フランスに伝わる妖精 メリュジーヌ ~ 日本神話のスゴイところ

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    メリュジーヌ(メリュジーナとも。仏: Melusine)は、フランスの伝承に登場する蛇女で、一種の異類婚姻譚の女主人公上半身は中世の衣装をまとった美女の姿だが下半身は蛇の姿で、背中にはドラゴンの翼が付いているとも言われている。ドラゴンメイドやマーメイドの伝承とも結び付けられて考えられることもある

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    戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。

    そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。

    私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、

    客観的に情勢を判断する必要があります。

    それでは、この書物を見ていきましょう!




    『 それなら、【日本の独自性】をなしているものは、何でしょうか

    悩む女の子2

    この問いに答えるのに、日本の神話一つの挿話を検討することが、私を助けてくれるのではないかと思います。

    悩む女の子2

    1986年に、私は【九州の東海岸で、幼少のウガヤフキアエズノミコトが母方叔母に育てられたと神話が語っている洞窟】を見学する機会がありました。ミコトはのちにこの叔母を娶り【神武天皇が生まれる】のです。

    神武東征
    神武東征

     こういった事例は、【インドネシアやアメリカ大陸の神話でも、同様の脈絡(コンテキスト)のなかで物語られています】

    驚き顔

    けれども【注目すべきは、日本版が最も豊かだということ】ですが、それは二つの意味においてです。

    悩む女の子2

    まず、【日本版だけが物語を完全な形で収めています】

    ポイント 女性

    相補う役割を持つ二人の兄弟が登場し、さらに失われたものというモチーフがあり、持ち主はその返却を求めます。そしてが訪ねる海の王もしくは神のエピソードは、弟がなくした釣針を見つけて返してくれるだけでなく、自分の娘娶らせます出産のとき、竜に姿を変えている妻を見るなという禁忌があり、これを破った夫のもとを妻は去って戻らないのです。最後の部分は、ヨーロッパに類似したものがあります

    竜の翼を備えた姿で描かれたメリュジーヌ。
    竜の翼を備えた姿で描かれたメリュジーヌ

    14世紀のある物語によると、妖精メリュジーヌは人間の男と結婚しますが、彼女が半人半蛇であることを夫が知ったため姿を消すのです。しかし彼女は息子を残し、その子孫がのちに母方の大叔母を娶るのです。

    クードレットによる『メリュジーヌ物語』で描かれた、入浴中のメリュジーヌと覗き見るレイモン(レモンダン)
    クードレットによる『メリュジーヌ物語』で描かれた、入浴中のメリュジーヌと覗き見るレイモン(レモンダン)

    日本版では、海神の娘が産んだ息子母方の叔母を娶ります南アメリカの神話の一つでは、釣針が盗まれる話に、叔母――ここでは父方の叔母になっていますが――との近親婚の物語が続いていて、やはり興味深いことです。しかし、【インドネシアやヨーロッパや南北アメリカでは、物語は断片的ですし、完全に一致してはいません】

    ポイント 女性

     最も豊か【日本版は、より厳密に構成されています】

    ポイント 女性

    『古事記』と『日本書紀』の記述をたどりますと、この神話の物語は、まず生と死という主要な対立を提示し、その後、人間の生命を短縮するという一つの仲介項を導き入れて、その対立を中和することがわかります。

    伊耶那岐神と伊耶那美神
    伊耶那岐神と伊耶那美神

    次に、生あるものの範疇のなかにもう一つの対立が現れます。今度は二人の兄弟、時間軸の上で、それぞれ年長と年少という対立です。

    山幸彦 海幸彦
    海幸彦と山幸彦 

    そして空間軸――役割という軸でもありますが――においては、一方は狩りに、もう一方は釣りにという、山と海に結び合わされた二つの活動に従事するのです。弟の発案で、二人の兄弟は彼らの道具、釣針と弓矢を取りかえることによって役割の対立を中和しようと試みます彼らは失敗するのですが、他ならぬこの失敗から、かりそめの成功が導かれます。

