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    親子チョコ💗(500冊以上の良質な書籍のご紹介)

    子どもたちの教育のため、また、その親である私たち自身が学ぶための、読まれるべき良質な書籍のみをご紹介させていただきます。

     >  日本 >  リベラルは左翼である、ということを隠したい「小林よしのり」の本音  ~ ヤマオパコパコ、ミパコパコ、合わせてパコパコ、ムパコパコ♪

    リベラルは左翼である、ということを隠したい「小林よしのり」の本音  ~ ヤマオパコパコ、ミパコパコ、合わせてパコパコ、ムパコパコ♪

    小林よしのり 4

    馬脚をあらわす

    「馬脚」は、芝居で馬の脚を演じる役者のことである。 馬の脚役を演じる役者が芝居中にうっかり姿を現すことから、隠しておいたことが明らかになることを言うようになった。 隠しておいたことが表に出てしまったことをいう言葉なので、悪事が明らかになるといった悪い意味で用いられる

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    小林よしのり「わしは、国政はもうどうだっていいから、山尾志桜里が当選してくれればいい。」





    戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。

    そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。

    私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、

    客観的に情勢を判断する必要があります。

    それでは、この書物を見ていきましょう!




    『 基本的に「リベラル」という言葉は「自由(自由人)」を意味していて、たいへん良い意味のように聞こえます

    女性 聞き耳 1

    しかし【リベラルの由来】をたどっていくと、かなり古くて長い思想の歴史があり、…【時代によってその中身に変遷がある】のです。

    ポイント 21

     【今のリベラル】は、【物事を常に批判的に見るところに大きな特徴】があります。…

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    「小学校庭で侵入グマ射殺」がなぜ非難される…なぜか何も関係ない人から批判が殺到…

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    【ゲンダイ】カズオ・イシグロ氏「私の一部は日本人」を喜ぶ保守系メディアは、蓮舫の二重国籍を批判した!~ネットの反応「チョット何言ってんだか分かんないww」「国会議員じゃねえし」「バカって自分は馬鹿だと主張しないと死ぬの?」



     リベラルにはかつて【「左翼リベラル」と呼ばれていた時代】があります。

    左翼リベラル 1

    左翼リベラルという呼び名【極めて的確】でした。

    OK 女子

    19世紀の思想家【カール・マルクス】(1818~83年)が打ち立てた【“革命思想”】にともづいて、【プロレタリアート(労働者階級)】蜂起による【共産主義革命】を目指す政治運動と密接に結びついていたからです。

    志位 50

    マルクス 資本論
    志位 56

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    共産党・志位和夫「安倍晋三さんという人が総理大臣に居座っていることこそ、日本にとっての最大の国難!」

     ところが、【「マルクス・レーニン主義」を掲げて1922年に建国されたソ連】(ソビエト社会主義共和国連邦)が1991年12月【崩壊】します。「プロレタリアート蜂起による【共産主義革命国家の存続は不可能】である」ということが、【具体的に証明された】瞬間でした。

    ポイント 31

    ソ連崩壊

     【左翼リベラルの「左翼」部分が根拠を失い、解体した】のです。今も相変わらずプロレタリアート革命にこだわる団体、メディアは存在していますが、彼らは当然この失敗を認識していて、【旧来の革命思想に自信を失っています】【自分たちが左翼と呼ばれることを今のリベラルが嫌がる理由のひとつ】です。

    左翼リベラル 2

     【左翼と呼ばれることをリベラルは嫌がります】が、ここに【大きな欺瞞(ぎまん)】があります。なぜなら、【リベラルのグランド・セオリー】(すべての領域に適用される考え方・理論)は、【相変わらずマルクス主義思想】だからです。

    ポイント 31

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    【ブーメラン】民進党・蓮舫氏が応援行脚「だまされたのは国民だと私は言いたい!」 約300人の聴衆に支持を呼び掛け   蓮舫氏「希望の党」「立憲民主党」「無所属」三つ股で応援行脚

