日本が大好きだったミヒャエル・エンデ

    ハノーファー、ミヒャエル・エンデ広場にあるモモの像。Ulrike Enders作。
    ハノーファー、ミヒャエル・エンデ広場にあるモモの像。Ulrike Enders作。

    『モモ』(Momo)は、ドイツの作家ミヒャエル・エンデによる児童文学作品。1973年刊。1974年にドイツ児童文学賞を受賞した。各国で翻訳されている。特に日本では根強い人気があり、日本での発行部数は本国ドイツに次ぐ

    1986年に西ドイツ・イタリア制作により映画化された。映画にはエンデ自身が本人役で出演した。








    戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。

    そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。

    私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、

    客観的に情勢を判断する必要があります。

    それでは、この書物を見ていきましょう!




    『 数年前のある晩秋の夕暮れ、ミュンヘン市内にある墓地を独りさまよい歩いたことがある。
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    ガイドブックの取材で【ミヒャエル・エンデ】のお墓を撮影しにいったのだが、いったい広大な墓地のどこに彼のお墓があるのかわからない。鬱蒼(うっそう)と木の茂る静まりかえった墓地で行き交う2、3人のドイツ人に尋ねても要領をえない。

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    ミヒャエル・エンデ

     とっぷり日が暮れて帰ろうとしたとき、ひとりの婦人とすれちがった。恐る恐るダメもとで

    「こんばんは、ミヒャエル・エンデのお墓をご存じですか?」

    と声をかけると、

    「ほらそこよ」

    と足元を指さした。見ると闇のなかに、ひっそりと本を広げた形の青銅の墓碑がある。携帯電話の灯(あかり)で照らすと、確かにエンデの名前と生・没年月日が刻まれていた。
    エンデ お墓

     『モモ』『はてしない物語』ベストセラーとなり、【世界を代表する児童文学作家】になったミヒャエル・エンデ実は【日本びいき】だった。

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    「 ミヒャエル・エンデが贈る、時間どろぼうと風変わりな女の子の物語である。文章のみならず、モノクロの挿絵までもエンデ自身が手がけた本書は、1974年にドイツ児童文学賞を受賞。小学5、6年生以上から大人まで幅広い年代の人たちが楽しめる、空想力に富んだ小説だ。

    円形劇場の廃墟に住みついた、もじゃもじゃ頭で粗末な身なりをした不思議な少女モモ。黙って話を聞くだけで、人の心を溶かし悩みを解消させる能力を持った彼女のまわりには、いつもたくさんの大人や子どもたちが集まっていた。しかし「時間」を人間に倹約させることにより、世界中の余分な「時間」を独占しようとする「灰色の男たち」の出現により、町じゅうの人々はとりとめのないお喋りや、ゆとりのある生活を次第に失っていく。

    本書は、時間どろぼうである「灰色の男たち」とモモの対決というスリルあふれる展開を通して、1分1秒と時間に追われる現代社会へ、警鐘を鳴らしている。たとえば、モモの友だちだったニノが「スピード料理」の店を始め、大繁盛しているせいで他人とわずかな世間話をする暇もないというように、時間を盗まれた人たちは、現代の私たちの姿そのものとして描かれている。昨今、モモのように際限のない時間の中で、空想をめぐらせ楽しむ生活はほとんど忘れられている。子どもばかりでなく、忙しい大人たちにも夢見ることの大切さを教えてくれる本だ。」

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     1929年、エンデは南ドイツのバイエルン州に生まれた。幼い頃の特筆すべき思い出に、親友が肺炎で亡くなる悲しい出来事があった。

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    エンデは【8歳でこの世を去った太っちょの茶髪の友人】を生涯忘れなかったという。

     少年時代のエンデは、どちらかといえば出来の悪い生徒だった。ギムナジウム(日本の中学・高校に相当)の一年生のときに落第し、思い余って川に身を投げようとしたこともある。

     また、16歳のときに届いた召集令状を破り捨てて逃亡し、反ナチス運動に走ったのは、ナチスに協力しなかったことで「退廃芸術家」の烙印を押されたシュルレアリスムの画家の父を見て育ったからかも知れない。

     そんなエンデがはじめて日本とかかわりをもったのは、18歳のときのことだ。演劇に夢中だった彼は、戯曲に挑戦。処女作『時は迫る』は、ヒロシマに捧げたものだった。

     その後30歳のときに書いたラジオドラマは、ラフカディオ・ハーンの怪談『牡丹灯籠(ぼたんとうろう)』のドイツ語訳をもとにしたものだというから、潜在的に日本に惹かれるものがあったようだ。だが、残念ながらこのラジオドラマは不採用となった。

    小泉八雲(パトリック・ラフカディオ・ハーン )
    小泉八雲(パトリック・ラフカディオ・ハーン )

     1974年『モモ』ドイツ児童文学賞を受賞したエンデは、それから3年後日本を初訪問する。このとき歌舞伎や能を鑑賞したり、禅宗の僧と対談したりしている。以前から禅に感心をもっていた彼は、

