2014-12-14 (Sun)
シルビオ・ゲゼル(Silvio Gesell, 1862年3月17日 - 1930年3月11日)は、ドイツ人実業家・経済学者。自由貨幣の概念を提唱した。日本では地域通貨とシルビオ・ゲゼルが関連づけて記憶されているが、ゲゼル自身は地域通貨(正確には国家以外が管理する通貨)には反対し、>国家が責任を持って管理しインフレもデフレもなく流通する通貨制度を理想とした。
ケインズは『雇用・利子および貨幣の一般理論』においてゲゼルの思想について考察し、「将来の人々はマルクスの精神よりもゲゼルの精神からより多くのものを学ぶであろうと私は信ずる」と評している。
また、作家のミヒャエル・エンデはゲゼルの影響を受けており、代表作の『モモ』は彼の思想から着想を得ていると述べている。
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
メディアが流す嘘は、歴史に関することだけではありません。
実は「お金」にまつわる嘘の報道も多いのです。
まずは、「お金」の基本を知るために、こちらのベストセラー本を見ていきましょう!
エンデの遺言 ―根源からお金を問うこと (講談社+α文庫) (2011/03/22) 河邑 厚徳、グループ現代 他 商品詳細を見る |
エンデ
『 第一次世界大戦後、レーテ共和国時代のバイエルンにシルビオ・ゲゼルという人物がいて、「お金は老化しなければならない」というテーゼを述べています。ゲゼルは、お金で買ったものは、ジャガイモにせよ靴にせよ消費されます。ジャガイモは食べられ靴は履きつぶされます。しかし、購入に使ったお金はなくなりません。そこでは、モノとしてのお金と消費物質との間で不当競争が行われている、とゲゼルは言います。
お金自体はモノですね。売買されるのですから。しかし、お金は減ったり滅することがないものなのです。一方、本来の意味でのモノは経済プロセスのなかで消費され、なくなります。
そこでゲゼルは、お金も経済プロセスの終わりにはなくなるべきであるといいます。ちょうど血液が骨髄でつくられ、循環して、その役目を果たしたあとに老化して排泄されるように。お金とは経済という、いわば有機的組織を循環する血液のようなものです。 』
いかがでしょうか?
老化する「お金」って、一体どんな「お金」なんでしょうか?
続きは次回に♥
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