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    親子チョコ💗(500冊以上の良質な書籍のご紹介)

    子どもたちの教育のため、また、その親である私たち自身が学ぶための、読まれるべき良質な書籍のみをご紹介させていただきます。

     >  国史 >  大昔から、日本の社会は、人と人の「契約」で成り立っていました

    大昔から、日本の社会は、人と人の「契約」で成り立っていました

    平安時代の武士、那須与一を描いた画/鳥取市の渡辺美術館所蔵。
    平安時代の武士、那須与一を描いた画/鳥取市の渡辺美術館所蔵。

    御恩と奉公(ごおんとほうこう)とは、中世の日本において、主に武士の主従関係を構成した要素・概念中世の武士間の主従関係は、決して片務的なものではなく主人・従者が相互に利益を与え合う互恵的な関係で成り立っていた。ここで、主人が従者へ与えた利益を御恩といい、従者が主人へ与えた利益を奉公といった。平安時代中期~後期から武士層に「御恩と奉公」の関係が徐々に形成されていたが、本格的に「御恩と奉公」が成立したのは源頼朝が関東武士の盟主=鎌倉殿となってからである。以降御恩と奉公の関係性は、鎌倉幕府の成立基盤として機能し続け、その後の室町幕府や江戸幕府にも引き継がれた










    戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。

    そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。

    私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、

    客観的に情勢を判断する必要があります。

    それでは、この書物を見ていきましょう!




    『 【武士が農民を支配する、主君が家臣を支配する】…これまで【日本中世の歴史は「支配」関係を中心に説明されてきた】

    ポイント 女性

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    時代の流れがよくわかる!歴史なるほど新聞(全10巻) 

    そして、こうした権力者の悪辣な【「支配」に抵抗する民衆の勇敢な「闘争」】至高の価値を見いだす歴史観こそ【「階級闘争史観」】であった。

    志位 50

     しかし1980年代の「社会史ブーム」以降の諸研究によって【中世社会は人と人の「契約」によって回っていた】ことが解明されつつある。

    ポイント 32

    中世史研究で自明視されてきた、【農民が荘園領主の過酷な支配の下に置かれていてカワイソウという構図も見直された】。…

    ポイント 女性 重要 5

     荘園領主と村【「契約」】によって結びついており【支配 - 被支配関係として単純に理解すべきではない】

    ポイント 23

     【主従関係についても同様】のことが言える。中世社会においては、【従者が主人に絶対服従】しなければないらいという【片務的な主従関係】【かなり例外的】であった。

    ポイント

    主人と最後まで運命を共にすることを義務づけられた従者は家老や側近のような存在に限られ、大半の武士は、たとえば平家が栄えれば平家に属し源氏の天下になれば源氏に仕えるという【自由】を持っていた

    ポイント 22

     高校日本史の授業の、鎌倉幕府のコーナーで【「御恩と奉公」】という言葉を習ったことを覚えているだろうか。【御恩】とは主人が従者に与える【恩恵】のこと【奉公】とは従者が主人のために【奉仕】することを意味する。【御恩と奉公はセット】になっており、主人が従者に御恩を与えるからこそ、従者は主人に奉公するのである。【源頼朝は御家人(ごけにん)に所領を与え、御家人は頼朝のために戦う】。つまり【中世の主従関係は互いに義務を負う双務的関係】である。

     したがって【自分の働きに対して十分な見返りをくれない主人に対して、従者はいつまでも忠誠を誓う必要はない】のである。…

    ポイント 31

     近年の研究では、このような【日本中世の主従関係】【「双務契約」】として評価することが一般的である。…

     このように、以前は絶対の上下関係と見られてきた人間関係の中にも【「契約」的価値を持つものが多い】、ということが近年の研究によって分かってきた

     とはいえ、…「中世契約論」にも問題がないわけではない。【「中世契約論」は「階級闘争史観」批判から出発している】ので、【関心が上下関係に偏りがち】である。「今までは支配 - 被支配関係と見られていたが、実は契約関係なんだよ!」「な、なんだって!」みたいな論調になってしまうのである。けれども、【「契約」とは「上」と「下」との間でのみ結ばれるものではない】。むしろ、【水平的な関係において「契約」が結ばれることの方が一般的】ではないだろうか。

     察しのよい皆さんなら、私が何を言わんとしているのかお気づきであろうそう【一揆契約】である。』

    日の丸

    いかがでしょうか?

