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    親子チョコ💗(500冊以上の良質な書籍のご紹介)

    子どもたちの教育のため、また、その親である私たち自身が学ぶための、読まれるべき良質な書籍のみをご紹介させていただきます。

     >  日本 >  「一人ひとりの個人がよい人になれば、社会もよい社会になる」という大間違い

    「一人ひとりの個人がよい人になれば、社会もよい社会になる」という大間違い

    『The Fourth Estate』ジョゼッペ・ペリッツァ・ダ・ヴォルペード
    『The Fourth Estate』ジョゼッペ・ペリッツァ・ダ・ヴォルペード

    プロレタリアート(ドイツ語: Proletariat)とは、資本主義社会における賃金労働者階級のこと無産階級とも。個々の賃金労働者プロレタリアと呼ばれる。雇用する側資本家階級を指すブルジョワジーと対になった概念で、カール・マルクスフリードリヒ・エンゲルス『共産党宣言』で使った例によって広く普及した。







    戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。

    そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。

    私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、

    客観的に情勢を判断する必要があります。

    それでは、この書物を見ていきましょう!




    『 【「平和主義者」の考え方】には、【いくつかの特異な前提がある】

    ポイント 000

    通常、当の【平和主義者はそこまで意識していない】そこまで【考えてみたこともない】。平和主義を自明のものとして【頭から信じている】ので、【重大な問題点がいくつかあるのに気が付かない】のである。

    女性 ポイント これ

     【戦争】を憎んで【否定する】のは【個人の行為】である。しかも、それは【個人の「心の内なる」信念の問題】である。しかし【戦争】そのものは、【人間個人の問題ではない】。ましてや、【人間の「心の内なる」問題ではない】のだ。

    女性 笑い 笑う

     【戦争】は、【国家の政策の問題である】【国家】とは、摩訶不思議なもので、【単なる個人の集合体ではない】

    ポイント 女性

    現代の国際社会の主体は、そのような国家である。【個人】は自分の属する国家の構成要素かもしれないが【国際社会の直接の構成要素ではない】

    ポイント 21

    【個人の信念の算術的合計は、国家の政策とはなり得ない】のである。

    ポイント 23

     【「社会は個人の算術的合計ではない」】ということは、【デュルケム】以来、実に【社会学の基本的命題の一つ】である。一般の常識とは少し違っているので、ここで説明しよう。

    エミール・デュルケーム
    エミール・デュルケーム

    一人ひとりの個人よい人になれば、社会よい社会になる」

    国民の一人ひとり富むことが、富むことである」

    …というような、個人に関して成立する命題社会(国家)全体に関しても成立するという考え方を、【個人と社会の並行主義(パラレリズム)】という。



     このパラレリズム【平和についての命題】としてあらわせば、

    国民一人ひとり平和を願えば国家平和を願うことになり、国際社会平和を願うことになる」

    ということになり、さらにこのパラレリズムが、【「願うことはかなえられることになり」式の念力主義】結びつくと、【一人ひとりが平和を願えば、世界に平和がもたらされる】ことになる。

    左翼 9条 憲法

     そして、この【命題】を【逆】にとれば【世界に平和がもたらされないとすれば、国民の中に平和を願わない者がいるから】だ、ということにならざるを得ないしたがって彼こそ平和の攪乱(かくらん)者としてまことにけしからん者だということにならざるを得なくなる

    ポイント 31

     もちろん、【この論理】は、【パラレリズム】【念力主義】【二つの前提が成り立って初めて、成立する】ものである。

    ポイント 32

     まず、【個人と社会のパラレリズム】は、果して【成立するものであろうか】

    女性 悩む 02

    これ真っ向から【否定】したところに、社会学の始祖デュルケムの面目があるのであるが、【経済学者】すでに早くから【パラレリズムは必ずしも成立しない】ことに気付いていた

