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     >  国史 >  経済学の知見を政策に全く生かせなかった “安本丹な都留天皇”

    経済学の知見を政策に全く生かせなかった “安本丹な都留天皇”

    A storm is coming 66

    本日のキーワード : 安本丹、都留重人



    経済安定本部(けいざいあんていほんぶ、英語:Headquarters for Economic Stabilization)かつて存在した日本の官公庁のひとつ大東亜戦争終結後経済復興のための「経済民主化」と称しながらその実我が国の共産化を図るべく諸々の政策を実行するための拠点として発足長は経済安定本部総裁略称は安本(あんぽん)経本(けいほん)

    安本丹 (あんぽんたん)

    ① おろか者をいう。薬の名になぞらえた語。

    ② 魚「かさご(笠子)」の異名。

    ③ らくがんの一種。南京豆(なんきんまめ)の殻のような形で、軽く、口の中ですぐ溶ける。かさはあるが、中味が少ないところからいう。



    本日の書物 : 『 脱GHQ史観の経済学 エコノミストはいまでもマッカーサーに支配されている』 田中 秀臣 PHP研究所



    戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。

    そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。

    私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、

    客観的に情勢を判断する必要があります。

    それでは、この書物を見ていきましょう!




    『 ところで、【デフレ的な政策を好んだのはGHQだけではなかった】。例えば当時およそすべての財価格や賃金などの決定を握り予算配分も決定していたスーパー行政機関に【「経済安定本部」】があった経済安定本部の超越的ともいえる権力は、いまの財務省以上のものであり、その理由は【GHQが背後に存在していた】からであった。事実上、【GHQの経済政策の最上位のエージェントとしてこの組織は機能】していた。



     経済安定本部の長は首相が兼務したが、実質的にこの組織を取り持ちGHQとの調整を担ったのは、【都留重人】 (当時、経済安定本部総合調整委員会副委員長、後の一橋大学学長) であった。彼は作家の水木楊によれば、【当時「都留天皇」と陰で形容されていた】という。実際に【都留】は【マッカーサーの手紙の案文をGHQ側から託されるほどの強い信頼関係】があった

    都留重人
    都留 重人

     【都留】は、戦前にハーバード大学で学び、そこで 「近代経済学者」 のワシリー・レオンチェフやポール・サミュエルソン、そしてマルクス経済学者のポール・スウィージーらとの交流を重ねた新進気鋭の経済学者であった。彼はまた、【戦時中から、リフレ政策に批判的】であることでも知られていた。

     戦後の都留のイメージは、サミュエルソンのベストセラー 『経済学』 の翻訳のせいもあるのか、ケインズ主義者のイメージが強い。しかし、【彼の一貫した立場は、ニューディール政策 (リフレ政策) への否定的な見解を含めて、むしろ反ケインズ主義的なもの】だ。

     【なぜか彼の著作集では無視されている彼の処女作】に、昭和 19 年に東大で行われた講義をもとにした【 『米国の政治と経済政策』 】というものがある。この講義では【経済不況】を【市場がうまく解決できない問題】であることを示す一方で、【その対策】として出てきた【ケインズ的なニューディール政策の効果がはっきりしないことも主張】していた。【都留】によれば【むしろニューディール政策によって、雇用を最大化することが優先された結果、米国は日本に対する戦争を採用することになったと断じている】

    下村治 (アサヒグラフ 1953年9月23日号)
    下村 治

    石橋湛山
    石橋 湛山

     【この見解】は、勘のいい読者はおわかりだろうが、【先に極東国際軍事裁判で検察側が提起した史観を、米国側に適用したもの】といえるつまり米国でも日本でも【リフレ政策は戦争に帰結し、それによって不況から脱出した、ということである】【都留の反リフレ志向は徹底】していて、当時、経済安定本部に出向していた【リフレ主義者】の【下村治(後の池田勇人内閣のブレーン)】が石橋と同様なインフレ観を報告書で提出したときには徹底してそれを排撃した。』

    日の丸

    ラビ・オデッセルとナフナヒームは異端!?


    いかがでしょうか?

