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    親子チョコ💗(500冊以上の良質な書籍のご紹介)

    子どもたちの教育のため、また、その親である私たち自身が学ぶための、読まれるべき良質な書籍のみをご紹介させていただきます。

     >  日本 >  スウェーデン人とオランダ人と朝鮮人の共通点

    スウェーデン人とオランダ人と朝鮮人の共通点

    グレタ gureta33

    本日のキーワード : グレタ、スウェーデン人



    スウェーデン王国(スウェーデンおうこく、スウェーデン語: Sv-Konungariket Sverige.ogg Konungariket Sverige)、通称スウェーデンは、北ヨーロッパのスカンディナヴィア半島に位置する立憲君主制国家首都はストックホルム法定最低賃金は存在せず経済はスウェーデン国外の大企業や機関投資家に左右される傾向にある

    スウェーデン

    本日の書物 : 『ルトワックの日本改造論』 エドワード・ルトワック 飛鳥新社



    戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。

    そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。

    私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、

    客観的に情勢を判断する必要があります。

    それでは、この書物を見ていきましょう!




    『 もう一つ別の例が、【スウェーデン】である。第二次世界大戦中、ドイツがヨーロッパ中で行っていた非人道的な行為に対してこの国は【消極的な傍観者】の立場を変えなかった

    ポイント 21

     【スウェーデン人】【自分たちを世界で最も偉大で人道的な存在であるかのように見せたがる】

    ポイント 23

     最近の例は、国連の地球温暖化サミットの演説で注目を集めた【グレタ・トゥーンベリ】という女子高校生だ。彼らは常に【世界に対して人道主義を説き、人類を救済し、地球を救えと主張する】

    グレタ・トゥーンベリ
    グレタ・トゥーンベリ





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     【ところが、第二次世界大戦中の人道の危機に対して、彼らは何もしていなかった】。ただ戦況をながめて、優雅にパンを食べていただけだ。

    グレタ・トゥーンベリ3

     そして、事態を傍観するだけではなく、【莫大な量の鉄鉱石をドイツに売った】のだ。ナチスはそれを鉄鋼に変え銃や戦車にした。最も人道的なはずの【スウェーデンが、ドイツの兵器の材料を供給】していた

    ポイント

     さらにドイツ人が同じスカンジナビアの兄弟国であるノルウェーを占領した時【スウェーデンはまったく助けず見殺しにした】。それだけではない。事後に占領地の【ノルウェーに向かうドイツ軍に、自国を横断する鉄道を使わせて、国内を楽々と通過させた】。彼らは【ノルウェーを裏切り、ドイツに部隊輸送の協力をした】のである。

    女性 ポイント これ

     戦後、例えば1953年頃になると、ヨーロッパの多くの国ではドイツをすでに許していたが、【スウェーデンはオランダと同じように、超がつくほどの反ドイツ感情を保持していた】

    ポイント 31

     【戦争中、彼らはオランダ人と同じように臆病者で、ナチスに協力していた】。戦後のスウェーデンは世界に道徳を説いてきたが、【彼らの実際の大戦中の行為は、きわめて非道徳的だった】。逆説的だが、だからこそ道徳的高みに立ちたがるのである。

     スウェーデン企業や財界人のなかには、大量の物資や資源をドイツに売ることで、戦時中、非常に経済的に豊かになった者が数多くいた。ナチスの金塊の多くが最終的にスウェーデンに渡っていたことはよく知られている【彼らはドイツに積極的に協力したからこそ、戦後になって激しい反ドイツ感情に転じた】わけだ。

     【韓国人にも同じことがあてはまる】。韓国の行動は、一見すると不可解なところがある。ところが注意深く比較してみると、【その本質は、ドイツに対する欧州各国の態度と同じである】とわかる。

     【戦時中にドイツに協力的だった国こそ、本当に反ドイツ的な態度をとるようになる】

     スウェーデン人は、自らを世界の人道主義の守り手でありそれ以外の国々は自己利益を追求する強欲な人たちであるかのように主張する【戦争終結までドイツに積極的に協力していたからこそ、戦後になると「ドイツはひどい国だ!」と非難して回るようになった】【オランダ人も従僕(じゅうぼく)のようにドイツに協力したため、戦後は「ドイツ人お断り」に転じた】。』

    日の丸

    「客観的確率」と「主観的確率」


    いかがでしょうか?

    今回ご紹介させていただく書物は、非常に複雑な国際情勢の中、その中でも特に、様々な問題の発生源となっている支那や朝鮮半島位置する東アジアにおいて、地理的に近い位置にいる我が国最前線に立たされているようなものであるのですが、そんな我が国の国家戦略の在り方について、稀代の戦略家である著者が、リアリズムに基づいた思考で、私たち日本人に対して考えるヒントを与えて下さっている良書になります。

    読書7-64

    それでは本日も、いつものように、直近の「致死率」を確認しておきましょう。

    (死亡症例数)÷(感染症例数)=(致死率)

    ※(  )内は前回の数値

    vbcjd.jpg
    Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE

    アメリカ : 129,601(129,227)÷2,825,756(2,780,916)=0.0458・・・(0.0464) 「4.58%(4.64%)」
    vbcjd1.jpg

    イタリア : 34,854(34,833)÷241,419(241,184)=0.1444・・・(0.1444) 「14.44%(14.44%)」
    vbcjd2.jpg