    女性 ポイント ひとつ

     【マンデヴィル】【「個人の悪徳は全体の美徳である」】と言い、

    バーナード・デ・マンデヴィル
    バーナード・デ・マンデヴィル

    【ケインズ】【「個人を富ます貯蓄は社会全体を貧しくする」】ことを強調した。…

    ジョン・メイナード・ケインズ 1933年
    ジョン・メイナード・ケインズ

     これらの例を見ても明らかなように、【個人と社会(国家)との間のパラレリズムは、必ずしも成立しない】ということは【個人の信念の合計は、必ずしも国家の意思とはなり得ない】。また、進んで、【必ずしも国際社会の意向ともなり得ない】ことになるのである。』

    日の丸

    いかがでしょうか?

    今回ご紹介させていただく書物は、「戦争」そして「平和」という2つの概念について、多くの方々が誤解されている理由を、非常に論理的に分かりやすく解説がなされた良書で、「戦争」と「平和」の2つの概念の、より上位に位置する「文明」と「自然」という2つの概念を巡って、日本人的な考え方陥りやすい「勘違い」、そして西洋人的な考え方陥りやすい「勘違い」対比もなされ、それらを理解することで、私たち日本に見られる世界に類を見ない一種独特の変質した異様な「平和主義者」の姿浮き彫りになり、また、「平和主義者」こそ「破壊的な戦争をもたらしてきた」という歴史の真実を知ることができます。

    読書3-39

    さて、本文中で、次の2つの「命題」が登場していました。

    「一人ひとりの個人がよい人になれば、社会もよい社会になる」

    「国民の一人ひとりが富むことが、国が富むことである」

    これらの「命題」について、「論理的思考」、つまり「数学の論理」に基づいて、社会学経済学といった学問の世界研究が重ねられて現在では、これらの「命題」が間違っている、つまり「偽」であるということが証明されています

    この「数学の論理」につきましては、以前にも書かせて頂いておりますので、そちらをご覧頂きたいのですが、

    詳しくはこちらをご参照❤

    「朝日新聞」がフェイクニュースを繰り返す理由を、「数学」を使って考えてみる!!!

    数学を使わない数学の講義 

    さきほどの「命題」[(  A  )  は  (  B  )である]について、その「対偶」[(  B  )でなければ(  A  )でない]が次のようになり、

    「社会がよい社会でないのは、一人ひとりの個人がよい人でないから」

    「国が富まないのは、国民の一人ひとりが富んでないから」

    この「対偶」が正しい(=「命題」も正しい)と「勘違い」している人、つまり、学問の世界では既に間違った考え方だと証明されているにもかかわらず勝手な思い込みをしている人たち、それが、いわゆる「左翼リベラル」になります。

    女性 笑い 笑う

    そのような「左翼リベラル」は、さきほどの「対偶」から次のように「空想」します。

    「社会がよい社会でないのは、一人ひとりの個人がよい人でないから」

    ⇒ であれば、「よい人でない」者を、「よい人」に強制的に変えてゆけばきっと「社会がよい社会」になるのだ! 

    このように考える「左翼リベラル」は、自分たちが勝手な尺度で判断する「よい人でない」者、つまり「よくない人」と判断した者に対して、情緒不安定なまでの批判をします

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    津田大介「APAホテルには泊まりませ。DHCも買いません。ゴーゴーカレーは今後一切食べることはないでしょう」~ネットの反応「僕もこいつが出てくる番組は絶対観ないし、雑誌等も買わないよ?」「思想がものすごく狭量なくせによくもまあ多様性とかぬかせるよなあ」

    津田大介「コンビニでサプリ買うときはDHCではなく、ファンケルにしてます」→ファンケルの池森会長は安倍総理のゴルフ仲間でしたwww~ネットの反応「もっと教えて!積極的に選択肢にいれるからwww」

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    津田大介「APAには宿泊しない!DHCも買わない!ゴーゴーカレーももう行くことはない!」→2011年の発言 津田大介「デモはいいと思います。不買運動は明らかに行き過ぎ」

    同様に、

    「国が富まないのは、国民の一人ひとりが富んでないから」

    ⇒ であれば、「富んでない」者を、富ませればきっと国が富むようになるのだ! 

