2014-11-29 (Sat)
マルティン・ルター(Martin Luther、1483年11月10日 - 1546年2月18日)は宗教改革の創始者。聖アウグスチノ修道会に属するドイツ人神学教授として、ルターは「人の姿となられた神の言葉としてのイエス・キリストにのみ従う」ことによって、信仰と思想において宗教改革という転換をもたらした。キリスト教会の分裂(シスマ)はルターの本来の意図ではなかったが、彼の影響下で福音主義教会(ルター派教会)とアウクスブルク信仰告白が形成された。宗教改革の中心人物となったことでプロテスタント教会の源流をつくった。聖書をキリスト教の唯一の源泉にしようというルターの呼びかけはプロテスタント諸教会のみならず、対抗改革を呼び起こしたという意味でカトリック教会にも大きな影響を与えた。宗教上の足跡のみならず、ヨーロッパ文化、思想にも大きな足跡を残した。たとえばルターの手によるドイツ語聖書が、近代ドイツ語の成立において重要な役割を果たしたことや、自ら賛美歌をつくったことなどが挙げられる。カタリナ・フォン・ボラという元修道女と結婚したことでプロテスタント教会における教職者、牧師の結婚という伝統をつくったことでも知られる
戦後の日本人が学校で教わって来た「歴史」は、客観的ではありません。このことに、「教える側である先生自身」が全く気が付いていないのです。同じ事はメディアにも言えます。
私たち日本人は、親日的な立場に立って正しく認識し直し、客観的に情勢を判断する必要があります。
世界を正しく理解するために、どうしても無くてはならないのが「ユダヤ人」に関する知識です。
それでは、ユダヤ人とイスラエルを見ていきましょう♥
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1517年にマルティン・ルターは、ローマ教会の腐敗を批判し、教会の指導者たちに改革を訴えた。ローマ教会はルターの訴えに耳を傾けるどころか、彼に異端のレッテルを貼り、追放した。それを受けたルターはプロテスタントの創始者となり、新しい教会を西ヨーロッパに次々と建てていく。彼は有名な「宗教改革」を行ったが、それがキリスト教内の宗教戦争にまで発展していった。
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この本も、とってもおもしろかったですよ♥
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えっ!実は「聖書」にも、朝日新聞みたいに「捏造」があったんです♥
ルターはユダヤ教徒をクリスチャンに改宗しようとしたが、成功しなかった。
怒ったルターは
「彼らのシナゴーグは焼却されるべきで、焼き尽くせなかったものは、汚物によって覆い、誰にもシナゴーグの灰や石材が見えなくさせるべきである。これは、神とクリスチャンの名誉にかけて行われるべきである。さらに、ユダヤ人の家屋も破壊され、倒壊させられるべきである。神のユダヤ人に対する怒りは強烈で、神の怒りは日に日に増している。彼らに対する神の慈悲は、決して篤(あつ)いものではない。それゆえ、彼らを遠ざけるべきである。もし私の忠告が聞けぬ貴族がいれば、ユダヤ人という悪魔の負担から決して逃れることができないであろう」
と述べている。
ルターは『ユダヤ人とその嘘』と題する著作を出したが、そのなかでも
「ユダヤ人はさもしく、売春を行い、さらに神を持たない者たちである」
と断じている。
彼はシナゴーグとユダヤ人の学校は焼かれるべきで、ユダヤ教の聖書は焼却し、ラビ(ユダヤ教の宗教的指導者)は説教をしてはならず、彼らの財産と所持している金は没収されるべきだと訴えた。そして、ユダヤ人には慈悲や親切は無用で、法的な保護も必要ない。
ユダヤ人という「有毒な虫けら」は強制労働を賦せられるか、また常に排除せねばならない存在なのであるとまで言っている。ルターの主張に後世のヒトラーが影響されたという見方もあるが、それほどルターのユダヤ人攻撃は強烈だった。ルターの主張がルター派のクリスチャンに影響を与えたことはいうまでもない。
聖書をキリスト教の宗教的権威のよりどころとしたルターは、ユダヤ人がイエスを否定するとしてその怒りを向けていた。
彼は
「われわれは、ユダヤ人を殺害しないという誤りを犯している」
と述べ、
「われわれは彼らが殺人、呪い、冒涜、でまかせ、中傷を行っているにもかかわらず、彼らを自由に生活させている」
と言っている。
このルターの考えは1994年になってようやくアメリカの福音・ルーテル派によって否定されている。
いかがでしょうか?
学校では、「ルターの宗教改革」という言葉だけを覚えた人も多いのではないでしょうか・・・
でも、「宗教改革」をしたルターの考え方って、正しいと言えるのでしょうか・・・
続きは次回に♥
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