     兄弟の一人[ヒコホホデミノミコト]と、海の王女[トヨタマヒメ]結婚が続くかぎり、陸と海の空間的対立乗り越えられるように思われます。一人の男性が二つの役割を持てないのと同様に、女性も自分の二重性を見せてしまえば罰を受けるのです。仲介のために支払うべき代価はあまりに大きく、夫婦は別れ空間の対立は修復不可能になってしまいます。そのことを『日本書紀』は、この海と陸が分離する挿話の締めくくりで、次のように明確に語っています

    「此(これ)、海陸相通はざる縁(ことのもと)なり」

    日本島国としての特性は、陸と海のあいだのこの対立、そしてそれを乗り越えようとする人間に課せられた絶えることのない努力と、ある意味で切り離せないのではないでしょうか。

     分析を仕上げましょう。一連の出来事の初めに、人間の寿命を短くすることが、生と死という時間の次元から生まれる二律背反に、一つの解決をもたらします。そして終わりには、空間の次元の陸と海という二律背反に解決が与えられるのですが、これはどっちつかずの解決です。海の王を訪ねて戻った主人公は、潮の干満を支配できるようになるのですが、潮の満ち引きという現象は、ある時は海に対して陸に、ある時は陸に対して海に優位を与えるものです。けれどもそれは周期的なリズムに従うのですから、ふたたび時間の次元に属することになります。このようにして円環が閉じます。なぜなら、これら宇宙規模の対立が解決した結果である神武天皇の誕生とともに、少なくとも『日本書紀』の著者たちの考えでは、人々は神話から出て歴史に入るからです。』

    日の丸

    いかがでしょうか?

    恐らくですが、日本の神話をご存知の方であれば、「なるほど!」と著者の指摘に驚かれたことではないでしょうか?

    逆に、日本の神話をあまりよく知らない方であれば、著者が何を言っているのかが、ちっとも理解できないのではないかと思います♥

    そこで、今回は、著者の記述にある日本の神話を、現在も伝わる、その伝承地のご紹介を交えながら、ご一緒に見て参りましょう♥

    そして、その後、上にご紹介させて頂きました著者の記されていることを、もう一度読んで頂きたいんです♥ きっと、新しい発見があると思います♥

    まず、初めて日本の神話に触れるのであれば、こちらの書物非常にお勧めです♥ とっても分かりやすく解説がなされています。

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    私たち日本の神話は、「天地開闢(てんちかいびゃく)」から始まっています♥

    『日本書紀』の冒頭では、このように記されています。

    「古(いにしえ)に天地未だ剖(わか)れず、陰陽分れざりしとき……」

    現代から、およそ3億年前(ペルム紀)の地球上には、一つの巨大な大陸が存在していたと考えられています。それが、「パンゲア大陸」です♥

    パンゲア大陸の分裂
    パンゲア大陸

    そして長い年月を経て、分裂、あるいは衝突し、やがて現在に見られるような姿に変わっていきました。

    パンゲア大陸の分裂
    パンゲア大陸の分裂

    私たちに日本列島の形成も同様で、分裂や衝突、隆起によって、現在の姿となりました。昨日の記事の冒頭で、関連動画をご紹介しておりますので、そちらもご参照ください♥

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    『古事記』によると、まず、天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)が成られます。これが、私たち日本の神話に最初に出てくる神様です♥

    天之御中主神に続き、性別の区別のない(=独り神)神々が成られ、その五柱の神「別天津神(ことあまつがみ)」と呼びます♥

    そのあとも、神々が成り、「神世七代(かみよのななよ)」の最後に、ヒトの姿をした、伊耶那岐神(いざなきのかみ)伊耶那美神(いざなみのかみ)が成られます。

    天地開闢(古事記による) 伊耶那岐神と伊耶那美神

    この二柱の神が、日本列島を生みだしていきます。それが「国生み」です♥

    大切なポイントですが、ここまで何十という神々が、伊耶那岐神(いざなきのかみ)伊耶那美神(いざなみのかみ)二柱の神から生まれています

    ポイント 女性

    そして、最後に「火の神」をお生みになられるときに、伊耶那美神(いざなみのかみ)は負傷し、お亡くなりになります

    で、このあと著者が述べていた「生と死という主要な対立を提示し、その後、人間の生命を短縮するという一つの仲介項を導き入れて、その対立を中和する」、この部分に該当するお話へと続きます。

