2018-10-26 (Fri)
仮定(かてい) :
① 未定のこと、不確かなことを仮にこうと定めること。また、仮に定めた事柄。「今ここにコップがあると仮定してみよう」「仮定の上に立って物を言う」
② 論理学などで、ある命題を導き出す推論の出発点におかれる前提条件。仮設。
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 まとまった内容をもつ文章であって、数学的に正しいかどうかを判断できるものを【命題】と言います。…【命題にはいろいろな形】があります。そのなかでも数学においてもっともよく現れるのは【「◯◯ならば~~である」という形の命題】です。このような命題を以下では【「ならば命題」と呼ぶ】ことにしましょう。…
以下では、話を数学っぽくするために、「◯◯」や「~~」の代わりにP、Q、A、Bなどの文字を使うことにしましょう。【「ならば命題」とは「PならばQ」という形の命題のこと】です。このとき【P】をこの命題の【仮定】、【Q】を【結論】と言います。
さて、「ならば命題」を扱ううえで【大事な心構え】があります。
【「ならば命題」では、その仮定と結論の両方が重要である】。
「PならばQ」と言われると、結論Qがもっとも重要だと考えがちです。しかし【数学において】は、【仮定であるPも、結論であるQとまったく同じくらい重要】なのです。…
この節では、【「ならば命題」についてもっとも注意しなければならないこと】を述べます。普通の感覚だと、この節で述べることはただの屁理屈でしかないでしょう。心理的には抵抗があるかも知れませんが、この考え方をとりあえず受け入れて読み進めてください。
(問題) ある広告に次の文章がありました。
今月中にお申し込みいただくと、手数料が半額になります!
①この文章を「ならば命題」の形に書き直してください。
②来月に申し込みをすると手数料はどうなるでしょうか。
①の答えは
今月中に申し込むならば、手数料は半額になる
となります。
次に、②の答えです。ここで、「ならば命題」の解釈について【もっとも重要な原則】があります。
【「PならばQ」という命題は、Pでない場合については何も述べていない】。
この原則から、「今月中に申し込むならば、手数料は半額になる」という命題は、今月中に申し込まなかった場合のことについては何も述べていません。よって②の答えは【どうなるかわからない】となります。
問題②のような広告の文章を読むと、「来月になると手数料が半額ではなくなってしまう」と考えがちですが、【論理のルールではそれが正しいとは言えない】のです。たとえ、来月に申し込みをすると手数料が半額どころか無料になるとしても、【広告の文章は論理的に間違っていません】。日常会話の感覚からすると、このような解釈は屁理屈でしかないでしょう。しかし、【数学の文章における「ならば命題」は、ここで述べた限定的な意味で理解されなければなりません】。
数学に限らず、文章を読み解くときには、そこに表現されている著者の考えをありのままに理解することが求められます。この姿勢を極端にまで押し進めれば、【文章として書かれていない内容を、行間を読んで勝手に理解するのは禁止される】でしょう。【数学の世界】では、【このような姿勢で文章を読み解くのが原則】です。書かれていないことについては何も述べられていない。したがって、「PならばQ」という命題が正しくても、Pでないときにどうなるかは【わからない】のです。
【行間を一切読まない】というのは非常識なようですが、【そのような読み方に耐えうる文章を求められる場合】もあります。
そもそも【行間を読む】とは、【読者が著者の考えを想像すること】です。このとき【読者は自分の常識や主観を使う】ことになります。しかし、【常識や主観】というものは、【その人の育ってきた環境や文化・時代背景などによって異なるもの】です。したがって、【読まれた行間の内容がそれぞれの読者で違っていてもおかしくありません】。
ところが、【このような事態が起こると困る場合があります】。研究者が研究成果を発表するときや、企業が顧客と契約を結ぶとき、政府が国民に政策を知らせるときなど、【はっきりとした内容を過不足なく相手に伝えなければならない場合です】。このような場合には、【誰が読んでも一通りにしか解釈できない明確な文章で表現する】ことが求められます。【数学の文章はそういう姿勢で書かれている】のです。』
いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、朝日新聞に代表される日本のメディアに非常に強く観察される「感情的」で、「偏った見方」でしか思考できない連中が抱く、私たちの日本を破壊しようと、「非現実的」であり、かつ「現実化させてはならない」考え方を、私たち日本国民の手で、正しく改めていくために必須となる「論理的」「数学的」な思考方法を、日常生活の中で普通に見られる事柄を例として、訓練していくための非常に優れた良書となります。
さて、本文中に、「行間を読む」ということについて書かれていましたが、「読者が著者の考えを想像する」、「読者は自分の常識や主観を使う」、でも、常識や主観は、「その人の育ってきた環境や文化・時代背景などによって異なるもの」で、「読まれた行間の内容がそれぞれの読者で違っていてもおかしくありません」、など、まさに、非常に正しい考え方ですね。
そして、さらに重要なことも書かれていて、「数学的思考」、「論理的思考」に求められるのが「行間を一切読まない」、つまり「書かれているままの内容から考える」ことが必須で、言い換えますと、「数学的な文章」は「誰が読んでも一通りにしか解釈できない明確な文章」が求められるということになります。
で、ここで勘違いしてはならないことが、私たちは決して「数学的思考」、「論理的思考」だけの生物ではなく、別の側面も保持している「人間という特殊な生物」であるという点です。
例えば、松尾芭蕉の次の句。
「古池や蛙飛びこむ水の音」(ふるいけやかわずとびこむみずのおと)
清澄庭園にある「古池や」の句碑。
これを、もし「行間を一切読まない」ならば、如何お感じになりますでしょうか?