    今回ご紹介させていただく書物は、戦後「マルクス主義史観」に基づく歴史教育の流れの中で、現在でも間違った解説を続けている典型的な例である「一揆」について、最新の研究に基づいた「正しい理解」を提示し、これまでに考えられていた「一揆」のイメージ180度反転させてくださる良書となります。

    読書3-30

    昨日のところで、「民衆の反政府運動」的な「一揆」というものが起きたのは、江戸時代から明治時代へと移りゆく私たちの日本で、特に明治初期において、非常に困難な変革期を迎えていた中、たったの10年間ほどでしかなかった、ということが御理解いただけたと思います。

    従いまして、本日のところでも書かれていたように、「階級闘争史観」に基づいた「支配」に抵抗する民衆の勇敢な「闘争」というような「一揆」は、わずか10年間の「一揆」の歴史に限られており、それを全体の解釈に適用することは「大間違い」であることもご理解いただけると思います。

    女性 ダメ5

    この「一揆」と同じように、戦後妙なイデオロギーによって歪(ゆが)められたイメージを植え付けられているのが「遊郭・遊女」です。

    鳥居清長『美南見十二候 六月 品川の夏(座敷の遊興)』 天明4年(1784年頃)
    鳥居清長『美南見十二候 六月 品川の夏(座敷の遊興)』 天明4年(1784年頃)

    『 「性風俗について研究しています」

    などと言ったら、よほどのスケベか変態か、と思いますよね。

     まぁ、かくいう私も四十路(よそじ)になるまでは言うつもりなんてありませんでした

     しかし状況が変わりました

     性の諸問題昔の性風俗を例にして語られることがあるのですが、もはや「事実」と「作り話」の区別もつかずに語られている状態なのです。

     作り話をもとに話し合ったって、まとまるわけがありません。

     ですから、何が作り話なのかを伝える必要があるのではないかと思った次第です。

     特に、これから遊郭(ゆうかく)を題材にお話を創ろうとしている創作者の方たちへ。

     といいますのも、これまでの遊郭のイメージ牽引してきたのが映画や小説などの「作り話」だったからです。

     フィクションですから作者は何を描いてもよいのですが、実態がよく知られていませんから、読者「遊郭はそういう場所だったのだ」と刷り込まれてしまうのです。

     小説や映画など、巷(ちまた)には遊郭を舞台にした創作作品数多くありますがそれらは不気味にも、まるで判で押したかのように設定が同じだということに気づいていました?

     幼くして売られてきた、逃げられない、意に添わずセックスさせられる、とまぁ、読者の同情を誘うには十分な設定です。

     しかし、10人のクリエイターがいれば10の架空設定があってもよさそうなのに、なぜ皆一様な「設定」を描くのでしょうか

     答えは簡単。クリエイターが「遊郭はそのような場所だった」と思って描いていたからです。

     クリエイター自身が先人の作品でそのような場所だとイメージを固定させ、その概念で描きます

     参考図書を探すときですらそういった前提で文献を調べるのです。

     これまでの遊郭創作物は仕方ありません。だって、そういう記述の解説本しかなかったのですから。

     本書をお読みになって「思っていたのと違った」という感想を持っていただいたり、新たな「設定」を創造していただけたら、「私、性風俗を研究しています」と言った甲斐があるというものです。』


    詳しくはこちらをご参照❤

    日本人が、本当の江戸時代を知らない理由 ~ 「遊郭」の例

    吉原の真実 

    ここでは省略をさせて頂きますが、「遊女」如何に庶民女子にとって「憧れの存在」であったのか、あるいは、「女性の地位」が如何に高かったのか当時の女子が如何に「強(したた)か」だったのか、ということが、非常によく理解できる書物になりますので、ぜひご一読してみてください。

    さて、本文中に「諸研究によって、中世社会は人と人の「契約」によって回っていたことが解明されつつある」と書かれていましたが、当時の「主従関係」というのは、現代で言えば、一例として、「雇用主」と「雇用者」との「契約関係」に置き換えることができます。

