特異な金貨がある。とくに、大坂で鋳造された60万8000両を指すが、この二分金は含有金量が1000分の176というもので著しく低位である。姿形は同じ、重量も同じ、だが、価値を比較すれば全く劣悪な二分金であった。いかに新政府が急いで軍資金を確保せねばならなかったかがよくわかる。この二分金は、街道筋の宿や小売商などで使われ、それを手にした両替商は、すぐに質の悪さに気がついただろう。その噂が広まると、二分金そのものの質が問われ、人々は疑心暗鬼となる。

     さらに、決定的な事態が生じた。贋二分金そのものの登場であった。

     贋二分金は、銀台に金のメッキを施したもので、石の上に落とすと奇妙な音がするので、その音を真似て「チャラ金」と蔑称された。

     明治二年に信州上田地方で発生した騒動は、この贋二分金の横行に苦しんだ農民たちの抗議行動で、「チャラ金騒動」と呼ばれた。養蚕が盛んだったこと地方の農民たちが、換金物であった繭(まゆ)の代金として受け取った二分金がほとんど贋であったことから、この事件が起きた…

     さて、贋金をつかまされた日本人に対して、政府は明らかに外国人とは異なる対応をすることになる。外国人には金貨と引き換えたが日本人には紙のカネつまり紙幣と交換したのである

     新政府は贋二分金とはいえ、銀台に金メッキしたものは再生の価値があると判断した。検討の末同じ年の明治二年十月に、銀台の二分金を正貨と引き換えることとしたのである。

     しかし、引き換える貨幣は、外国人に手渡した金貨ではなく、当時、財政的に行き詰まっていた新政府が発行した紙のカネ、つまり太政官札(だじょうかんさつ)という紙幣であった。
     さらに、交換の比率も全額ではなかった。銀台二分金100両につき30両の太政官札である。 』

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    太政官札

     いかがでしょうか?

    劣悪な金貨や偽の金貨の登場のあと、疑心暗鬼になっている人々に対し、

    紙の「お金」と交換なんて、果たして上手くいくのでしょうか?

    今では、あたりまえの様に「円」という「お金」を使っている私たち。

    これは日本銀行という民間銀行が発行しています。

    ですが、明治時代の初期までは、「お金」は国家が造っていたんです♥

    「国のお金を国が造る」、これが当たり前なんです。

    ですが、今は違います。民間の一企業が造っているのです。

    不思議に感じませんでしょうか? 続きは次回に♥ 


    お金から見た幕末維新――財政破綻と円の誕生(祥伝社新書219)お金から見た幕末維新――財政破綻と円の誕生(祥伝社新書219)
    (2010/10/30)
    渡辺房男

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    Category: お金
    Published on: Thu,  18 2014 01:32
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