    「資本主義が成熟すると必ず矛盾が生まれ、社会主義を経て共産主義の理想に至る」という【考え方は何も変わっておらず、そこに至るための方法はやはり“革命”】です。

    枝野 ヘルメット

    【革命とは、「既存の体制、社会を破壊する」こと】を言います。だからリベラルにとっては、革命の中の、プロレタリアート革命という【ひとつの方法が不可能になっただけ】の話です。

    女性 ポイント 10

     一方で、【自分はマルクス主義者ではないと思っている】ために、【左翼と呼ばれることを嫌がるリベラルも存在】します。

    パヨク 反対 リベラル

     しかしそれは勉強不足などいろいろな理由から【自分自身が気がついていないというだけ】のことに過ぎません。端的に言えば、【無知な人たち】です。

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    辻元清美「今日は蓮舫さんが女の友情で来てくださいましたっ!」~ネットの反応「中国と北朝鮮て仲いいのか」「こいつらが政治家…日本はほんと自由で公平な国だな…国が国ならこいつら真っ先に拘束されると思うんだが…」

     プロレタリアート革命は不可能であるという事実から、【「左翼」という言葉のとれた、または左翼という言葉を意識的にはずしたリベラル】は、自らの思想から【マルクス主義という立場を隠し始めました】。なぜなら【マルクス主義】は、不可能が証明された【プロレタリアート革命を理論に含んでいるために矛盾を起こすから】です。

    左翼リベラル 3

     また、【「自分自身はマルクス主義者ではない」と思っているリベラル】それを知らずに、あたかも【中立であるかのように振る舞っている“リベラル”という言葉】【ごまかされて自称しているだけ】のことに過ぎません。

    ポイント 31

     ずばり【リベラルは「隠れマルクス主義者」です】【「偽装された左翼」といってもいい】でしょう。

    ポイント 女性

     ソ連崩壊で明らかになったように、事実上不可能となった【プロレタリアート革命に代替する革命の方法をリベラルは模索】しました。

    ポイント 21

    その模索の結果として【何が出てきたか】といえば、たとえば【「フェミニズム」】(男女同権論、女権拡張論)がそうですし、【「ジェンダー・フリー」】(社会的性別からの解放)がそうですし、【「カルチュラル・スタディーズ」】(多種多様な文化的行動を主に権力との関係から研究する学問および政治的批判・運動)や【「多文化主義」】(異なる文化を持つ集団は対等な立場で扱われなければならないとする思想および政策)などがそうです。

     リベラルは、マルクスの言う資本主義に生じる矛盾の結果を、すでに否定されたプロレタリアートの「必然的貧困」ではなく【「人間疎外」に変換】していったのです。この【「疎外」もまた、マルクスの哲学用語】として、1970年代【進歩的知識人と呼ばれた人々の間でずいぶん流行った言葉】です。

    ポイント 23

     「出世ができない」「やりたいことができない」という【個人的な不満】から「国が支援してくれない」「福祉が十分ではない」という【国家に対する不満】まで、【普通の社会に生きていれば皆、そういう疎外感を持つのはあたりまえ】です。【リベラルはそれを利用します】

    「今は疎外されているけれど未来は良くなる」「将来、人々が完全に満たされる社会になる」という【幻想を人々に与え】【現在の共同体や社会、国家のありかたを批判】し、【否定します】

    ポイント 女性 重要 5

     ここでひとつ【注意しておきたいのは、「批判」という言葉】です。

    ポイント 000

    私たち「批判されるのは、【批判される側に問題がある】からだ」と【考えがち】です。

    ポイント 001

    しかし【リベラルにとって重要なのは、その問題ではなく、批判する行為そのもの】なのです。リベラルには【「批判理論」】という、【批判すること自体が意味と意義を持つ理論】ちゃんとあります。…

    ポイント 32

    「批判ばかりで対案が何もないではないか」「批判するがための批判ではないか」といった【苦言がリベラルにはまったく届かない理由はまさにここにある】のです。』

    日の丸

    いかがでしょうか?

