2018-08-08 (Wed)
男娼(だんしょう、英: male prostitute)とは、売春する男性又は買春される男性のことであり、「男性の娼婦」の意味でこのように呼ぶ。年齢は、少年から青年、中年まで広範囲にわたる。また、男色の相手としての男娼と、女性に買春され春をひさぐ男娼に大きく二分される。現在では、ゲイ用語などでボーイと呼ばれることが一般的である
日本においては、古くから歌や踊りを披露する芸人が、売春に従事し、男娼もまた存在した。寺院の稚児や、武士のあいだの男色の相手は、売春ではないが、その周縁に、春を鬻(ひさ)ぐ者が存在した。
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 【強弁】と同じように、【詭弁】の誕生もまた、歴史の彼方にかすんでいて、「いつ、誰が創始した」というようなことを、確定できるわけではない。しかし【詭弁】を【飛躍的に発達させた時期】として、まず【ギリシャ時代】を挙げるのはさしつかえないであろう。
ターレス、ソクラテス、アリストテレスなど、【言葉を武器】として真理を追求する【哲学者】たちが誕生したのはこの時代であるし、その流れの中に、【弁論に長けた「ソフィスト」(知者、教師、詭弁家)が輩出】したのもこの時代であった。
実際、【言葉による真理の追求】と【詭弁術】は、【紙一重】である。
ターレスは「万物は水である」といったけれども、これもただそれだけをきくと、詭弁か強弁かぐらいにしか思えないにちがいない。
タレス
ターレスのために弁護しておくと、彼は「万物は水である」という教説を広めようとしたのではくて、「万物は何でできているか」という問題をとりあげたのであった。ただ、実験設備が何もない時代のことであるから、彼は【言葉だけを武器】として、いわば素手で問題にとりくむほかなかった。そこでかりに「万物は水である」として考えてみよう。それでうまく説明できない事例があったら、【仮説を修正】しよう、というのが彼の思想である。新しい言葉でいえば、彼は【「思考実験」Gedankenexperiment】をやったのであった。…
このような健康な論争にまじって、【珍妙な仮説】にこだわる人たちや、【仮説を「学説」に格上げ】して、【弟子たちに押しつける】人もいた。というよりは、同じ人でもある問題については健全な常識を発揮し、他の問題については変わった「学説」をもっていた、といったほうが、実情に近いかもしれない。
たとえば「三平方の定理」(ピタゴラスの定理)で有名な【ピタゴラス】も、「ギリシャ人中、最も有能な哲学者」(ヘロドトス)とか「あらゆる熟練技能の巨匠」(エメペドクレス)と呼ばれているが、
豆から顔をそむけるピタゴラス
神妙不可思議な面もあり、弟子たちにソラ豆を食べることを禁じたり、また【「4」】(四大)と【「10」】(万物の母にして聖なる数)という 数に神秘的な意義を認めていた。彼は新入りの弟子に「1、2、3、4」と指を折らせて(両手の指をひろげ、まず1本、つぎに2本の指を折り、次に3本の、最後に4本の指を折らせる--10本の指が全部曲げられることになる)、次のように教えたという。
「ごらん、おまえが4と思ったのは実は10だった。これは【正三角形】で、われわれの【合言葉】だ」
これが詭弁でなくて、何であろうか?』
いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、約40年ほど前に出版されたものですが、まさに「名著」と呼ぶにふさわしい、非常に優れた「数学」の書物になります。「詭弁(きべん)論理学」というタイトルから「数学」をイメージされない方々も多いのではないかと思いますが、「詭弁(きべん)」や「強弁」をも含めた「論理学」の体系こそが、そもそもの「数学」の基本であり、現代の私たち日本人の多くがイメージする「数学」というものが勃興したのは、17世紀以降、つまり私たちの日本が江戸時代に入ってからのことになります。ですから、たとえ「文系」であろうが「理系」であろうが関係なく、そもそもの「数学」の基本というものが何であるのか?ということを分かりやすく、イデオロギーなどのノイズも無しに、解説をなされている良書となるのが本書です。ぜひ、手に取って、ご一読頂きたいと思います。
さて、ピタゴラスといえば、「ピタゴラス教団」と呼ばれ、財産を共有することを結社に入る第一の条件にしていたと言われる怪しげな宗教結社があります。
