2018-03-16 (Fri)
失血死
急激な多量の出血では、血圧が急激に低下し、ショック状態に陥り死亡することがある(乏血性ショック)。標準体重の成人の概算では血液総量の1/2 、およそ1.5リットル以上を出血で失えば失血死を起こすとされている。
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 【中国の経済が破綻している】ことは世界情報に日ごろから接し、【しっかりした目を持っている人なら、公表されている数字からでも簡単に読み解ける】。
エコノミストの一部に【「中国が保有する米国債を市場で売却されたらたいへんなことになる」】とまことしやかに恐怖論を説く人がいる。
筆者は前々から【「おそるに足らず」】と発言してきた。
【すでにこの資産を担保に中国は外貨を借りている】からだ。…
米国との競合に明け暮れ、2040年には米国を凌駕するなどと豪語している【中国】が、しかも16年10月にはIMFのSDR通貨に参入したにもかかわらず、【なぜ米国債券を増やす必要があるのか】。
モスクワ大学の経済学教授アレキサンドル・ブズガリエは「プラウダ」(英文版、8月16日)の質問に答え、【「中国はドルが必要だからさ」】と単純明快に背景を説明している。
人民元決済圏のラオス、カンボジアなどを別として、【中国の輸出先はアメリカ】であり、しかも【多くの国々との決済はドル基軸】であり、通貨スワップを行っている【香港、マカオ、マレーシアなどでも人民元建ての貿易は少ない】。
豪語していることと【矛盾】しているが、
【中国】は【ドル基軸体制のなかで、経済活動を維持せざるを得ない】という【自国通貨の脆弱性を自覚している】のである。…
中国自慢の世界一の【外貨準備高】、じつは【マイナスに近い】というのは次の図式である。
2017年8月末の中国の外貨準備高は【3兆600億ドル (A)】
対外資産は【1兆5000億ドル (B)】
保有米国債は【1兆1000億ドル (C)】
ところが【対外債務】は【4兆6000億ドル(D)】
それゆえ簡単な計算式では【「A+B+C」-D=1兆ドル強】となる。だが【Cの米国債保有はAの外貨準備高に算入されている】。
したがって【どう計算しても、外貨準備高はマイナス400億ドルとなる】のである。
そのうえ、【不正海外口座に4兆ドル余】。あまつさえ【外貨準備の中身】は【外国企業の資産である】。たとえば中国に進出した【外国企業は利益を送金できない状態】が続いている。【外国銀行からの借り入れが、そのまま外貨準備高に計上されている】。手品ではないか。
となれば導かれる結論は【外貨準備高が事実上のマイナス】ではないかということである。…
世界的権威である債券格付け機関「S&P」(スタンダード&プア)は9月21日、【中国国債の信用格付けレートを下げた】。
「AA」から「A+」に。5月にも同社は、一段階の【格下げ】をしているから【2017年になって2回目】である。ほかにも【ムーディーズもフィッチも格下げ】しており、前者は5月に、後者は2013年に早々と【格下げ】をしている。理由は「【中国の負債の増大】は【今後大きなリスクをもたらす】怖れがあり、当面の小康状態の後に【大きな懸念材料となる】」とするもの。S&Pは同時にHSBC(香港上海銀行)など、【中国と取引の深い金融機関の社債格付けも降格した】。』
いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、度々ご紹介させて頂いております人気のチャイナウォッチャーによる書物で、相変わらず、日本のメディアでは取り上げられないような、支那の実態について、世界中の情報が満載された良書になります。
さて、本文中で著者が「通貨スワップを行っている香港、マカオ、マレーシアなどでも人民元建ての貿易は少ない」と書かれていましたが、「紙クズ」に過ぎない「人民元」の足元の状況を確認しておきますと、世界中の取引での「人民元」建て決済は、私たちの「日本円」の2分の1程度しかありませんし、「アメリカ・ドル」から見ると、たったの25分の1程度です。
☆【習近平政権の長期安定を阻む課題】人民元の国際化の行方と中国に求められる金融リスクへの対応~債券市場の整備を中心に
また、「紙クズ」に過ぎない「人民元」が外貨準備として保有されている量も、私たちの「日本円」の4分の1程度しかありませんし、「アメリカ・ドル」から見ると、たったの50分の1以下です。
☆【習近平政権の長期安定を阻む課題】人民元の国際化の行方と中国に求められる金融リスクへの対応~債券市場の整備を中心に
「人民元」は「紙クズ」に過ぎないということを最もよく理解しているのが、中華人民共和国の国民で、一生懸命、他の通貨に交換しちゃっています❤
☆【習近平政権の長期安定を阻む課題】人民元の国際化の行方と中国に求められる金融リスクへの対応~債券市場の整備を中心に
ですので、中国共産党は、必死になって「おカネ」の国外流出を止めようと、「資本規制」という止血を行っているのですが、それ以上に重要な「輸血」ができない状況にあるんです。このままなら、「失血死」すること間違いなしの状況です(笑)
詳しくはこちらをご参照❤
↓
☆「輸血」ができない中華人民共和国
本書をご覧頂くと理解できますが、いま世界中で、中華人民共和国に対する見方が、急速に変化しています。
たとえば、あの親中だったオーストラリアでさえも、こんな書物(↓)が出版されています。
詳しくはこちらをご参照❤
↓
☆【中豪関係:論文】中国の「統一戦線」の内部
いよいよ、方向性が明確になって来たわけですが。。。
☆米当局、クアルコム買収案に「待った」 中国5G標準化主導に警戒
☆米、中国に貿易赤字11兆円削減要求 さらなる強硬措置の可能性も
で、私たちの日本は、いま何をすべきなのでしょうか?
参考になる動画が、こちら(↓)になりますので、ぜひ、ご覧ください。
続きは次回に♥
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