    日本 : 977(977)÷19,459(19,185)=0.0502・・・(0.0509) 「5.02%(5.09%)」
    vbcjd3.jpg










    目に見えぬ侵略 中国のオーストラリア支配計画 

    さて、ここからは昨日の続きになりますが、ケインズ主義は、1980年代には、お役御免という状況となり、それに代わって、「ネオ・リベラリズム(neo - liberalism)」と呼ばれる思想・概念盛んに唱えられることになったのですが、それでは、何故ケインズ的政策は失敗したのか、ということについて、いま考えているところになります(→臆病者のオランダ人と韓国人の共通点)。

    ジョン・メイナード・ケインズ 1933年
    ジョン・メイナード・ケインズ 1933年

    そして、すでに書かせて頂きました通り、ケインズ的政策が失敗した理由の一つが、伝統的ケインズ経済学のモデルが、「動学モデル」ではなく「静学モデル」を前提としていたことにあります。

    先日のところで書かせて頂きましたように、現代のマクロ経済学研究では、「現在から将来にわたる効用の最大化を考えながら現在の所得を消費と貯蓄に配分する」という、“天才数学者”であったフランク・ラムゼイ考案したモデルに基づいて展開されているのですが、

    フランク・プランプトン・ラムゼイ
    フランク・プランプトン・ラムゼイ

    そのフランク・ラムゼイらが今から90年ほど前に唱えた概念「主観的確率(主観確率/subjective probability)」と呼ばれるもので、「客観的確率(客観確率/objective probability)」対比される概念になります。

    女性 ポイント ひとつ

    と言うだけならば簡単ですが、そもそも“確率”に主観的だとか客観的だとかが存在するの?って疑問に感じられませんでしょうか?

    女性 悩む 02

    そこで、少し考えてみるとこにしましょう。

    サイコロ

    いま目の前にサイコロがあるとして、例えば、一つのサイコロを1回だけ振ってみることにします。

    この場合、振った結果、「1の目」が出る確率は次の内のどれになるでしょうか?

    ア.1/2(二分の一)

    イ.1/3(三分の一)

    ウ.1/6(六分の一)


    問題です

    もちろん答えは、「ウ.1/6(六分の一)」になります。

    そして、ここから導き出される「命題」は、次のようになります

    (命題) サイコロを1回振って、「1の目」が出る確率は、「1/6(六分の一)」である

    では、今度はこの命題が真であると致しまして、次の問題に解答してみて下さい。

    (問題) 確率が「1/6(六分の一)」ということは、どういう意味か?次の中から選択せよ。

    ア. サイコロを6回振ると、「1の目」が1回は出る

    イ. サイコロを6回振ると、「1の目」が1回くらいは出る可能性がある

    ウ. 何度もサイコロを振ると、「1の目」が出る割合が「1/6(六分の一)」に近づく


    この問題は以前にも書かせて頂いたものですが(→中華人民共和国では、「武漢肺炎(COVIT-19)」が、まだまだ感染拡大している模様です!)、「客観的確率(客観確率/objective probability)」の立場で考えた場合、答えは、「ウ. 何度もサイコロを振ると、「1の目」が出る割合が「1/6(六分の一)」に近づく」となります。

    「客観的確率」とは、何度も何度も繰り返し観測されたデータ・記録に基づいて測定した、あるいは思考実験(頭の中で想像するだけの実験)によって求められた「ある現象の起こりやすさ」のことで、サイコロには歪みもなくすべての目は均一な“確率”で出るという前提で考えられています。

    この考え方自体は、決して間違っているわけではないのですが、実際にサイコロを振ってみると一目瞭然ですが、、6回振れば60回振れば600回振ればピタリと各目が均一に出るということにはなりません

    そこで、先ほどの命題の

    (命題) サイコロを1回振って、「1の目」が出る確率は、「1/6(六分の一)」である

    というのは、そもそも人間がそうなることを“期待しているだけ”の、「主観的な信念あるいは信頼の度合い」であって、客観的に求められるような真の確率などは存在しないとする考え方「主観的確率」と呼ばれるもので、「ベイズの定理」で知られるトーマス・ベイズに因(ちな)んで、「主観的確率」を容認する立場「ベイズ主義」その立場に立つ者「ベイジアン」と言い、現在の統計学の主流になります。

    トーマス・ベイズ
    トーマス・ベイズ



    それでは、本日の最後になりますが、有名な「ベイズの定理」に関する問題をご紹介させて頂きます。

    (問) 新型コロナウイルスのPCR検査が感度99%かつ特異度99%だとしよう ―― つまり検査によって新型コロナウイルス感染者のうち99%が陽性となり、非感染者のうち99%が陰性となると仮定する。さらに我が国全体の0.5%が新型コロナウイルス感染者であるとする。無作為に選ばれた個人がこの検査で陽性だったとき新型コロナウイルス感染者である確率はいくつか


    女性 困る 悩む 1

    解き方と解説は、日本語版Wikipediaにも書かれていましたので、詳しくはそちらをご参照頂きたいのですが、ポイントとなるのは検査で陽性だったとしても新型コロナウイルス感染者である確率は33.2%でしかなく言い換えますと検査で陽性だったとしても非感染者である確率が66.8%にもなるということです。

    ekdiehsgd.jpg

    薬物検査の例を表す樹形図。記号U, Ū, _, − はそれぞれ使用者である、非使用者である、陽性である、陰性である事象を表す。

    ということで、本日はここまでとさせて頂きます。





    続きは次回に♥




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