日の出を祝うピタゴラス
本文中にも書かれていましたように、彼が神秘的な意義を認めていた、「1」から「4」までの4つの自然数と、その合計である「10」を図形で示したものが「テトラクテュス」と呼ばれるもので、これを神聖視していました。
テトラクティス
指折りで数を数えるお話がありましたが、そのことも、この「テトラクティス」と関係があります。
菜食主義を提唱したことでも有名ですね💛
『菜食主義を提唱するピタゴラス』 ピーテル・パウル・ルーベンス
さて、ピタゴラスのお話は、この辺までと致しまして、昨日の続きになりますが、本書に載せられているルイス・キャロルのパズルのお話を取り上げさせて頂きたいと思います。
そのパズルの部分を引用致しますと。。。
『 三人の理髪師A、B、Cが働いている床屋がある。Aは体が弱いので、Aが外出するときには、必ずBがつきそって外出することになっている。また、店が空にならないように、三人そろって外出することは禁止されている。
さて、Cが外出したと仮定しよう。すると、次の結論が論理的に導かれる。
(1) Aが外出するとき、Bは残らなければならない。
これは店を空にしないために、当然のことである。ところが、さっきの説明によると、
(2) Aが外出するときに、Bも外出しなければならない。
明らかに(1)と(2)は矛盾するから、Cが外出したという仮定はまちがっている。つまり、Cは外出することができない。
しかし、そんなことがあるのだろうか?』
さて、みなさまは、この問題について、どのようにお考えになられますでしょうか?
(1) Aが外出するとき、Bは残らなければならない。
(2) Aが外出するときに、Bも外出しなければならない。
そのヒントは、上に赤字で示している(1)と(2)に隠されているのですが、お気づきになられましたでしょうか?
このお話の続きは、次回以降に書かせて頂きますが、同じようなお話をもう一つ書かせて頂きます。
敢えて、しばらくジ~ッと様子を見ながら、とある話題を巡ってなされる色々な方々の発言を眺めていたのですが、いわゆる、当ブログで定義する「文系アタマ」
① 「数学的」つまり「論理的」な「思考」ができない
② 書かれていることを「盲信」し、「丸暗記」が得意
に該当する連中が、次々と明らかになってきておりますので、そろそろイイかなぁと思いますので書かせて頂くのですが、杉田水脈議員がなさった問題提起に対して、それを巡る「文系アタマ」のバカっぷりが酷過ぎる件について、みなさまは、どのようにお考えでいらっしゃいますでしょうか?
☆杉田議員の文章に、難病患者支援団体「真っ先にひらめいたのは「植松被告と根っこは同じだ」と…」→ ネット「LGBTはどこへ?」「酷い拡大解釈、印象操作」
話題になっている部分を、一部抜粋して引用させて頂きますと、次のような感じになります。
『 この1年間で「LGBT」(L=レズビアン、G=ゲイ、B=バイセクシャル、T=トランスジェンダー)がどれだけ報道されてきたのか。・・・朝日新聞や毎日新聞といったリベラルなメディアは「LGBT」の権利を認め、彼らを支援する動きを報道することが好きなようですが、違和感を覚えざるをえません。・・・
最近の報道の背後にうかがわれるのは、彼ら彼女らの権利を守ることに加えて、LGBTへの差別をなくし、その生きづらさを解消してあげよう、そして多様な生き方を認めてあげようという考え方です。
しかし、LGBTだからといって、実際そんなに差別されているものでしょうか。・・・キリスト教社会やイスラム教社会では、同性愛が禁止されてきたので、白い目で見られてきました。時には迫害され、命に関わるようなこともありました。それに比べて、日本の社会では歴史を紐解いてみても、そのような迫害の歴史はありません。むしろ、寛容な社会だったことが窺えます。
どうしても日本のマスメディアは、欧米がこうしているから日本も見習うべきだ、という論調が目立つのですが、欧米と日本とでは、そもそも社会構造が違うのです。
LGBTの当事者の方たちから聞いた話によれば、生きづらさという観点でいえば、社会的な差別云々よりも、自分たちの親が理解してくれないことのほうがつらいと言います。親は自分たちの子供が、自分たちと同じように結婚して、やがて子供をもうけてくれると信じています。だから、子供が同性愛者だと分かると、すごい、ショックを受ける。