    「もちろん、どれだけ理解しているか自信はありません。しかし、もし【『モモ』の中に、私と禅との関わりの跡】を見つけ出してくださったなら、それは私にとって大変な喜びであり、また名誉でもあります」

    と話している。

     また、ミヒャエル・エンデの名不動にした『はてしない物語』は、【『ネバーエンディング・ストーリー』】(日本では1985年公開)というタイトルで映画化され話題となった。



    しかし【全体的に映画は彼のイメージと違っていた】うえ、特に【原作にない最後のシーン】をめぐって、【エンデはその部分をカットするよう告訴】に踏み切った。

    驚き顔

     というのは、主人公デブでのろまのバスチアンが、ファンタージエン(空想の世界)竜ファルコン(原作では「幸いの竜フッフール」)に乗って、現実世界のいじめっ子に仕返しするところが、どうしても許せなかったのだ。

    ポイント 女性

     エンデがイメージしていたのは東洋風の竜で、映画に出てくるのは可愛らしい犬のような顔つきをしていたこともあるが、なにより【ストーリー自体が彼の考え方にそぐわなかった】。そして、【バスチアンは子どもの頃に病死した親友に重ね合わせた役柄だったからこそ、強いこだわりがあった】に違いない。』

    日の丸

    いかがでしょうか?

    以前にも、ご紹介をさせて頂いておりますが、このミヒャエル・エンデは、単なる児童文学作家ではありません

    恐らくは、多くの方々が、解っているようで実はよく解っていない「お金の本質」、それを見抜いた人物なんです♥

    ポイント 女性

    「 1989年、西ドイツ・ミュンヘンで、初めてエンデと会った印象強烈でした。

     エンデに、NHKスペシャル『アインシュタイン・ロマン』の案内役を引き受けてもらうための出会いでした。取材をはじめると、エンデはあっさりと、アインシュタイン神話を否定しはじめました。私たちは、一人で相対性理論を発見したアインシュタインを憧れのスーパースターだと考えていました。そこでエンデに同意を求めました。

    「アインシュタインが原爆投下を知って『オーヴェー(ああ悲しい!)』と叫んだのは、悲痛な怒りの言葉ですね」

    と。

     しかし、エンデはこう答えたのです。

     「そうかもしれませんが、ドイツ人は財布を落としたときにも『オーヴェー』と言いますからね」

    アインシュタイン

     特殊相対性理論が核エネルギーを予言し、アインシュタイン自身が核兵器開発を進めるルーズベルトへの手紙にサインした事への強烈な皮肉でした。

     「科学技術何をしてもいいのではなく、その結果に対する責任がある」。

     これがエンデの姿勢でした。最初は戸惑いましたが、常識はまず疑ってみるというエンデらしい発言だと感じるようになりました。 

     その時、エンデが本当に考えていたのは『お金の正体』でした。そこで見えたことはお金が常に成長を強制する存在であることです。科学とお金は共通点があります。現状に満足することがなく『科学は進歩』を、『お金(資本)は成長』を追い求める点です。それが誰も疑わない現代の神話です。」


    詳しくはこちらをご参照♥

    メディアが報じる「バブル」のウソ♥



    ここで、「お金が常に成長を強制する」と書かれていますが、そこに2つの大切なポイントがあります♥

    まず、ひとつ目が、「おカネ」「有限ではなく」かつ「永遠の命」を持っている点です♥

    ポイント 女性 お金

    「 経済ヒト、モノ、カネが市場や情報を通じて流動する生き物であるとよく言われます。ヒトがモノやカネを動かし雇用が生まれ、私たちの生活もその上に成り立っています。モノは地球上の限られた資源や環境です。ヒトもモノも自然界に所属する有限の存在です。

     しかし、肝心のカネは、紙に印刷したり、コンピューターで取り引きされる数字として人間が作り出したものです。自然の実在から遠い存在(バーチャル)なので、時間とともに増え永遠に価値を持つことができるのです。」


    詳しくはこちらをご参照♥

    「お金」は永遠の命♥

     

    つまり、経済を構成している「ヒト」や「モノ」は、いつかは無くなってしまう「有限の存在」であるのに対して「おカネ」は、いつまで経っても無くならない「永遠の存在」で、いくらでも産み出すことができる「無限の存在」ということです♥

    対等の関係にない非常にアンバランスな関係なんです♥

    ポイント 23

    では、「おカネ」が存在しなければどうなるのでしょうか?