    今回ご紹介させていただく書物は、財務省・日銀を中心とした “無能官僚” や、その庇護の下でデタラメな言説を振りまく “似非経済学者”、同様に飼い慣らされる“家畜としてのマスコミ業界”が、占領期のGHQの誤った経済政策= “不況期の緊縮政策”「金科玉条」 (この上なく大切にして従うべききまり。金や玉のように立派な法律。)の如く妄信して止まない現状について、その歴史的な流れを紐解きながら如何に彼らが 「自ら思考して判断する能力が欠落している連中」 であるのかを分かりやすく解説された良書となります。

    読書7-86

    それでは本日も、いつものように、直近の「致死率」を確認しておきましょう。

    (死亡症例数)÷(感染症例数)=(致死率)

    ※(  )内は前回の数値

    rwsdolakjdgsha.jpg
    Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE

    アメリカ : 632,911(631,657)÷38,302,659(38,155,325)=0.0165・・・(0.0165) 「1.65%(1.65%)」
    rwsdolakjdgsha1.jpg

    イタリア : 128,957(128,914)÷4,509,611(4,502,396)=0.0285・・・(0.0286) 「2.85%(2.86%)」
    rwsdolakjdgsha2.jpg

    日本 : 15,820(15,768)÷1,393,866(1,368,890)=0.0113・・・(0.0115) 「1.13%(1.15%)」
    rwsdolakjdgsha3.jpg





















    egdusyed.jpg
    【日本語訳】 U.S. DEPARTMENT of STATE / Fact Sheet : Activity at the Wuhan Institute of Virology  (米国務省 / ファクトシート : 武漢ウイルス研究所での活動)

    さて、これまで、ドイツで生まれた「キリスト教神智学(Christian theosophy)」「ベーメ神智学(Boehmian theosophy)」出発点として、その後人為的に造り出された “幻想” であるところのマルクス主義・共産主義・社会主義という類の妄想を経て、ソ連崩壊とともに死滅したかに思われたものの現在に至るまで一貫して受け継がれていく “信仰” が存在していて、その根底にあるユダヤ・キリスト教的な 「贖罪(しょくざい)」 の意識により、さまざまな “アイデンティティ” を次から次へと粗製濫造することによって、「贖罪」の対象物として “罪” を創り出し自らの罪に対する償(つぐな)い・贖(あがな)いを果たそうと躍起になっているそんな 「極左おパヨク」 に繋がる一連の系譜について確認して参りました。



    ここで御理解頂きたいのは、そんなおバカな 「極左おパヨク」 は、飽くまでも、ある連中が果たそうとしている、ある目的の達成のための道具でしかないということです。

    その目的とは、さまざまな “アイデンティティ” を意図的に粗製濫造することで、社会分断を行い到底達成不可能な目標である “平等 (equality)” を強要(←全人類の均一化・同質化などは不可能であることは自明です!)し、多くの人々に対して自己抑圧的な態度の徹底を促し(←これが、ポリコレw)、人々の “自由” を奪う極めて権威主義的な統制社会の再構築を目指す、というものです。

    では、なぜそれを目指そうとするのでしょうか?

    それは、「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」のもとである連中にとって非常にコントロールしやすい社会が構築できるからです。

    ポイント 女性

    その「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」については、これまたドイツ出身の社会学者・歴史学者であり、マルクス主義者で、エリート理論の信奉者で、ファシズム(全体主義者)でもあったロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)提唱した仮説である 『寡頭制の鉄則』 (iron law of oligarchy)について確認をしてきましたが、そこにもやはり「キリスト教神智学(Christian theosophy)」「ベーメ神智学(Boehmian theosophy)」の影響を見ることができました。

    ロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)
    ロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)

    この「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」同根の言葉「オリガルヒ(oligarch)」 というものがあります。現代のロシアに見られるもの(ロシアに限ったものではありませんがw)ですが、いまから数十年前にマルクス主義が生み出した “社会主義・共産主義の幻想” が瓦解・崩壊する過程で作り出されたもので、その理解を一層深めるために少し視点を変えてウクライナにおけるユダヤ人に焦点をあてて次の論文を参照しながら考えているところとなります。

    gdytesoka.jpg
    『ウマン巡礼の歴史 : ウクライナにおけるユダヤ人の聖地とその変遷』 赤尾 光春



    それでは早速、続きを見て参りましょう。

    『 4.ウマンか、エルサレムか?