これは制度を変えることで、どうにかなるものではありません。LGBTの両親が、彼ら彼女らの性的指向を受け入れてくれるかどうかこそが、生きづらさに関わっています。そこさえクリアできれば、LGBTの方々にとって、日本はかなり生きやすい社会なのではないでしょうか。
リベラルなメディアは「生きづらさ」を社会制度のせいにして、その解消をうたいますが、そもそも世の中は生きづらく、理不尽なものです。それを自分の力で乗り越える力をつけさせることが教育の目的のはず。「生きづらさ」を行政が解決してあげることが悪いとは言いません。しかし、行政が動くということは税金を使うということです。』
ここまでの部分が、杉田議員の問題提起の根本的な部分になります。
そして、その直後に、次のように続いています。
『 例えば、子育て支援や子供ができないカップルへの不妊治療に税金を使うというのであれば、少子化対策のためにお金を使うという大義名分があります。しかし、LGBTのカップルのために税金を使うことに賛同が得られるものでしょうか。彼ら彼女らは子供を作らない、つまり「生産性」がないのです。そこに税金を投入することが果たしていいのかどうか。にもかかわらず、行政がLGBTに関する条例や要綱を発表するたびにもてはやすマスコミがいるから、政治家が人気とり政策になると勘違いしてしまうのです。』
昨日のところでも書かせて頂きましたが、学校で教えられている「算数」や「数学」というものは、「あらかじめ答えが用意されているもの」しか取り扱っていませんが、本当の「数学」というものは、「答えがあるのかないのかが分からない」ところから始めるもので、「仮に」というところから思考を巡らせていく「論理学」です。
論理学 = 数学
もちろん、今回の杉田議員の問題提起も、幅広い議論を前提とした、ご自身の論理を展開なさっているわけで、「ああでもない」「こうでもない」と様々な議論を交えながら、「答えがあるのかないのか」ということを分かろうとする行為が非常に大切であるのですが、それが出来ない連中のことを、当ブログでは「文系アタマ」と呼んでいるわけです。
そんな「文系アタマ」には、論理的な思考が備わっていませんので、当然のことながら、「読解力」というものも備わっていませんので、日本語で書かれた文章であっても、それを理解することさえ難しいようです。
さきほどの、「例えば」以下を整理してみますと、
まず、
① 子育て支援
② 子供ができないカップルへの不妊治療
③ LGBTのカップル
という3つの議論の対象が書かれており、そこへ「税金を使う」ことについての是非について、ご自身の主張を論じていることになるのですが、
①に「税金を使う」のは、少子化対策になる。
②に「税金を使う」のは、少子化対策になる。
③に「税金を使う」のは、「生産性」がない。
さらに、分かりやすく致しますと、
①に「税金を使う」のは、少子化対策になるので「生産性」がある税金の使い方である。
②に「税金を使う」のは、少子化対策になるので「生産性」がある税金の使い方である。
③に「税金を使う」のは、少子化対策にはならないので「生産性」がない税金の使い方である。
となります。
ところが、「文系アタマ」の連中にとっては、
彼ら彼女らは子供を作らない、つまり「生産性」がないのです。
という日本語で書かれた一文を目にしたとき、文章全体を読めば(少なくともその前段部分を読めば)、容易に理解ができるはずの「隠れている部分」を、知らない、認識できない、という醜態を晒してしまっているわけで、恐らくですが、当の本人も気が付いていないと思われます。
キチンと文章を読んでいれば、「隠されている部分」(わざと隠したというよりも、原稿の文字数の制約からではないかと思いますが)が分からないはずがないのですが。。。
彼ら彼女らは子供を作らない、(そこに税金を投入しても少子化対策にはならない)つまり「生産性」がないのです。
これと同じ構図になっているのが、本日の前段で書かせて頂きました理髪師のお話になるのですが。。。さて、いかがでしょうか?
(1) Aが外出するとき、Bは残らなければならない。
(2) Aが外出するときに、Bも外出しなければならない。
続きは次回に♥
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