    今回ご紹介させていただく書物は、戦後の私たち日本社会の足を引っ張ってきた「リベラル」「リベラリズム」の正体を、思想、哲学、宗教、歴史、芸術など多岐にわたる視点から丁寧に解説され、日本人の中の保守あるいは中道の方々の多く「考え方の違い」といった程度に誤解されている、「リベラル」「リベラリズム」の危険性について、非常に分かりやすく、かつ論理的にまとめられている良書です。

    御一読なされることで、「リベラル」「リベラリズム」一刻も早く根絶やしにされるべきだという著者のお考え御理解いただけると思います。

    読書 女性 外人 7

    さて、昨日も書かせて頂きましたが、「20世紀のある種のイデオロギー」、いわゆる「リベラル」「リベラリズム」もそれの範疇に入るのですが、それを否定消滅させる「アンチ・リベラル」「アンチ・リベラリズム」の流れ現在の世界の主流派を形成しています。その本質を見えなくするように隠し誤った方向へと誘導する報道それが「フェイクニュース」なんですが、「アンチ・リベラル」「アンチ・リベラリズム」の流れというキー・ワードを意識しながらニュースをご覧いただきますと、誰でもハッキリと認識ができると思います。

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    トランプ大統領がNBCの放送免許剥奪を示唆 「偽ニュース」と批判~ネットの反応「日本でもテレ朝、TBSは十分その対象に当てはまる。免許はく奪は妥当!なんなら国民投票に掛けろ!」

    そんなことすらも理解ができずに、あさっての方角の意見をする、たとえば、こんな男(↓)がいます。

    これ 女性

    小林よしのり
    小林よしのり「驚くべきことに、自民党が大勝利する最悪のケースに向かっている」

    本日は、この男が、如何に「お馬鹿」なのかその「お馬鹿っぷり」について、確認をしてみましょう。もちろん、この男の書いている本は、読むだけ時間の無駄ですし、健全な精神を蝕む類のものですので、当ブログにおいて御紹介するつもりは全くありません

    さて、早速ですが、この「お馬鹿」は、先日、こんな記事を書いています。

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    リベラルは左翼ではない、自由である

    お勉強をしていないとこんな「お馬鹿」の屁理屈でうっかり騙されてしまいますので、常日頃から、意識をして、個々人の能力を高めておく必要がありますね❤

    女性 メガネ

    それでは、この「お馬鹿」譫(うわ)言を見てみましょう。

    ちなみに、譫(うわ)言の意味は、①病気で熱の高いときなどに無意識のうちに口走る言葉②筋道の立たない言葉、たわごと、ですw

    まずタイトルからしてこれです。⇒ 「リベラルは左翼ではない、自由である」

    続く文章冒頭のところで、こんな感じです。 ⇒ 「世の中には頭の悪い人がいるもので、リベラルは左翼だと思っているらしい。マルクス主義を信奉する共産党は左翼だが、立憲民主党はリベラルであって、左翼ではない。」

    もう、お気付きだと思いますが、とんでもない「お馬鹿っぷり」冒頭から披露しちゃっていますね❤

    小林よしのり 3

    子供 笑う 女性

    そもそも「自由」という言葉は、一昨日にも書かせて頂いておりますが、幕末「西洋のliberty」を翻訳する際に当てはめられた言葉(古典中国語)であって、もともとの意味は、我儘放蕩(わがままほうとう)の意味です。

    「我儘」とは、他人や周囲などの都合や事情を考えずに自分勝手に振舞ったり発言したりすること「放蕩」とは、思うままに振る舞うこと。特に、酒や女遊びにふけること。また、そのさまという意味です。

    つまり、当時の日本人にとって「西洋のliberty」のイメージが、そんな感じだったわけです。

    で、そんな「西洋のliberty」から、西洋社会が近代へ入るにつれて、「リベラリズム」という言葉が生まれてくるわけですが、その根っこの部分には「キリスト教」の存在があります。