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    上図で単純明快に示されているのですが、「雇用主」は「賃金を払う」「雇用者」は「仕事をする」という、お互いが納得した上でこそ結ばれる「契約関係」で、「雇用主」が「賃金を払いたくない・払わない」「雇用者」が「仕事をしたくない・しない」という状況になると、いわゆる「契約不履行」とうことになり、この「契約関係」「破棄」されたものと考えることができます。

    お互いが約束したことを守る「日本中世の主従関係」に見られる「双務契約」同じ形態になります。「双務」、つまり、お互いがその務めを果たすわけです。

    少々脱線致しますが、つい先日、「一揆もどき」がニュースになっていました。

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    立憲民主・山崎誠「国税庁前の大規模デモがあった!国民の怒りは膨れ大きな混乱が発生してる!」⇒麻生大臣「御党の主導で街宣車がやってた事実は把握してる」 自作自演のデモがバレる~ネットの反応「カツラもバレてますよ?www」

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    希望の党・柚木「納税者一揆は財務省前でも千人居た!一般市民で子連れも居た!」 麻生大臣「一般市民で街宣車を持っておられるは少々珍しいと思いましてw」~ネットの反応「街宣車持ちの一般市民 www」

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    無題
    野党「納税者一揆デモは一般市民だ!」⇒麻生大臣「一般市民で街宣車を持っているのは珍しいww」⇒街宣車はSEALDsも使用していた全労連の車と判明~ネットの反応「ナンバーが一緒なのはきっと偶然ww 偶然だからーww」

    この「一揆もどき」の目的って、一体なんだったのでしょうか?

    「雇用と地域経済を守ろう!」って看板掲げているようですが、「雇用」も「地域経済」も国税庁と何ら関係がないのですが、

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    そんな無意味な活動「組合費を流用している労働組合」って、非常にマズイことになるんじゃないでしょうか?

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    そもそも、労働組合なんて、「怪しげなモノ」が沢山ありますし、組合費が強制徴収されて「大損する」ので、別に入らなくても良いんです。

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    【朗報】JR東労組(革マル系)、瓦解か? ストライキ予告後に脱退者が相次ぎ、その数5000人超 労組はストライキを中止~ネットの反応「革マルざまぁww」「クソ労組ざまー www」

    「雇用主」と「雇用者」の関係に過ぎない訳ですから、もし仮に「雇用者」が自らの働き(仕事)に対して、納得できる報酬(賃金)を得られないのであれば、労働組合などに入らなくても、その「契約関係」を「破棄する」だけ、つまり、辞めれば良いだけです。

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    「JR総連とJR東労組には革マル派が相当浸透」政府が答弁書を決定~ネットの反応「そんなことよほどのバカじゃない限りみんな知っとるわ」「今更だけど、オフィシャルな場でハッキリ言ったのは良い事だ」

    それなのに、「契約関係」を「破棄する」ことができない辞めても次の職場ない、というのは「雇用者本人の問題」であって「雇用主」の問題ではありません

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    政府の公式答弁「JR東労組には革マル派が相当浸透」⇒それではここで、JR東労組で講演した方々をご覧ください

    「嘘の新聞」として他の追随を許さない「朝日新聞」を、なぜか未だに購読している「アホな人」がいますが、それと全く同様に、意味もなく「労働組合」に加入しているのも、キチンと再考してみる必要があると思います。

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    朝日新聞「伊勢神宮近くに伊勢市がイスラム礼拝所設置」⇒ネット民が確認の電話⇒伊勢市「ただの多目的スペース。報道に困惑している」⇒ネット民「朝日は『嘘の新聞』と言われてるのを知ってますか?」⇒伊勢市「WWWW 聞いてます」

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    日本政府、国連で事実を演説「従軍慰安婦は吉田清治と朝日新聞が捏造したデマ」

    現在、国会で議論されている「裁量労働制」の拡大についても、むしろ積極的にやった方が「雇用者」の利益になります。

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    ところが、そういうことが理解できない人沢山います。仮に「裁量労働制」の拡大によって「労働時間が増える」「納得のゆく報酬が貰えない」のであれば、繰り返しますが、その「契約関係」を「破棄する」だけ、つまり、辞めれば良いだけのことです。

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    【裁量労働制】安倍政権に反対する数百人規模のデモが行われる・・・「毎晩、残業させるな」



    続きは次回に♥




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