    悩む女の子2

    「 お金の問題を考えてみるときお金が存在しない状態をまず想像する必要がありますお金がない世界でのモノの貸し借りという異なった時点にわたって取引が維持される契約関係を例に考えています。

     そこでは…(モノをたくさん保持する人は)実は不利な立場に置かれています。それはモノにはそれぞれに特有な減価率があるからです。時の経過のなかで傷んでいくわけです。

     どのようなモノも、ごく少数の例外を除いて、それぞれに特有な率で劣化していきます

     例えば新聞売り子の持つ新聞のように翌日になれば無価値になってしまうような傷みが早いものもあれば、耐久消費財のように息の長いものもありますが、いずれも劣化し傷み、という具合に老化します。

     これに加えて保管の費用やら、モノの保有にはお金に比べてコストがかかります

     ですから、もしこれを借りてくれる人がいればモノの減価分に保管費用を足した分を貸し付けた量から控除した量が返済されても何の損もありません。それはちょうど自分が保有していてもそうなるのですから。もし、少しでもそれを上回る取引ができれば儲けものというものです。」


    詳しくはこちらをご参照♥

    「お金」が無い世界♥



    イメージできましたでしょうか?

    モノ「減価・劣化」「保管・保有のコスト」がイメージできますと、「おカネ」の本質が見えてきます♥

    ポイント 21

    そして、ふたつ目のポイントが、「おカネ」は「借金」、という点です♥

    「(余剰のモノを保有する人は、お金が存在しない場合には、不利な立場であるが…)

     しかしお金が介在してくるとつまり貨幣供給者が登場すると事情は一変します。プラスの利子が成立してしまうのです。お金はいつまでもっていても減りはしません。お金が金や銀であったころもいまも、金や銀、紙券が錆びついて値打ちが減るということもありませんでした…お金を持っている人間はお金をもちつづけても費用がかかりません

     例えば、農民は種をまくのを延期できません。ですから、種をまく資金を借りるのを急かされることになります。これでは、取引をしようにも、立場が違いすぎます。片方は、自分に有利になるまでいつまでも待てるわけですから。もう片方はとにかく急かされています。貨幣供給者が農民に金を貸す場合は、利子を請求します。いやだとは言えません。とにかく資金がいま要るのですから。そうして農民はこの資金の借り入れる際の利子という費用を自分がつくった穀物を売るときにその価格に乗せなければならなくなります。この穀物をパン屋が仕入れたとすれば、穀物の値段に入っている利息の分は当然、パン屋の売るパンの値段にも入っていきます。結局貨幣供給者があげる利益社会が負担することになります。働きもしないのに貨幣供給者の利益増えていくのです…

     貨幣供給者の最たるもの銀行です。bankの語源を尋ねると、ゲゼルが指摘しているのですが、安楽椅子という意味を見いだせます。ふつうの金融経済学者は、bankの語源についてイタリア語のbancoまでしかたどりつきません。banco、つまり記帳台がその語源だというのです。しかし、これをもっとさかのぼりますと、古ゲルマン語のbankiに突きあたるというのです。bankiはゲルマン民族がその住居の周りにめぐらした防塁を指します。それが住人の安寧を保証したのと、その形状の類似から「安楽椅子」という語義が生まれたようです…
     
     銀行はお金を扱います。お金は、もっていても劣化しません。取引でお金をもつほうはもちつづける余裕を常にもっています。取引で自分が有利になるまでもちつづけることができますお金をもつ者「安楽椅子」に座るがごとく待っていればいいのです。ここにお金の力の根源がありますが、銀行はそれをもっているのでBANKといわれるのです。」


    詳しくはこちらをご参照♥

    BANKの語源♥



    「おカネ」「借金」、つまり「おカネ=借金」ということも、理解されていない方々が多いように思われます。

    「おカネ=借金」なのですから、「借金」を減らせば、みんなが持っている「おカネ」も減っていくんです♥

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    日本経済新聞 風見鶏 政治部次長 高橋哲史 2014年11月23日

    例えば、政府債務を「増税」によって「削減」しようとすれば、みんなが持っている「おカネ」が減るんです♥

    しかも、日本経済新聞の記者でさえ、そんな基本的な事が理解できていないんです♥ 「ニッケイを本気で読んだら、バカになる」って言われている所以です♥

    詳しくはこちらをご参照♥

    国の借金1000兆円♥










    続きは次回に♥




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    Category: 日本
    Published on: Tue,  20 2016 00:01
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    1 Comments

    YHB編集企画/小島南海雄  

    モモの像

    初めまして。
    突然のご連絡で失礼いたします。
    出版企画会社で本の編集をやっております。

    今回高校英語教科書の一単元で『モモ』を取り上げることなり、
    その先生用指導書資料として、モモの像の掲載を考えております。
    これが非常に難しく、唯一の発見ともいえるのが貴方のブログでした。
    そのデータをお借りいたしたくお伺いいたしました。

    なお掲載するのは、新興出版社啓林館刊行の文部科学省検定教科書
    「Revised ELEMENTⅡ」の教師用教授資料の、
    「Revised ELEMENT English CommunicationⅡ
    Teacher’s Manual ③補充資料集」になります。
    なお、掲載にあたりましては薄謝(5,000円・税込)を
    差し上げます。

    可否につきまして,

    n-kojima@yhb.co.jp

    あてご連絡をいただければ幸いです。
    よろしくお願い申し上げます。







    2017/11/02 (Thu) 12:52 | REPLY |   

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