    つまり、「西洋のliberty」に由来する「リベラル」と「リベラリズム」というのは、根っこに「キリスト教」の影響が色濃く「神さま」に束縛された状態にあるわけです。「自虐的な人間」なんです。

    「科学革命」、「近代哲学」、「啓蒙主義」、これらが勃興していく時代、すなわち西洋社会が「近代」へと突入することで、キリスト教という信仰のうえで、人間に対する「絶対的な神の存在」が揺らぐ、つまり、何でもかんでも「神さまの言うとおり」(=教会の言うとおり)ではなく「自分たちで考えたって良いんじゃないの?」みたいな、「人間を主体」として考える流れが生じていくわけです。

    「人間を主体」として考える流れ、これが「個人を主体」として考える流れ、と理解されても良いと思います。まさに、現代に繋がっている考え方が、それです。

    つまり、好き勝手し放題の王さまに対する反発偉そうに権威ぶって蓄財を認めない教会(カトリック)に対する反発そこから生じたのが「リベラル」と「リベラリズム」なんです。

    ですので、キリスト教を受け入れなかった私たち日本人からすれば、まさに社会のルールなんて考えない「我儘放蕩(わがままほうとう)」にしか見えなかったわけです。

    そんな「リベラル」と「リベラリズム」の原点、それが、あの「フランス革命」です。

    バスティーユ襲撃
    バスティーユ襲撃

    「 自由、平等、友愛という「近代市民主義の原理」が掲げられていたなど、理想面ばかりが語られがちフランス革命ですが、実際はどのようなものだったのでしょうか。

     市民革命とは「市民という泥棒が王様を殺してその財産を奪うものだ」と日下先生が話されましたが、フランス革命がまさにそうだったのです。

     1789年バスティーユ牢獄襲撃からフランス革命は始まりました。

     食糧事情が悪化して不満がうっせきしたパリの市民たちが、武装蜂起しようとしてこの牢獄にある弾薬と武器を得ようとした事件です。これを拒否した司令官ロネーを広場に引きずり出して、殺して首を刎(は)ねています。その後、市長も射殺してやはり首を刎ね、彼らの首は槍の先に刺して誇示しました。


    フェルナン・メイソニナー所有のギロチン。実際にフランス領アルジェリアで死刑執行に使用されていた
    フェルナン・メイソニナー所有のギロチン。実際にフランス領アルジェリアで死刑執行に使用されていた

     その3カ月後にパリ市民は、王様やブルジョアだけが裕福な暮らしをしているのは許せないといってベルサイユに向かいます。いまでこそ、パリからベルサイユへは鉄道などで簡単に行けるようになっていますが、距離的には20キロほど離れています。当時は、いまより遠い場所という感覚が強かったはずです。そこを6時間かけて市民たちが歩いていったのがベルサイユ行進です。

    ヴェルサイユ宮殿(1668年)
    ヴェルサイユ宮殿(1668年)

     その後、ルイ16世らをパリに移り住まわせたと言われますが、宮殿になだれこんだ市民たちはそこで略奪行為を働き、ルイ16世を拉致したのです。そして、そのままパリへと連れて行き軟禁していたというのが本当のところです。ルイ16世3年以上拉致されていた末に、市民たちの目の前でギロチンで処刑されました。

    ルイ16世の処刑
    ルイ16世の処刑

     その後もまた、「王様の財産は誰のものなのか」という奪い合いが起きています。

     パリの市民たちは自分たちのものだといい、地方の王様の領民はそれに反発します。そうして仲間割れ派閥闘争が繰り返されて、そのなかでも多くの人たちがギロチンにかけられました

     権力を握った側が、そのたびに対立勢力を粛清していったのです。」


    詳しくはこちらをご参照❤

    市民革命とは「市民という泥棒が王様を殺してその財産を奪うもの」 ~ フランス革命

    日本人がつくる世界史 

    フランス革命の実態を知ると、あの国賊・民進党の分裂後の騒動が、「民進党の財産は誰のものなのか」という奪い合い仲間割れ派閥闘争といった様相になっているのと、そっくりなことが理解できるかと思います。

