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    親子チョコ💗(500冊以上の良質な書籍のご紹介)

    子どもたちの教育のため、また、その親である私たち自身が学ぶための、読まれるべき良質な書籍のみをご紹介させていただきます。

     >  日本 >  湾岸戦争のミステリー②♥

    湾岸戦争のミステリー②♥

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    クウェート侵攻(クウェートしんこう、英語: Invasion of Kuwait)は、1990年に発生したイラクがクウェートを侵攻した事件である。この侵攻を機に、湾岸戦争に発展した。イラク・クウェート戦争(イラク・クウェートせんそう、英語: Iraq-Kuwait War)とも言われる。イラン・イラク戦争時クウェートはイラクを積極的に支援し、イラク南部の港湾都市バスラが戦闘により被害を受けたときクウェート港を開放し、また約400億ドルの資金を提供してきた。終戦後、イラクはクウェートへの負債の返済するために石油の減産による石油価格の上昇を目的に石油輸出国機構(OPEC)を通じて石油の減産を求めた。しかし、OPECはイラクの求めに応じずクウェートとサウジアラビアは石油の増産を行っていた
    クウェート・サウジアラビアの石油増産政策に対して、イラクは増産中止と石油価格の値上げを訴えるも拒否された。そのためイラクはクウェート国境付近に軍隊を動員して威嚇したが、アラブ諸国は脅威として捉えずに単なる脅しと見て懐柔案による解決を考えていた欧米諸国も同様の考えを持っており、最悪の場合でもイラクが領有権を主張していたワルバ、ブービヤーン両島に軍を進めるだけの局地的な紛争に留まるであろうと判断していた。実際イラク側の当初の作戦計画でもクウェート北部への限定攻撃とされていたが侵攻前々日の7月31日に急遽計画が変更され全面侵攻とされたという経緯がある。このために、イラク軍の側も、十分に準備して侵攻を行なうことができず、とくに兵站物資の配布は極めて不十分な状態であった。

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    米ソ二カ国による演出だった「東西冷戦」

    「東西冷戦」は欺瞞だった。。。と著者は言っています。

    こんなことは、「学校の先生」は、まったく教えてくれませんね♥

    朝鮮戦争、ベトナム戦争、オイルショックに続き、

    今度は冷戦後の謎に焦点を当てています。

    さあ、一緒に、見ていきましょう!


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    馬渕睦夫

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    朝鮮戦争については、こちらから♥

    朝鮮戦争のミステリー①♥

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    サダム・フセイン

    『 イラクのサダム・フセイン大統領はなぜクウェートに侵攻したのでしょうか

     1980年以来8年間に及ぶイランとの不毛の消耗戦を終えたばかりのフセインにとって、まだ戦争の疲弊から回復していない1990年の夏に、敢えてクウェートに侵攻する動機は低いと見ざるを得ません。8年間に及ぶイラン・イラク戦争中、戦費に困ったフセイン大統領に資金援助したのはクウェートでした。クウェートはイギリスの仲介に従ったのです。また、ウォール街のアメリカの銀行は債務国イラクへの融資の条件として国有石油産業の「民営化」を提案します

     この民営化という言葉に注意してください。

     IMFが金融支援の第一の条件とするのが民営化です。新生ロシアの市場経済化を断行した「ショック療法」の目玉は、ロシア国営企業の民営化でした。

     当然フセイン大統領は拒否します。そこで、既にイラクに融資していたイタリアのバンカ・ナツィオナーレ・デル・ラボロ銀行(実際は同銀行のアトランタ支店たるアメリカの銀行)は融資額23億ドルの融資限度枠を削減します。その理由は、フセインによって大量破壊兵器の製造にこの融資が流用されていることだというのです。もちろん、このような流用は嘘なのですが、これを英米のメディアが「すっぱ抜いて」報道します。このようにして、フセイン大統領は悪者に仕立て上げられていったのです。

     そして、決定打となったのは、グラスピー駐イラク・アメリカ大使とサダム・フセイン大統領との会談でした。この会談は、1990年7月27日に、グラスピー大使の要請により行われたのです。グラスピー大使はアメリカ政府の訓令によるとして、アメリカはイラクとクウェートの国境問題には関心がない旨フセイン大統領に伝えます。

     ここで、読者の方々に思い出していただきたい。朝鮮戦争直前に朝鮮はアメリカの防衛線外だといったアチソン国務長官の演説と同じ戦術ではありませんか。

     この会談直後の8月2日に、イラク軍はクウェートに侵攻し、全土を占領します。湾岸危機の始まりです


    驚き顔

    いかがでしょうか?

    アメリカの手口って、ワンパターンなんですね♥

    続きは次回に♥

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