    「 伊邪那岐と伊邪那美が生まれ、この二柱の神は島をつくります。ここに日本という国の誕生が明確になります。伊邪那岐と伊邪那美の二柱の神はこの島に降り立ち、最初は失敗するのですが、次々と島をつくっていきます。山もつくりました。川もつくりました。
     次に伊邪那美は火の神を産みます。しかしそのとき、炎に焼かれて火傷し、死んでしまいました。伊邪那岐は愛する妻を探して黄泉の国に下っていき、そこで醜い姿になった伊邪那美を見て驚きます。醜い姿を見られた伊邪那美は腹を立て、伊邪那岐に向かって「一日千人の人間を殺す」といい、伊邪那岐は、「それなら一日千五百人増やす」と答え、逃げ帰ってきます。これは日本人が増えてきたことの説明になります。

     それにしても、神といえば「全知全能」などといい、絶対的な存在と考えがちです。しかし、日本の神話に出てくる神々は島をつくるのに失敗したり、火傷を負って死んでしまったり、死んだ姿を見て驚いて逃げ出したり、なんとも人間的です。これは日本民族が神を身近に感じていたことの現れです。」


    詳しくはこちらをご参照♥

    神さまは「全知全能」ではありません



    で、黄泉の国から逃げるようにして戻られた伊耶那岐神(いざなきのかみ)は、その身の穢(けが)れを清められます。そして、そのとき、男神である伊耶那岐神(いざなきのかみ)から、次々と神が生まれます

    伊耶那岐神(いざなきのかみ)左目から天照大神(あまてらすおおみかみ)右目から月読命(つくよみのみこと)から須佐之男命(すさのおのみこと)が生まれたんです♥

    ポイント 女性


    宮城県神社庁 日本の神話~国生み神生み



    この伝承地が、いまでも残っています。

    『古事記』は、こう伝えています♥

    「笠紫(つくし)の日向(ひむか)の橘小門(たちばなのおど/河口の意味)の阿波岐原(あわぎはら)に御出ましになり、禊祓(みそぎはらい)をなさいました」

    笠紫(筑紫)、つまり九州の、日向、つまり宮崎県の、阿波岐原で禊祓(みそぎはらい)をなされたと。。。

    みそぎ池

    みそぎ池 1
    みそぎ池(御池)

    そして、伊耶那岐神(いざなきのかみ)伊耶那美神(いざなみのかみ)二柱の神が祀られている古社が、パワースポットの「江田神社」です♥ ちなみに、住所は「宮崎県宮崎市阿波岐原町字産母127」です♥

    江田神社
    江田神社

    宮崎市観光協会HP

    このあと、様々な挿話が続きます♥







    宮城県神社庁 日本の神話~国生み神生み

    このあと、有名な「国譲り」の物語となります♥ そして、「天孫降臨」へと続きます♥

    天孫降臨

    こちらもご参照♥

    国譲り物語

    斎庭の稲穂 神々も働いておられる日本





    宮城県神社庁 日本の神話~国生み神生み

    この「天孫降臨」史実である可能性を示す発見が、次々となされてきています♥

    詳しくはこちらをご参照♥

    関東風の遺跡が九州に存在するナゾ ~  西日本最大級・宮崎県の「本野原遺跡」

    世界で生産されているマメ、そのほとんどが「アレ」です ~ 神話へつながる縄文時代の「農耕」





    長くなりましたので、本日はこれまで♥


    続きは次回に♥




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    Category: 日本神話
    Published on: Wed,  11 2016 00:00
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