    ポイント 31

    以上を踏まえて、この「お馬鹿」が言っていること解説させて頂きますと、

    これ 女性

    小林よしのり

    ① リベラル = 自由

    ② リベラル ≠ 左翼

    ③ 左翼 = マルクス主義

    ④ 日本共産党 = 左翼 ≠ リベラル(自由)

    ⑤ 立憲民主党 = リベラル(自由) ≠ 左翼(=マルクス主義) 

    これが、この「お馬鹿」が主張している軸になっていますが、「自由」という言葉同様のもう一つのキーワードである「左翼」という言葉意味も確認しておきましょう。

    以下は、Wikipediaからの抜粋です。

    「 「左翼」「右翼」の語源フランス革命である。「左翼」という表現は、フランス革命期「(憲法制定)国民議会」(1789年7月9日 - 1791年9月30日)における1789年9月11日の会議において、「国王の法律拒否権」「一院制・二院制」の是非を巡り、議長席から見て議場右側に「国王拒否権あり・二院制(貴族院あり)」を主張する保守・穏健派が、左側「国王拒否権なし・一院制(貴族院なし)」を主張する共和・革新派が陣取ったことに端を発し、続く「立法議会」(1791年10月1日 - 1792年9月5日)においても、右側立憲君主派であるフイヤン派が陣取ったのに対して、左側に共和派や世俗主義などの急進派(ジャコバン派)が陣取ったに由来する。」

    御覧の通り、さきほどの③ 左翼 = マルクス主義にあったような、「マルクス主義」という言葉とはまったくの無関係であることが分かりますね❤

    ポイント 31

    それは当然のお話で、「フランス革命」は18世紀の出来事で、カール・マルクス19世紀に生まれたんですからw

    ここで、一つのトリックがあります。「共産主義」という概念は、実は、マルクス以前フランス革命以前から、既にあったもので、後の時代に、マルクスが発展させただけのことなんです。

    その代表的な人物の一人が、通称グラキュース・バブーフ、本名フランソワ・ノエル・バブーフです。

    フランソワ・ノエル・バブーフ
    フランソワ・ノエル・バブーフ

    以下は、Wikipediaからの抜粋です。

    「 フランソワ・ノエル・バブーフ(François Noël Babeuf, 1760年11月23日 – 1797年5月27日)は、フランスの革命家、思想家である。通称グラキュース・バブーフ(Gracchus Babeuf)。平等社会の実現を目指し、いわゆる「バブーフの陰謀」を企てたが失敗して刑死した。「独裁」という語を、現代の意味で初めて使った人物の一人である。

     1789年7月14日、パリ市民らがバスティーユを襲撃フランス革命が勃発した。『永久土地台帳』出版のためパリに赴いていたバブーフは革命の実態をつぶさに観察。むき出しになった市民の暴力性に不穏な臭いを嗅ぎ取るが、時代の激動を直感した彼は、すぐさま行動を開始。10月に帰郷した彼革命運動に参加以後繰り返し逮捕・拘禁される

     バブーフが企図した政府転覆計画は、革命が末期に差しかかった時期のものであり、また実行に移されることなく終わったため、歴史学者の多くは彼とその陰謀の意義をさほど重要視していない。これとは対照的に共産主義者らバブーフを高く評価した。“共産主義”と和訳される欧語はいずれもラテン語の“communis”に由来しているが、この言葉に“完全な平等”という意味を込め現在使われるような意味で共産主義の語の意味を確定した人物こそがバブーフであり、1793年にはバブーフ自身が「平等クラブ」を「コミュニストのクラブ」と言い換えている。バブーフ平等原理を第一の原理とした人物であり、バブーフ主義完全平等主義と呼び、さらにそれを共産主義と言い換える例が、1840年代に入り、他の諸文献にも見られるようになってくる。 このため、私有財産を否定した彼の思想は、後の共産主義者たちにより「共産主義の先駆」と位置付けられることとなる。」