     ・・・1980 年代の始めになって、彼は書き付けの中の 「ナー・ナフ・ナフマ・ナフマン・メ・ウマン」 という文字に隠された救いの秘儀を公に発表し、それを毎日好きな旋律に従って歌えば贖いが早まるだろうと説いて、書き付けを世界中に広く知らしめようと試みた。ところが、この試みはブレスラフ内の長老達から嘲笑を受け、彼は 「捏造者」 「気の狂った老人」 「奇人」 など侮蔑的なあだ名をつけられて相手にされず、またオデッセルを信奉し、書き付けの話を真に受ける者たちも、「ナフナヒーム」 と呼ばれて除け者扱いされた。それにもかかわらず彼は、書き付けの秘儀を広めることを諦めず、書き付けを複製し、広く普及させる試みが続けられた。書き付けの流布はたちまち人々の反響を呼び、御守りとして携えた者に起こった奇跡物語が、次々に報告されるようになった。やがて 「ナー・ナフ・ナフマ・ナフマン・メ・ウマン」 と書かれたステッカーやスプレーの落書きが、イスラエル中の家々や商店の入り口、通りの壁という壁に見受けられるようになった。この文句は、ブレスラフ内の新たなセクトのマントラ、或いはスローガンとなったばかりでなく、イスラエル社会全体にブレスラフ・ハシディズムの存在を広く知らしめる結果にもなった。

     この書き付けの信憑性をめぐって、ラビ・オデッセルと彼を信奉するナフナヒームとブレスラフ世界会議派との反目は公然のものとなったが、反目の第二の争点は、先にも少し触れたように、ウマン巡礼に関するものであった。ラビ・オデッセルは、大衆巡礼が始まった 1988 年に初めてのウマン巡礼を果たし、その後も死の直前まで巡礼に参加し続けてはいるが、ウマン巡礼に関する彼の言動には議論の余地が多い。

     例えば、1992 年のウーマニでは、弟子たちに対して 「ウマンは終わった」 と宣言した上、帰国後、ヘルツォーク大統領に、ナフマンの墓をイスラエルに移送し、エルサレムのシオン山にあるダビデ王の墓の隣に改葬するよう要請した。この試みが失敗に終わると、オデッセルは弟子たちに、「イスラエルにナフマンの墓が移送されずともラビの遺骨の近くに行かなければならない」 と言い続けながら、死直前の 1994 年までウマン巡礼を継続した。ところが、最晩年に迎えた新年、彼は 「新年にエルサレムに留まる者だけが真に彼 (ラビ・ナフマン) を理解する。」 という謎に満ちた発言を残している。そればかりか、書き付けの信憑性を完膚なきまでに否定されてからは特に、「中央」 に対する批判的言動を強め、ウマン巡礼を可能にするためにウクライナ当局へ莫大な賄賂を送っている、などと 「中央」 の腐敗ぶりを糾弾することも憚らなかったという (162)。


    注 (162)
     1994 年にオデッセルが逝去した後、ナフナヒームの間で、ウマン巡礼に対する態度は二極化した。「ナフマンの墓がウマンにある限りは巡礼を続けるべきだ」 というオデッセルの言葉に忠実な者がいる一方で、一部のグループは新年にウマンに行かず、エルサレムに眠るオデッセルの墓に集うようになった。後者はラビ・オデッセルがナフマンの一番弟子で地上の使者であるどころか、ナフマンの地上の化身であり、従って墓の聖性においてもウマンのナフマン廟に匹敵すると考えたようである。MOHARAN.com, “Rabbi Yisroel Ber Odesser and the Letter from Heaven.”: http://www.moharan.com/pages_angl/rabbi_israel_angl.html; Ibay Hanachal, “Clarification of Rabbi Yisroel Odesser’s Shlichus to our Generation.”: http://www.breslov.com/netzach/shlichus.html 』


    ということで、本日はここまでとさせて頂きます。









    続きは次回に♥




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