    このように考える「左翼リベラル」は、自分たちが勝手な尺度で判断する「富んでない」者、つまり「貧困」と判断した者に対して、大盤振る舞いの無責任極まりないバラマキをします

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    【神戸市】非公表だった「外国人世帯に生活保護費がいくらかかってるか」市議が調査 → 約59億円と判明

    ちなみに、以前にも書かせて頂いていることですが、財務省が主導する「社会主義的政策」によって、現在の私たちの日本では、日本国憲法第30条「納税の義務」を果たしている方々が、ほんの一握りにしか過ぎない、という事実がありますが、恐らく、ほとんどの人たちは、それを認識していません。本当の意味で、キチンと納税をされているのは年収800万円以上の方々だけです。

    世帯数の所得金額階級別

    詳しくはこちらをご参照❤

    納税者 VS 非納税者

    中国、大失速 日本、大激動 世界情勢から見た、日本経済のゆくえ 

    たとえば、年収400万円の人も、4000万円の人も、一律に20%の税負担であれば、年収400万円の人なら税負担は80万円年収4000万円の人なら税負担は800万円となり、その負担額は年収の多い人が多くなりますが、これは「税率が一律」つまり「公平」であるために、誰もが納得できるものになります。「消費税」の考え方と同じですね。

    ところが、現在の私たちの日本では、何故か、「付加価値を生む」その能力を持っている高所得者に対して「不公平な税率」を課しています。

    申告納税者の所得税負担率と株式譲渡所得等の割合の分布
    金融所得、税率引上げ検討?~金融所得税率引上げは、富裕層課税強化にみせかけた大衆増税:税制 A to Z

    例えば、年収が4000万円くらいなら、その半分以上「税金」になります。

    女性 ポイント ひとつ

    それでは、何故このような「不公平」罷(まか)り通っているのかと申しますと、その根底にあるのが「共産主義」だからです。

    志位 50

    マルクスが唱えた「共産主義」は、次のような「命題」を起点としました。

    「労働者階級(プロレタリアート)が貧しいのは、資本家階級(ブルジョワジー)が搾取しているから」

    で、この「対偶」が、

    「資本家階級(ブルジョワジー)は搾取しないのであれば、労働者階級(プロレタリアート)が貧しくならない」

    そして、そこから「空想」を始めます

    ⇒ であれば、資本家階級(ブルジョワジー)搾取できないようすれば良く資本家階級(ブルジョワジー)既得権を持つ国家打倒して、労働者階級(プロレタリアート)による独裁体制の国家を樹立し、資本家階級(ブルジョワジー)が所有するもの公的な所有に変えれば、労働者階級(プロレタリアート)は救われるはずだ!

    このような「空想」の根底には、ユダヤ教・キリスト教由来の西欧的思考があるのですが、

    ⇒ 「神」「唯一」であり「絶対」である「神」ではない「ヒト」は、たとえ王さまといえども「絶対」ではない資本家階級(ブルジョワジー)搾取によって虐げられている労働者階級(プロレタリアート)にこそ正義があり、労働者階級(プロレタリアート)は団結し、資本家階級(ブルジョワジー)打倒しても良いのだ!

    として、強盗や略奪、放火、暴行や殺人といった自分たちの行動を正当化していったわけです。

    詳しくはこちらをご参照❤

    トランプの「ジョーカー(Joker)」は、どうして強いの?

    数学を使わない数学の講義 

    マルクス主義は、キリスト教の鬼っ子

    日本人がつくる世界史 

    そして、そんな暴力的な「共産主義」が、表面的に姿を変えただけのモノであるのが「左翼リベラル」になります。

    女性 ポイント これ



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    佐川国税庁長官 辞任 → 江田憲司「当然だ。遅すぎる!」志位和夫「辞任で逃げられると思ったら大間違いだ!」



    続きは次回に♥




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