    フランソワ・ノエル・バブーフが、現代でいう共産主義の先駆けの一人であることが御理解いただけたと思いますが、この時代の「市民革命」の延長線上、すなわち、「リベラル」「リベラリズム」の原点である「フランス革命」という「市民革命」の先に「マルクス主義」が出現するんです。

    重要なので、もう一度繰り返しますと、「リベラル」「リベラリズム」の出発点「フランス革命」という「市民革命」とすると、その延長線上に「マルクス主義」が存在しているんです。つまり、根っこが同じなんです。

    ポイント 女性

    「 日本のビジネスマン歴史感覚がない人がほとんどですが、世界を相手にビジネスをするなら、世界がどんなふうに動いてきたのかを知らないと損をします。誠意を尽くせばわかってくれるというものではありません。個人がしっかりしないと生き延びられない時代になってきていますからね。何もかも国が守ってくれるわけではありません。…

     (日本以外の国では)国民を守るようにいいながら負担を下に押しつけてきた。そんな国家なら、ないほうがいいということ出てきたのが無政府主義と共産主義です。そこにコミンテルン(ロシア共産党の呼びかけでつくられた各国共産主義政党の国際統一組織)がつけこんできて、天皇を倒せばいいと言った。

     コミンテルンは天皇陛下のもとで団結している日本が目障りで、こういう国家をなくそうとする運動でした…いまでも「国家」という言葉を使うだけで過剰に反応する人がいますよね。

     国家と言わない人たち「市民」という言葉が大好きなんです。でも、市民というのはどんな人でしたか?もともとは泥棒なんです。…

     王様を殺して王様の財産を盗んだんですから

     最初は、教会を潰して、教会が持っている財産をとりあげて、自分たちが金持ちになった。それで、お前らは暴徒だと言われたときに、「いや、市民だ」と

     わかりやすくいえば、それが市民革命なんです(清教徒革命アメリカ独立革命フランス革命など市民革命としてくくられる)。

     革命は、人の物を奪って分けようという運動です…市民革命ではそのあと結局王様の財産は誰のものかという内輪もめで、市民の側がぐずぐずになった。それで労働者が団結するマルクス主義が生まれました。」


    詳しくはこちらをご参照❤

    市民革命から生まれたもの

    日本人がつくる世界史 

    それでは、ここで、さきほどあった5つの主張の軸を、正しく修正していきましょう。

    「西洋のliberty」から由来する「自由」という言葉の意味は、我儘放蕩(わがままほうとう)ですから、

    ① リベラル = 我儘放蕩

    「リベラル」や「リベラリズム」「共産主義」や「マルクス主義」といったものは、暴力によって体制転覆を目指す「市民革命」から生じた一連の流れにあります。その根底にあるのは、「キリスト教的な考え方」による束縛から逃れたい、まさに自由になりたいといったような、この「宗教的な側面」があることを理解しておく必要があります。

    で、「リベラル」も「マルクス主義」も同じ範疇に入りますので、

    ② リベラル = 左翼

    ③ 左翼 = マルクス主義

    ④ 日本共産党 = 左翼 = リベラル

    ⑤ 立憲民主党 = リベラル = 左翼(=マルクス主義) 

    現代においては、「左翼」「右翼」という言葉は、国によって立ち位置が異なってきますので注意が必要ですが、私たち日本の状況において「左翼」とは、急進的革新的、また、革命的政治勢力や人を指し社会主義的共産主義的傾向の人や団体を指しています。

    そして、本文に戻って頂くと分かるかと思いますが、「リベラル」はかつて「左翼リベラル」と呼ばれていたんです。

    左翼リベラル 1

    そして、ソ連が崩壊したことで、左翼リベラルの「左翼」部分が根拠を失い解体旧来の革命思想に自信を失っていて、自分たちが左翼と呼ばれることを今のリベラルが嫌がる、と書かれていますが、見事にその馬脚を現しているのが小林よしのりの書いた文章なんです。

    これ 女性

    小林よしのり 2
    リベラルは左翼ではない、自由である

    小林よしのり 3

    女性 笑い 笑う



    続きは次回に♥




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