この句を理解するために必要なのは、「数学的思考」や「論理的思考」ではなく、純粋に人間を人間たらしめている「情緒」です。様々な生物の中で、私たち人間は、他の人間の気持ちを共感したり、また思いやったりすることが唯一可能な生物です。
さきほどの松尾芭蕉の句を理解するには、そういった能力を発揮する必要があります。
詳しくはこちらをご参照💛
↓
☆テレビを見ると「脳」が破壊されてしまう理由
このように、「人間という特殊な生物」である私たちなのですが、その中には、どちらか一方しか能力が無い方々、あるいは、どちらの能力もない方々が存在していて、特に「左翼リベラル」と呼ばれる特殊な生き物が後者にあたるわけですが、特徴的に見られるのが、当ブログで定義する「文系アタマ」で、
① 「数学的」つまり「論理的」な「思考」ができない
② 書かれていることを「盲信」し、「丸暗記」が得意
その一例が、これ(↓)です。
勝間和代
☆勝間和代、LGBTに関する杉田議員の発言について「人間より国家が優先されている」→ 漫画家・はすみとしこ「個人より国家が優先されるのは当たり前」
「左翼リベラル」と呼ばれる特殊な生き物は、本来であれば、その文章全体から流れを見て、つまり、ドローンを使って俯瞰的に眺めるように、「行間を読む」、「著者の考えを想像する」必要があるにもかかわらず、それが出来ず、その一方で、その文章のごく一部だけを、まるで「虫眼鏡」や「顕微鏡」で拡大した部分的なところだけを見て、「行間を一切読まない」、「書かれているままの内容から考える」という、およそ見当違いも甚だしいやり方で、彼ら独自の妄想的な主張を繰り広げていきます。
要するに、「阿呆」なんです💛
詳しくはこちらをご参照💛
↓
☆当ブログが応援している、女性と母親の「声なき声」を代弁する杉田水脈さん、頑張って!
そのような「左翼リベラル」な連中は、実社会においては、非常に「お得」な「カモ」になります💛
何しろ、自分のアタマで考える能力が、まるっきり欠落しているため、容易にコントロールすることが可能なんです(笑)
ほんと、「チョロい」んですよ💛
ですから、皆さんも、交渉や取引の相手が、「左翼リベラル」であるかどうかを、まず判別した上で、それが「左翼リベラル」であれば、「いいカモ」になりますので徹底的に「巻き上げる」ことをお勧めさせて頂きます。
さて、ここからは昨日の続きになります。
引き続き、「数学」というものを知らない私たちの探検が続いているわけですが、いま、中学校3年生で教えられる「因数分解」を考えているところになります。
暗記させられる代表的な「公式」の、
(a+b)² = a²+2ab+b²
と、
(a+b)(c+d) = ac+ad+bc+bd
は昨日は片づけましたので、昨日の宿題である、
x² - y² = ?
x² + 2xy + y² = ?
x² - 2xy + y² = ?
の3つに取り掛かってみたいと思います。
上記の3つを「因数分解」の公式の形に致しますと、
① x² - y² = (x-y)(x+y)
② x² + 2xy + y² = (x+y)²
③ x² - 2xy + y² = (x-y)²
となるのですが、そんなことを「暗記」しなくても、これまでのように、「数学」というものを知らない私たちでも「発明」することができるはずです(恐らく。。。)。
ということで、まず、①について考えてみます。
① x² - y² = (x-y)(x+y)
左側の「x² - y²」というのは、「(何か)×(何か)」と「(別の何か)×(別の何か)」を「-」しているということなのですが、これまで「数学」を知らない(※ただし、足し算と掛け算だけは知っている)私たちの目の前に初めて登場する「引き算」の概念が「-」です。ここで、私たちは、次のように考え、決めます。
★「何か」に「何か」を「加える」という「足し算」(表記は「+」)の逆の働き、つまり、「何か」から「何か」を「取り除く」ことを「引き算」として、それを「-」で表記する。
「+」から「l」を取り除くと「-」になるように。。。
で、私たちの理解の範囲で考えますと、「縦の長さ」も「横の長さ」も「x」である「面積」から、「縦の長さ」も「横の長さ」も「y」である「面積」を取り除くということを意味していますので、
重ねてみて、黄色の部分を取り除いた、残りの白い部分の「面積」を考えれば良いのですから、
線を書き込んで、
紙全体の部分(x×x)から黄色の部分(y×y)を取り除いた残りの「面積」は、「(a)+(b)」になりますので、
(a) = x × (x-y)
(b) = y × (x-y)
ですから、
紙全体の部分の面積 - 黄色の部分の面積 = (a) + (b)
(x×x) - (y×y) = (x × (x-y)) + (y × (x-y))
さらに整理して、「x-y」を#⃣(←単なる記号です)と致しますと、
x² - y² = (x × #⃣ ) + (y × #⃣ )
もう少し整理して、
x² - y² = #⃣ × (x + y)
ここで、#⃣を元に戻しますと、
x² - y² = (x-y) × (x+y)
つまり、①の公式を「発明」したことになります。
① x² - y² = (x-y)(x+y)
続きは次回に♥
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